四季の森ニュース
ニシキギの花
- 更新日2022年06月15日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雨が降っています。
強くなったり弱くなったりしながら、午前中はずっと降り続いていました。
気温も上がらず、今日も暖房が必要なほどで、
今朝はこけもも平では一桁台まで下がりました。
梅雨寒ですね。
今朝の八ヶ岳
雨でしたが八ヶ岳はうっすら見えていましたが、周辺の山々は全く見えません
まるやち湖
タイミングで、ザーザーと雨が降っていたため車内からの撮影です
さて、センター周りの林の中にはこんな花が咲いています。
非常に小さく、細かな花で、歩いていても見つけられないかもしれません。
何の花だと思われますか?
ヒントは茎です。
似たような花に、
ツリバナがあり、ツリバナも仲間になります。
ツリバナは花びらが5枚ですが、上の画像の花は4枚です。
正解は、「ニシキギ」です。
ニシキギ科の花はどれもよく似ていて、区別がとても難しいんですね。
ヒントを枝としたのは、ニシキギは、表皮を突き破ってコルク質の羽をつけるのが特徴で、
上の画像には翼のようなものが見えますね。
このコルク質の翼がないと「コマユミ」になるのですが、
センターのニシキギは、コルク質の翼があるようでないような微妙な感じです。
なので、もしかしたら「コマユミ」という可能性もあります。
そして、「コマユミ」より少し大きな葉や花を持つのが「マユミ」です。
マユミはツリバナほどではありませんが長い柄の先に数個の花をつけます。
そのほかニシキギ科ニシキギ属には「マサキ」や「ツリバナ」もあり、
属は違うのですが「ツルウメモドキ」も同じような花を咲かせます。
とうことで、なかなか判別が難しいニシキギ科の花たちです。
小さな花なのでうまくピントを合わせるのも難しいです(笑)
花はこんな小さく地味なニシキギですが、秋の紅葉は華やかな印象があります。
ニシキギ科の木の多くは、秋になると赤い果実が裂開して赤い仮種皮が現れるものが多く、
見た目も楽しめます。
皆様も別荘地内で小さな花を探してみて下さい。
他のニシキギ科の花を見つけたら、またご紹介しますね。
今日の別荘地内です。
からまつ平E・F区画
からまつ平A区画
しらかば平R区画
しらかば平V区画
こけもも平1・4区画
こけもも平6・7区画
別荘地内の植物です。
ツツジ
ニッコウキスゲでしょうか
アメリカテマリシモツケ
ミヤマザクラの実
シダ植物
ガマズミ
ミヤコグサ
そして見つけました!カラマツの花(右下)
午後も霧雨が続いていましたが、
14時頃には雨も上がり、空も少し明るくなってきたように感じます。
販売管理センター 17℃ 14:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 13.1℃ 14:40現在
明日は昼前から晴れて、気温が高くなるようです。
体調管理にお気をつけ下さい。
今日のセンター
道の真ん中に猫が!