四季の森ニュース
松の内
- 更新日2023年01月05日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も厳しい冷え込みでした。
こけもも平の観測データを見ますと、今朝の最低気温は氷点下10.1度(7時10分)でした。
その代わりというのもなんですが、空は快晴です。
ただ、寒気の影響で八ヶ岳には今日も雲がかかっていました。
今朝の八ヶ岳 昨日よりは雲が厚くありません
入笠山方面
富士山 今朝も美しい姿です
北アルプス方面(八ヶ岳自然文化園にて撮影)
八ヶ岳自然文化園一番上の駐車場付近はまだ雪がこんなにあります
雪が解けて凍った薄氷の上を歩くとパリパリと音がして楽しいですが、
滑ることもありますの注意が必要です
村道原村ペンション線 凍結していた雪もほぼなくなりました
さて、正月三が日が過ぎると普通の生活が戻ってきますが、まだ正月飾りはそのまま残っていますね。
正月飾りで一般的なのは、「門松」「鏡餅」「しめ飾り」ですが、これらにもそれぞれ意味があります。
「門松」は年神様がやってくるための目印です。
松は1年中常緑で縁起がよいとされ、名前も「祀る」につながることから使われるようになったそうです。
「鏡餅」は、穀物神である年神様へのお供えものであると同時に、
お迎えした時に年神様が宿る場所になります。
「しめ飾り」は、厄や災いを払う役割があり、神聖な場所だということを表しています。
しめ飾りに使われる橙は子孫繁栄の意味が込められているほか、
ウラジロは清廉潔白を表しているそうです。
鏡餅
これらの正月飾りを飾っておく期間のことを「松の内」といいます。
江戸時代初期までは全国共通で1月15日まででしたが、これは小正月までということで、
鏡開きは20日に行われるのがお正月の流れになっていました。
しかし、三代将軍徳川家光が亡くなると、毎月20日が月命日となったため、
鏡開きが11日に変更され、それに伴い松の内の期間も7日までずれることになったそうです。
ただ、これが全国的に浸透したわけではなく、西日本では15日という地域がまだ多くあるほか、
東海・中部地方では7日と15日が混在しているようです。
地域差があるのはこうしたことからだったんですね。
今日は途切れることなく日が差していたのですが、非常に寒い日中でした。
センターでも西日が当たるようになってやっとプラスの気温になりましたが、
真冬日といってもおかしくないような陽気でした。
事務所内にいても底冷えします。
販売管理センター 0.5℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -2.1℃ 15:10現在
明日は寒さが少し緩むようですが、朝の冷え込みは続きそうです。
帰宅する時間ですが、今までは真っ暗だったのですが、
西の空に明るさが残っているのが確認できるようになり、少しですが日が伸びているのを実感します。
今日のセンター 13時半頃撮影
今日は八ヶ岳ブルーの空とシラカバの白のコントラストが鮮やかです