四季の森ニュース
明日は啓蟄
- 更新日2023年03月05日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雲が広がり、日差しも弱めでした。
曇りの割には冷え込みましたが、ほぼ平年並みといったところです。
こけもも平の最低気温は、-4度(5時)でした。
今朝の八ヶ岳 富士見町立沢地区の本郷小学校付近からの撮影です
今日は空全体に雲が多めです
入笠山方面
スキー場をアップにしてみると、雪が解け始めています
水田の土手草には霜がびっしり
寒さに耐えながらオオイヌノフグリが咲いていました
ホトケノザ
まるやち湖は今朝も全面結氷です
西側の土手は霜で真っ白です
さて、明日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。
また春分までの期間も指しています。
「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりしている虫の意味で、
冬眠していた虫たちが春の訪れを感じて土中から出てくる頃ということです。
この時期には、東大寺の「お水取り」、「菰はずし」などが行われます。
啓蟄のことを、日本以外の漢字圏では「驚蟄」と書くそうです。
日本でもこのように書く場合もあるとか。
これには、中国漢王朝6代皇帝である「景帝」の諱(いみな)が関係しているとされています。
諱(いみな)とは、人の死後尊敬しておくる称号のことで、
親や主君、年長者など目上の人物以外は軽々しく呼んではいけないものでした。
「景帝」は、「文景の治」ともいわれる善政行ったことから非常に敬愛され、
「啓」という諱(いみな)がおくられていたため、
「啓蟄」に「啓」という字を使うのがはばかられたため、
意味が似ている「驚」の字を用いるようになったと言われています。
「啓蟄」の虫というのは、昆虫に限らず、ヘビやカエルなども含んでいるそうです。
古代中国で虫とは、もともとヘビを表す文字でした。
へびは漢字で「蛇」、虫へんですよね。
そしてカエルも「蛙」やはり虫へんなんですね。
いよいよこうした虫たちが動き出す「啓蟄」になります。
今日の別荘地内の様子をご覧ください。
別荘地内は、虫が動き出すにはまだ寒すぎますね。
からまつ平G・I区画
からまつ平K・L・M区画
しらかば平P区画
しらかば平V・W区画ゴミステーション付近
こけもも平1・3区画
こけもも平6・7区画
こけもも平の最高地点付近はまだ道路が全面凍結しています
共用道路
今日は別荘地内でホオジロを見つけました。
冬毛のせいかモコモコで可愛らしいですね
色味がスズメと似ているので、見ても気付かないことも多いようです。
今日はヒヨドリやアカゲラも見つけたのですが、
車から降りる間にどこかへ飛んで行ってしまうので、ホオジロは車内から撮影しました。
午後になり、雲が厚みを帯びてきました。
天気は下り坂です。
このあと、曇りが続くという予報と、夕方から夜のはじめにかけ雪が降るという予報がありますが
どうなるでしょう。
販売管理センター 9℃ 13:20現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 8.1℃ 13:20現在
積雪となる可能性もありますので、
最新の気象情報をご確認いただき、明朝の道路状況にご注意下さい。
今日のセンター
シジュウカラ
コガラ
ヤマガラ