四季の森ニュース
コルチカム
- 更新日2022年09月26日
- カテゴリ四季の森だより
今日は秋晴れです。
朝は少し肌寒かったのですが、日中は気温が上昇し、
カラっとして過ごしやすい気候です。
今朝の八ヶ岳 雲ひとつない空と八ヶ岳が久しぶりに見られました
入笠山方面 いつもより高い位置に雲海が出ていました
富士山 目を凝らすと薄っすらと見えていますが、山頂は雲の影です
北アルプス 雲に隠れている山もありますが、見えているところもあります
黄金色の水田の稲穂も首をたれ、稲刈りを待つばかりなので、
山と黄金色の水田が見られるのもあと少しです。
まるやち湖
さて、通勤途上で見られるのが、
エコーライン近くの畑の土手で撮影
コルチカム(イヌサフラン)です。
寒さを感じてなのか日照時間の変化なのかわかりませんが、
この時期になると突然地面からにょきにょきと花茎を出して咲き始めます。
ヨーロッパや北アフリカを原産とするイヌサフラン科イヌサフラン属の多年草です。
コルチカムという名前は、分布している黒海沿岸の地名コルチスに由来しているそうです。
和名は「イヌサフラン(犬泪夫藍)」で、
ハーブのサフランによく似た花を咲かせることから名付けられました。
ただ、サフランはアヤメ科の食物なのでコルチカムの仲間ではないようです。
原村ペンションビレッジ内で撮影
コルチカムの葉は春に生えてきますが、行者にんにくの葉とよく似ているため
間違って食べてしまい中毒を起こす方が毎年発生しているそうです。
見分け方は、匂いがあるかどうかです。
独特の匂いがあるのが行者にんにくですので、迷ったら匂いで判断して下さい。
コルチカムと行者にんにくを植える場合は、場所を離して植えていただくのがいいと思います。
透明感のあるピンク色または薄紫色の花がこの時期とても美しく感じられます。
ペンションビレッジ内では、
まだヒョウモンチョウが飛んでいました
羽もボロボロで可哀そうに感じますが、頑張っていますね。
さて、今朝は井戸尻史跡公園のソバ畑を見てきました
満開なのかもしれませんが、今年はあまりこんもりとした感じには咲いていません。
激しく雨が降ったりした影響があるのかもしれませんね。
白いそばと赤そばのミックス咲きです
あまり見応えはありませんが、ひとつひとつの花はとても可愛らしいです
そろそろソバの花の季節はお終いで、実を刈り取る時期になっています。
いよいよ食べるソバのシーズンを迎えます。
一作日、別荘地内でシカに遭遇しました。
あまりに近くだったので車内からの撮影です
あっという間に逃げてしまいました
夕方は、日暮れからすぐに暗くなってしまいます。
これからシカは道路などに出没することが増えてきますので、
どうぞご注意下さい。
今日は夕方まで秋晴れが続き、
事務所にいるのがもったいないくらいでした。
こけもも平(標高1500m)観測データ 23.9℃ 14:20現在
今晩遅くには雲が出て、明日は雲が多くなる予報です。
夕方から雨が降る時間帯がありそうです。
今日のセンター 15時20分頃撮影
センターのコルチカム