四季の森ニュース
ガビチョウ
- 更新日2022年08月04日
- カテゴリ四季の森だより
今日は早朝から雨が降り出し、降ったり止んだりしています。
気温も雨の割には暖かく、湿度が高いので蒸し暑く感じます。
今朝の八ヶ岳 山も見え隠れしています
入笠山方面 今日は二重の雲海です
花も終盤で、ひまわりも下を向いてきました
通勤途上、四季の森周辺などではボタンヅルが見頃になっています。
原村ペンションビレッジ内で撮影
昨年もご紹介したのですが、
ボタンヅルは、キンポウゲ科センニンソウ属の落葉つる性半低木です。
同じような花にセンニンソウがありますが、葉がボタンに似ていているため見分けられ、
それが名前の由来になっています。
遠目には何なのかわかり難いのですが、近づいてみますと、
こんな白く可愛らしい花が集まってこんもりと咲いています。
林縁などをご覧下さい。
まるやち湖
今朝はまるやち湖の湖岸の遊歩道を少し歩いてみました。
ユウスゲはまだまだ見頃
ギボウシ
エゾイヌゴマ
オニユリ
シシウド
キンミズヒキ ツユクサ
サワヒヨドリ
ワレモコウ
ヒルガオ オカトラノオ
エゾミソハギ
ナンバンハコベ
オオダイコンソウ サワギキョウ
ヌスビトハギ タチフウロ
花も、夏から秋に変わりつつあります。
今朝もカルガモ親子の微笑ましい姿が見られました
さて、一昨日の帰宅時、家の近くで見慣れない鳥を見つけました。
何の鳥なのか全くわからなかったので、調べてみたところ
ガビチョウではないかと思われます。
ガビチョウは、スズメ目ヒタキ科チメドリ亜科に分類される鳥類で、ヒヨドリくらいの大きさです。
茶色い体に白い目の縁が特徴で、漢字で「画眉鳥」と書きますが、この白い模様から名付けられています。
中国南部から東南アジア北部にかけて生息する鳥ですが、
日本には江戸時代にペットとして輸入された個体が定着してしまい、
現在では生態系を脅かす特定外来生物に指定されている鳥です。
里山など、人家に近い雑木林が主な住みかで、地面を移動しながら昆虫や果実を食べるので、
ツグミやアカハラ、シロハラといった地上採食性の鳥たちを駆逐する可能性があるとされています。
ガビチョウの最大の特徴は、その美しいさえずりだと言われているのですが、
声が大きいので時にはうるさく感じることもあるようです。
また、ガビチョウは他の鳥の鳴き真似も上手で、
ウグイス、キビタキ、シジュウカラといった鳥のさえずりを真似するのだとか。
私が家の近くでシジュウカラが鳴いていると思っていたのは、
ガビチョウが鳴いていたのかもしれません。
特定外来生物に指定されている鳥は、飼育はもちろんですが、
保管、運搬、輸入が禁止されています。
15時を過ぎた頃から、雨降りが続いて気温も涼しくなりました。
販売管理センター 22℃ 16:40現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 17.6℃ 16:40現在
雨は明日の未明までとなりそうです。
今日のセンター