四季の森ニュース
シジュウカラの巣立ち
- 更新日2022年06月05日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、朝雲が出て雨が少し降ったようです。
そのまま曇りが続くのかと思っていたのですが、
9時前頃からは青空が広がり日も差すようになり暖かくなっています。
今朝の八ヶ岳 今朝は本郷小学校付近からの撮影です
周辺の水田はほとんど田植えが終わりました。
入笠山方面
今日は富士山や北アルプスの眺望はなかったのですが、
手前の牧草地では、牧草が刈り取られ、牧草ロールが出来上がっていました。
この牧草ロールは、正式名称を「ロールベールラップサイロ」というそうです。
牧草は生でも牛のエサになりますが、冬場は牧草が育ちませんし、
厩舎飼育などでは牧草を長期保存する必要があります。
刈り取ってそのままにしてしまうと雑菌が繁殖し牧草は腐敗してしまうため、
空気に触れず嫌気性菌(けんきせいきん)による発酵をさせるためこうしてラッピングをしているのです。
そうすることで、牧草は乳酸などにより酸性になり腐敗せず、長期保存が可能になるそうです。
また牛にとっても栄養価が上がって一石二鳥なのだとか。
昔はこの工程を塔型サイロで行っていて、サイロは牧場のシンボルのような存在でしたが、
今ではほとんど見られなくなりました。
さて、数日前になりますが、
スタッフが「カメラ、カメラ」というので、
慌てて外に出てみると、木の枝には、
シジュウカラの幼鳥がとまっていました。
春先に立場林道とセンターの間の林の中に巣箱を設置したところ、
早速シジュウカラが巣作りを始めました。
しばらくすると、親鳥がせっせとエサを運ぶ姿が見られたので、
子育てしているのかと期待をしていたものの、葉が茂って観察できなくなっていました。
もうこんなに大きく成長していたんですね。
上は親鳥で、下の2羽が幼鳥です。
まだムクムクで可愛らしいですね。
細い枝にとまってバランスを崩したり、まだ巣立ったばかりのようです。
画像には2羽しか写っていませんが、観察すると3羽いるようでした。
まだ、しばらくは親からエサをもらいながら過ごすのだと思います。
あちこちの巣箱で巣立ちが始まっているんでしょうね。
一人前に育って冬になったらセンターのエサ台に来てほしいものです。
通勤途上の花などです。
ジャーマンアイリス
こんな黒い花のジャーマンアイリスもあるんですね
エレムルス(キツネオラン)でしょうか
ギガンチウム(アリウム)
ルピナス
ヤマボウシ(赤花)
ハマナス
アサマイチモンジ
チョウも活発に飛び始めています。
別荘地内で見つけたけた花々です。
ヒメマイヅルソウ
まだ咲き始めです。
ベニバナイチヤクソウ 群生している山荘もあります
アマドコロ
ササバギンラン
アサマフウロ
エゾムラサキ
シジバリ
シバザクラ
まだスイセンも咲いています
シャクナゲ
ヤナギの綿毛(柳絮)
レンゲツツジ
ミズキ
昼過ぎから雲が広がり、夕方は厚い雲に覆われてきました。
天気は下り坂で、夜からは雨が降り出し、明日は1日雨降りとなりそうです。
販売管理センター 21℃ 16:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 17℃ 16:10現在
17時現在、外を見たら既に雨が降り始めています。
朝のまるやち湖
カワウ