四季の森ニュース
ウバユリ
- 更新日2022年07月28日
- カテゴリ四季の森だより
今日は雲が多いものの朝から晴れています。
湿度も少し下がったので午前中は過ごしやすい陽気でした。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面 雲海が出ていました
少し秋の気配が感じられる雲です
富士山は今日も見えませんでした。
原村のセルリー畑から見る甲斐駒ヶ岳と鋸岳です
今日は、7月28日の語呂合わせから「菜っ葉の日」なのだそうです。
レタス畑を探したのですが、見当たらなかったので、セルリー畑になってしまいました(笑)
セロリは茎を食べるので、菜っ葉とは違いますね。
原村の畑では、路地物のセルリーの出荷が7月上旬から始まっています。
セルリーは暑さに弱いため、収穫は深夜1時頃から始まり、
投光器やヘッドライトを使って畑を照らしながら1株ずつ切り取っていきます。
成長したセルリーは重いし、大変な重労働ですね。
深夜から早朝にかけての作業になるので、
私たちが目にすることはありませんが、刈り取りが終わった畑の近くを通ると、
セルリーの香りが周辺にまだ漂っていて、収穫したばかりだなとわかります。
こうした畑は原村の夏の風景にもなっています。
さて、別荘地内外では草刈りが盛んに行われています。
気温が高く雨が降ると草はぐんぐん伸びます。
こうした草刈りが終わった路肩では、
ウバユリが咲き始めていました。
残して刈るのは大変でしょうね。
ウバユリは、ユリ科ウバユリ属の多年草です。
実は開花した個体は枯れてしまうのですが、根元に子どもの鱗茎ができていて、
それが新しく育つため、多年草ということになるんですね。
種から発芽する場合は、6~7年ほどの歳月がかかると言われています。
北海道にはウバユリよりも大型なオオウバユリがあり、高さが2mほどにもなるそうです。
鱗茎は食用になるので、アイヌ民族はオオウバユリの鱗茎を「トゥレプ」と呼び、
穀物以上に大切にしてきたそうです。
鱗茎からは澱粉を採り、お団子にしてお粥に混ぜたり、薬としても使っていたようです。
今年は、センター横の散策路「からまつの小径」にウバユリは見られませんが、
周辺ではウバユリが咲いていますので、探してみて下さい。
昨年撮影のウバユリ(からまつの小径)
昨日の帰宅時、
車の下に鳥がいました。
羽に白いポイントがあるのでジョウビタキですね。
ずんぐりしていて幼鳥のようです(ピンボケです)
もしかしたら、センターの換気扇から巣立ったジョウビタキかもしれません。
あちこちに何羽もいます
車のボンネットにも乗っていました
やはり近くの林にいたんですね。ずいぶん大きくなっていて一安心です。
通勤途上では、
八重のキクイモモドキが咲いていました。
この時期ヒメヒマワリなど黄色い花が多いのですが、判別が難しいです。
そしてまた、
道路にメスのキジがたたずんでいました。
周囲を見渡したのですが、ヒナの姿は確認できませんでしたが、
親鳥はじっと動かないので、どこかにいたのかもしれませんね。
間近で撮影できてラッキーでした。
午後も晴れて気温が上昇してきましたが、
風が吹いて積乱雲も出てきましたので、夕方は雨が降る可能性があります。
販売管理センター 29℃ 13:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 26.2℃ 13:30現在
今日のセンター 13j時半撮影 積乱雲が出てきました
原村ペンション朝市広場にのぼり旗が設置され、テントの準備が始まっています。
朝市は7月30日(土)から開催です。