四季の森ニュース
お屠蘇と御神酒
- 更新日2023年01月08日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も快晴です。
天気図を見ると、縦縞模様の冬型の気圧配置は崩れているのですが、
こういう時は風は収まるものの、放射冷却が強くなります。
今朝のこけもも平の最低気温は-7.2度(6時50分)が観測されました。
さて、昨晩の満月はご覧になりましたか。
私は帰宅した時に既に月が昇っていたので撮影をしてみたのですが、
雲が多く出ていて、ぼんやり見える月が雲に隠れる寸前でした。
18時過に撮影
夜遅くには月を眺めることができなかったのですが、
今朝、西の空に月が見えていました(7時過に撮影)
1日遅れでしたが今年初めての月見ができました(笑)
日の出がまだだったので、近くの富士山スポットに行ってみたところ、
ぼんやりながら朝焼けの富士山が美しく見られました
寒いですが、朝活もいいですね。
今朝は八ヶ岳ズームラインからの八ヶ岳をお届けします。
八ヶ岳が迫ってくるようです
北八ヶ岳
霜で真っ白になった畑の向こうには北アルプスが薄っすら見えています
車山方面
いい天気で気持ちがいいです。
まるやち湖からの八ヶ岳
今朝は日曜日ですが、車が1台もなく静かな湖畔です
ベンチは霜で真っ白でキラキラ輝いていました(光が星のように見えますね)
さて、お正月には「御神酒」「お屠蘇」など、日本酒が欠かせませんね。
暮れから年明けにかけて日本酒を楽しまれた方も多いのではないでしょうか。
お祝い事と密接に結びついている日本酒ですが、「御神酒」と「お屠蘇」の違いはご存じでしょうか。
「お屠蘇」は、無病息災や延命長寿を祈願して元旦に飲む薬草酒のことです。
いくつかの生薬を調合した「屠蘇散(とそさん)」や「屠蘇延命散(とそえんめいさん)」
と呼ばれるものを日本酒やみりんなどに漬けこんで作ります。
「蘇(そ)」と呼ばれる病気をもたらす鬼を、
「屠(ほふ)る」(滅ぼす、打ち負かす)という説や、
「蘇」という漢字にはよみがえるという意味があるため、
邪気を追い払って魂をよみがえらせる、という説などがあります。
「お屠蘇」は、平安時代に中国から伝わり、お正月の宮中行事に用いられていましたが、
江戸時代になると庶民にも広まっていきました。
ただ、地域によっては日本酒を「お屠蘇」として飲んでいる地域もあるようです。
作法は、家族全員で東の方を向き、年の若い人から順に飲んでいきます。
年少者が先に飲む理由は、毒見役だったからとか、
若者の生気を年長者に伝えるためとも言われています。
但し厄年の方がいる場合は、最後に飲むとされています。
次に「御神酒(おみき)」ですが、
名前の通り、神様に供えた後にいただくお酒のことです。
神様に供えた酒には、霊力が宿り、
いただくことで、神のご加護が得られるとされています。
「御神酒」は、白酒、黒酒、濁酒、清酒の4種類を供えるのが正式なのだそうですが、
現在は簡略化され、清酒のみを供える場合が多いようです。
作法は、年長者から順に飲んでいくのが「御神酒」になります。
御神酒
日本の行事にはまだ知らない歴史や由来などたくさんありそうですね。
毎月8日は「信州地酒で乾杯の日」なんですよ。
豊かな自然と水に恵まれた信州は酒蔵の数も多くあり、
諏訪地方にも数々銘酒がありますので、お好みの日本酒を探していただき、
乾杯してみて下さい。
午後も天気よく、少し寒さが和らいだ本日です。
販売管理センター 6℃ 14:40現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 4.0℃ 14:40現在
こけもも平の最高気温は、5.1度(14時20分)でした。
雪解けが進むといいですね。
たてしな自由農園原村店
オーナー様にお知らせです。
たてしな自由農園原村店ですが、
店舗改装工事のため
1月10日(火)~19日(木)まで臨時休業になるようです。
レストラン、ベーカリーも併せて休業になりますので、
どうぞご注意下さい。
今日のセンター 13時20分頃撮影
ヒヨドリ