四季の森ニュース

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白露

昨夜は激しい雨が降った諏訪地方です。

多分四季の森周辺も同じような状態だったと思われますが、

特に別荘地内に被害はございませんので、ご安心下さい。

朝は細かな雨は降っていたものの、傘がなくても大丈夫なくらいでした。

 

今朝は、標高1000mを過ぎると深い霧が立ち込めていました。

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こちらは、いつも撮影している立沢地区大規模水田地帯のソバ畑(左)ブルーベリー畑(右上)です

かなり濃い霧で、見通しが非常に悪くなっています

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採草地

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まるやち湖

正面(八ヶ岳方面)を撮影すると真っ白で何も映らないので(笑)、

文化園西側入口付近を撮影しています

 

 

さて、霧は秋の季語になります。

細かな水の粒子が白い煙のように立ち込める現象ですが、

秋は朝晩の気温が下がることで、空気中の水蒸気が凝結し、

水滴となって現れやすくなるため、霧が多く発生します。

この現象は一年中起こるものですが、春は「霞」と呼ばれ、春の季語でもあります。

 

万葉集の頃には、「霧」は季節に限定されず数多く和歌などに詠まれていましたが、

平安時代になると、秋のものと限定されるようになったと言われています。

 

気象庁の霧日数長期変化傾向を見ますと、

霧の日数は、各都市で減少しているそうです。

大都市ほどこの傾向は強く、多いところでは10年前よりも10日も減っているんだとか。

要因のひとつとして、都市化の影響による相対湿度の低下が指摘されているようですが、

まだ未解明な部分も多いということです。

だんだん都市化が進むと、霧も見られなくなってしまうのでしょうか。

 

今日は二十四節気の「白露」です。

草の葉に白い露が結ぶという意味で、9月23日(金)までの期間も指しています。

中国の陰陽五行によると、秋の色は「白」、秋は「白秋」とも呼ばれます。

「白」という文字は「清い、明らか、明るい」という意味を含み、

清らかなという意味合いになるようです。

今日は霧も発生し、暦通り正に「白い」季節を感じる気候です。

 

 

別荘地内の白っぽい植物です。

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エノコログサも露で白く見えます

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ススキ    そろそろ花が咲いて白い穂が見られます

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ヤマウドの花と実

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ゴマナ

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ヨメナ

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アケボノソウ(曙草)

アケボノソウは、リンドウ科センブリ属に分類され、

湿原の周辺草地や山間の小川のほとりなどの湿った場所に生育する2年草です。

1年目には根生葉だけが生育し、2年目になると地上茎を出して花を咲かせます。

花びらの先にある斑点を、夜明け前の星に見立てて名付けられました。

小さく濃緑色したものが斑点だと言う説と、

その下の大きな2つの黄緑色のものが斑点だという説があるようです。

 

雨が続くので、キノコも次々と生えてきます

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散策路「からまつの小径」にて撮影

 

 

15時前頃から霧は晴れてきました。

 

     販売管理センター           22℃ 16:00現在

     こけもも平(標高1500m)観測データ 18.5℃ 16:00現在

 

「白露」の時期には「中秋の名月」があります。

今年は9月10日(土)で、ちょうど満月と重なるのですが、

タイミングよく見られるといいですね。

 

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今日のセンター   13時頃撮影

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