四季の森ニュース

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ジャガイモの花

今朝は雲も出ていましたが、青空が多めに広がっていました。

気温も高く、朝6時台には既に17.5度(こけもも平)もありました。

夏至なので、暑さが本格的になってきましたね。

 

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今朝の八ヶ岳

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入笠山方面

 

 

通勤途上の畑では、

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ジャガイモの花が咲き始めています。

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ジャガイモ(馬鈴薯)はナス科ナス属の多年生植物です。

だからナスの花とよく似た花を咲かせます。

南アメリカのアンデス山脈が原産ですが、今では全世界で栽培されている野菜で

食用になるのは地下の茎が肥大した部分です。

ちなみにサツマイモは根が肥大したものになります。

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ナスの花

 

淡い薄紫色をしたジャガイモの花ですが、

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白色の花もあります

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花の色の違いは、ジャガイモの品種の違いです。

白色はトウヤやトヨシロという品種、薄紫色はキタアカリや男爵、

青紫色はインカのめざめ、そしてメークインは赤紫色に白の絞りが入ります。

 

ジャガイモは、コロンブスによって16世紀にヨーロッパへ持ち込まれましたが、

地下茎を食べることやその醜さから最初は奇異の目で見られ、

もっぱら花などの観賞用にしか栽培されませんでした。

フランス革命前はフランス全土が飢饉に苦しんでいて、

それを解決するのにジャガイモが役に立つと考えた薬屋のパルマンチュが

なんとかジャガイモを普及させようと考え、

ジャガイモの花束を王妃マリー・アントワネットへ献上することを思いつきました。

そして送られた花を気に入った王妃が、ジャガイモの花を髪にさして舞踏会へ。

それを見た他の貴族の女性たちも競って髪にジャガイモの花を飾るようになり、

ジャガイモがフランス全土へ広まっていったそうです。

 

ジャガイモの花の花言葉は、「慈愛」「恩恵」「慈善」「情け深い」です。

ヨーロッパでは何度も飢饉から人々を救ったとされ、

日本でも天保の大飢饉では人々の食糧になりました。

ジャガイモは土地を選ばず栽培が簡単で、

人々のピンチを救ってくれる作物であることから

こうした花言葉がつけられているそうです。

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ジャガイモは、花が終わると小さな実をつけます。

イモを育てるために花を摘むという方もいらっしゃるようですが、

ジャガイモの場合は花を咲かせてもあまり収量に変わりがなく、

花を摘むことで少なからず傷がついてそこから病原菌が入り込む可能性もあるため、

摘まない場合が多いようです。

 

お出掛けの際は、ジャガイモの花の色にもご注目下さい。

 

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ジャガイモ畑の近くにはソバの花が咲いていました。

これは栽培というより、昨年収穫の際にこぼれた種から芽が出て咲いている感じです。

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秋ソバを撒く前には耕されてしまいます。

 

今朝のまるやち湖です。

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八ヶ岳は雲が多いですが、青空が嬉しいです。

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原村ペンションビレッジ内では、

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ハナキイチゴ(紅花木苺)が咲いていました

木苺がなるんでしょうか?今後も注目してみたいと思います。

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可愛らしい花ですね

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フタマタイチゲ

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午後は風が吹いて雲が多くなってきましたが、

夕方になっても日は差しています。

 

     こけもも平(標高1500m)観測データ 26.2℃ 13:30現在

 

今日も暑くなりました。

炎天下などで作業される際は、休憩と水分補給をお願いします。

 

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今日のセンター

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木の切り株に生えたキノコ

 

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