四季の森ニュース
まてのくら
- 更新日2023年04月22日
- カテゴリ四季の森だより
昨日までの夏のような暑さから一転、今日は肌寒い陽気です。
風があるので、気温よりも体感気温が低くなっていて、上着が必要です。
数日ごとに気温が変わり服装選びも悩ましいですね。
八ケ岳
今朝は霞んでいて遠くの山は見えず、八ヶ岳にも雲がかかっていました
入笠山方面
立沢大規模水田地帯では、採草地の草刈りが行われていました。
草もぐんぐん伸びているんですね。
八ケ岳には雲が多く、まるやち湖付近はどんよりした空模様でした
さて、周辺のサクラは咲き進んでおり、
今朝は樅の木荘裏手にある原村郷土館の枝垂れサクラを見てきました。
6分~7分咲きほどですが、いい感じになってきました。
まてのくら
皆様、「鏝絵(こてえ)」というのをご存じでしょうか。
左官職人が壁などを塗る「鏝(こて)」を使って、漆喰を盛り上げて造るレリーフですが、
多くが土蔵の壁に施されています。
原村には歴史を感じる民家がまだ多く残っていて、
民家の土蔵にはこうした「鏝絵」が見られます。
まてのくらの鏝絵
まてのくらは、原村役場の書庫として使われていたものが昭和50年にこの場所に移築され、
数年かけて壁の塗り直しや内部の改装を行い、平成30年に土蔵として生まれ変わりました。
「まて」というのは長野県の方言で「丁寧」とか「きちんと」、
「いい加減にしない」というような意味になりますが、
原村民もこのような精神で生活をしてきたことから「まてのくら」と名付けられました。
まてのくらには鏝絵と、鏝絵についての説明が展示されていますので、
オープンになりましたら是非ご見学下さい。
鏝絵にご興味がある方は、村内の鏝絵をまとめた報告書が役場で販売されていますので、
お問合せ下さい。
原村役場「文化財ガイドブック第5集」 → こちら
原村郷土館の紹介記事(原村) → こちら
舞子さんの花かんざしのような可愛らしい色合いの枝垂れサクラです
来週は夏のような暑さは少ないようなので、サクラも長持ちしそうです。
郷土館は夏の間だけ開館ですが、敷地内は散策ができますので
どうぞお出掛け下さい。
原村郷土館で先日撮影した野鳥です。
可愛く撮れたので、サクラの開花具合はさかのぼりますがご紹介しますね。
コムクドリ(オス)
顔を真正面から撮影することに成功(笑) なんだか面白い顔ですね
樅の木桜公園のサクラは花吹雪でしたが、まだまだ見頃です。
センター周辺でもサクラが見頃になっています。
村道しらかば平入口(八ヶ岳自然文化園側)
村道しらかば平入口(県道側)
県道鉢巻線(センター前)
県道鉢巻線
県道鉢巻線(センター前)
立場林道 今年は少し寂しいサクラです ※こちらの画像は午後の撮影です
午後は天気が回復して青空が広がっています。
風は穏やかになりましたが、気温はそれほど上がらず、
この時期らしい気温です。
販売管理センター 15℃ 14:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 12.0℃ 14:20現在
今日のセンター 14時30分撮影
センター横の林の中にあるサクラは
シロヤマザクラ(ヤマザクラ)でしょうか