四季の森ニュース
栗の花の匂い
- 更新日2022年06月26日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から曇っています。
時折日が出る時間もあるものの、概ね曇りとなっています。
今日は気温が上がるという報道がされていますが、
四季の森周辺は曇っているので、猛暑というほどではありませんが、
ただ湿度が高いので、不快指数が上がっています。
今朝の八ヶ岳 編笠山と西岳を除いて山頂は雲に隠れています
入笠山
富士山には笠雲がかかっていました 関東東海地方は暑くなりそうです
さて、立沢大規模水田地帯付近でも栗の花が咲き始めています。
遠目に森や林を見ると一角が白くなっているのが栗です。
花が咲くと、独特の生臭い匂いが周辺に漂います。
イカが腐敗し始めた時のような臭いと表現されることもあります。
こちらの栗の木は標高1000m付近のものですが、品種によって開花の時期がずれます。
まだ咲き始めですが、雄花が咲くと木全体が白く見えます。
雌花(真ん中)
栗の花の匂いは、少し前まではスペルミンという成分だと言われていましたが、
最近の研究によると不飽和アルデヒドの一部の成分がこの匂いを出しているそうです。
栗は虫媒花なので、この独特の匂いで虫を誘っているんですね。
匂いが苦手という方も、実になると好きになる方が多いのではないでしょうか(笑)
「匂い」なのか「臭い」なのかは個人の好みとも言えますが、
梅雨を感じる匂いでもあります。
「桃栗三年柿八年」と言われるように、栗の木はとても成長が早いです。
日本一大きな栗の木は、山形県西川町の「大井沢の大栗」と呼ばれる木で、
樹齢は300年以上とされています。(一説には800年だとも言われています)
高さは15m、幹回りは8.5mにもなる大木だそうです。
別荘地内では、ヤマウルシの花が咲き始めています。
ヤマウルシは雌雄異株です。
雄花 花弁の先端が反り返り、雄しべが飛び出しているのが特徴です
まだこちらは咲き始めたばかりですが、たぶん雌花ではないかと思われます
ウルシ属は、樹液や葉にウルシオールという成分が含まれており、
これがかぶれの原因になりますので、触ったりしないようご注意下さい。
私もなかなか近づいて撮影ができません(笑)
秋には美しい紅葉が楽しめます
別荘地内では、カンボクも見頃になっています。
こけもも平
装飾花も真ん中の花も可愛いらしいですね。
皆様も別荘地内でカンボクの花を見つけて下さい。
センター周辺でもシモツケが咲き始めています。
午後も同じような曇りが続いています。
じっとしている分にはいいのですが、身体を動かすと蒸し暑く感じます。
販売管理センター 25.5℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.2℃ 15:00現在
今晩からは晴れてくるようです。
明日は晴れの予報なのでまた暑くなりそうです。
今日のセンター
森林軌道のトロッコの木にもキノコが生えました