四季の森ニュース
初夏の白い花
- 更新日2022年05月14日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、朝早くはまだ雨が降っていたものの、
通勤時間帯には上がって、徐々に天気が回復すると思われたのですが、
午前中は不安定な天候が続き雨が降ったり止んだりしていました。
気温は朝から高く、寒さは全く感じませんでした。
こけもも平の今朝の最低気温は13.1度(6時)でした。
今朝の八ヶ岳 霧に包まれていた山がちょうど見え始めた時間帯でした
八ヶ岳の新緑ラインも上がっています。
入笠山方面には大量の雲が・・・
富士山は少しだけ顔を覗かせていました
通勤途上では、
深山地区環境保全林のヤマツツジがかなり見頃になってきました。
雨上がりは木々の緑も瑞々しいです
まるやち湖 緑が日に日に濃くなっています
八ヶ岳自然文化園内のヤマツツジも咲き始めているようです
園の入口では、ライラックが咲いていました
しらかば平寄りの入口付近のズミが満開になっています。
今日の別荘地の様子です。
からまつ平F・G区画
からまつ平A区画
エゾノコリンゴ
画像には写っていないのですが、ズミと同じようにつぼみが淡いピンク色をしています
しらかば平R区画 画像右側の白い花はズミです
ムラサキケマン
クサノオウ
しらかば平V・W区画 左の木はウワミズザクラです
まだつぼみもたくさんあるので満開が楽しみです
こけもも平6・7・8区画 右側に咲いているのはヤマザクラです
こけもも平1・4区画
エゾノコリンゴ(共用道路)
別荘地内でもいよいよズミやエゾノコリンゴが咲き始めています。
エゾノコリンゴは別名をヒロハオオズミといいい「ズミ」という名前がある通り、
バラ科リンゴ属でズミの仲間になるので、つぼみも花もよく似ていますが、
木の状態などじっくり見ると違いが判ります。
春は黄色の花が多いのですが、初夏からは白い花が多くなっていきます。
春はまだ葉を出していない木が多く、初夏になると葉を茂らせた木は徐々に緑を濃くしていきます。
こうした濃い緑色の森の中で目立つのは、白色ということなんでしょうね。
白い花には、アントシアニンやカロテノイドなどの赤や黄色の色素は含まれていません。
また、白色の色素が含まれているわけでもありません。
白い花に含まれている色素は、フラボンやフラボノールといったものになりますが、
これらの色素は、ほとんどが無色透明なのです。
ではどうして白く見えるのかといいますと、
花弁に含まれている小さな空気の泡(気泡)が光を反射することで、白く見えるのだそうです。
これは、波しぶきや石鹸の泡が白くみえるのと同じ現象です。
白い花びらを手で強くおしてみると、気泡が追い出され、透明になるのがわかります。
皆さんもためしてみて下さい。
今日は別荘地内(しらかば平)でシカを見つけました。
多頭いたのですが、ヤブの中ですとお尻の白い毛しか見えません。
こっちを見て警戒中です。 そろそろ換毛期のようですね。
午後は、まだ雲が多いものの日も差すようになってきました。
湿度が高いので、日差しがあるともわっとした空気が広がります。
販売管理センター 22℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 18℃ 15:20現在
明日は晴天が期待できそうです。
今日のセンター
コノテガシワの花(センター入口)