四季の森ニュース
アヤメ街道
- 更新日2022年05月28日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から晴れていましたが風が強く吹いていました。
気温は、こけもも平で1ケタ台まで下がりましたが、
時間とともに高くなり、湿度も低く過ごしやすくなっています。
今朝の八ヶ岳
晴れて山頂は見えているのですが、雲が多く広がっていました。
入笠山方面 新緑ラインも山頂まで達したようです
富士山
さて、今朝は立沢大規模水田地帯を少し下がったところにある
富士見町立沢南原地区のアヤメを撮影しました。
5月23日のニュースでもご紹介したのですが、まだ見頃ではなかったので再チャレンジです。
ちょうど見頃になっています。
県道中新田富士見線の入口から500mほど続くアヤメ街道ですが、
集落の方々が15年以上かけて育ててきたそうです。
色とりどりの花も素敵ですが、こうして同じ色の花が揃って咲いているのも美しいですね。
菖蒲(アヤメ)色というのは明るい赤みがかった紫色を指しますが、
このアヤメは赤みの少ない青紫色で、りんとして日本人に好まれる立ち姿のような気がします。
今日は雲が多めでしたが、八ヶ岳をバックに撮影もできます。
お出掛けのついでにご覧ください。
さて、昨日のニュースにも画像を掲載したのですが、
別荘地内で、新緑の枝に乾いた実のようなものがついている木が見られます。
ハンノキと昨日は記載していますが、ヤマハンノキまたはケヤマハンノキだと思われます。
実は、春先に他の場所で雄花を撮影して、葉がなかったため樹種がわからず、放置していました。
昨日この木を撮影したところ、同じような実がついていたので判明しました。
4月12日撮影
同じ実がついています。
シラカバと同じハンノキ科なので、シラカバの花と同じように雄花が垂れ下がって咲いています。
ヤマハンノキかケヤマハンノキかは定かでありませんので、今回はハンノキとしてご紹介します。
ハンノキは、カバノキ科ハンノキ属の落葉高木です。
「水辺の旅人」と形容されるほど、湿地を好む樹木です。
春も早いうちから雄花が咲き始め、続いて赤紫色の地小さな雌花が咲いていきます。
この雄花が出す花粉はアレルギーの原因にもなっていているようです。
松ぼっくりのように見える黒い実のようなものは、昨年の球果でほぼ1年中見られ、
この球果を使ってリースなども作られるようです。
山地で見られるのがヤマハンノキ、若枝や花序に毛が多いのはケヤマハンノキです。
現在は花は落ちて、葉が出ています。
球果の中の種は、マヒワやカワラヒワ、ヒガラなどが好んで食べるそうです。
皆様も別荘地内で乾いた球果のついた木を探してみて下さい。
今日は晴れていたので、ご近所のヒトツバタゴをデジカメ撮影してみました。
満開です。
青空に白い花が映えます
周辺には、
シラン
フランスギクが群生していました
今朝のまるやち湖
駐車場から見える森の木(真ん中)はミズキですが、
花が咲き始めていました。
そろそろ別荘地内でも見られますね。
センターでは、
レンゲツツジが咲き始めています。
キンポウゲ 花の周りに落ちているのはハンノキではなくシラカバの雄花です
「からまつの小径」でも草花を撮影しようと散策路に入ってみたのですが、
エゾムラサキ(ワスレナグサ属)とカキドオシ
入口付近から少し入ると、鳥の警戒したさえずりが聞こえてきて、
ホオジロが私の周りを飛び回っていました。
どうやら巣が近くにあって警戒していたようです。
あわてて撮影したのでピンボケですみません。
撮影はこれで終了しました(笑)。
午後も晴れは続いて、清々しい陽気で、
気温も暑くもなく寒くもなく過ごしやすい日中です。
販売管理センター 23℃ 15:40現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 17.6℃ 15:30現在
明日も晴れますが、気温は上がって暑くなりそうです。
雨の心配がないのが嬉しいですね。
今日のセンター
花壇でイベリスが咲き始めました