四季の森ニュース
井戸尻史跡公園の大賀ハス
- 更新日2022年07月12日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雨が降っています。
朝方は強く降る時間帯もありましたが、雨は徐々に小降りになっています。
今朝は雨が降っていたので雲が低く、周辺の山々の眺望は全くありませんでした。
まるやち湖に着く頃には、雨は降っているものの八ヶ岳が薄っすら見えるようになっていました
今朝は富士見町井戸尻史跡公園の大賀ハスの様子を見てきました。
ちょうど見頃になっています。
昨年も同じような時期に撮影をしていて、昨年は咲き始めたばかりで
つぼみばかりでしたが、今年はかなり咲いていました。
もう花が終わっている株もありましたが、
まだツボミも多く、しばらく見頃が続きます。
今日は生憎の雨でしたので、見学者はわずかでしたが、
脚立を設置してカメラに収めようと陣取るカメラマンもいました。
美しい色合いですね。
昨年もお伝えしましたが、ハスの花は早朝から咲き始め、お昼頃には閉じてしまいます。
お昼頃まで咲いている花があれば、それはそのまま散ってしまう花です。
花は4日ほどの寿命で、
一番美しい花が見られるのは、開花2日目の朝7時~9時頃だということです。
コロンと丸いつぼみ
昔から和歌や俳句に読まれたり、小説などにも取り上げられているように、
ハスの花には香りもあるそうです。
香りは主におしべの花粉から出ていて、
やはり開花2日目の花の香りが一番強く、3日目になるとほとんど匂わなくなるそうです。
今朝は雨も降っていたので、香りを楽しむことができませんでしたので、
また足を運んで、ハスの花の香りを嗅いでみたいと思います。
ハスの花は昼に閉じて、朝になると再び開くことから、
太陽や創造、再生の象徴と考えられ、
ベトナムやインドの国花にもなっているそうです。
水をはじく「ロータス効果」があるハスの葉
皆様、「はすっぱ」という言葉はご存じですね。
女性の態度や行いが軽はずみで慎みがないとか、浮気で品行のよくないことを指す言葉ですが、
この「はす」とはハスの葉のことです。
昔、ハスの葉は、お盆の時期になると料理を乗せたり、ごはんを包むのに使われていましたが、
ハスの葉を売る商売は、お盆の時期だけになるので、薄っぺらい商売とされ、
ハスの葉を売る人を「蓮葉商い」と呼ぶようになり、
それが「軽薄で浮ついた」という意味でつかわれるようになりました。
さらに、大阪で客の身のまわりの世話をさせるために一時的に雇われた女性を
「蓮葉商い」に重ねて「蓮葉女」と呼ぶようになり、
のちに略されて「はすっぱ」となったそうです。
神聖な感じもするハスの花ですが、葉からはこんな言葉も生まれているんですね。
井戸尻史跡公園では、
スイレン(ヒツジグサ)も終盤ながら見ることができます。
井戸尻史跡公園
機会がありましたらお出掛け下さい。お出掛けの際は長靴をお忘れなく。
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平(立場林道)
ヒョウタンボク(キンギンボク) ソバナ
しらかば平
ヤマアジサイ ボルドー菊
ヤナギラン
こけもも平
わくらば(オオヤマザクラ) ノアザミ
昼前から雨も止み、天気は回復してきましたが、
時折雨がザーっと降ってきたり非常に不安定な空模様です。
気温はそれほど高くないのですが、湿度が高いので非常に蒸し暑く感じます。
販売管理センター 26℃ 14:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.0℃ 14:00現在
明日は晴れ間がありそうです。
今日のセンター 14時頃撮影
今朝のアナベル街道