四季の森ニュース
鉢巻線のレンゲツツジ
- 更新日2023年05月26日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も寒い朝でした。
昨日よりも高くはなったものの、こけもも平で5.3℃(5時)を観測しています。
季節が逆もどりしてしまったようです。
今朝は、県道鉢巻線へ向かう途中で撮影しました(編笠山)
周りではミズキが満開になっています
途中、毎年観察しているホウノキを見ると既に花が咲いていました。
木全体を撮影するのを忘れてしまいましたが、今年はとても花つきがいいです。
ただ高い位置で咲いているものが多く、花芯が見える花がなかなかありません。
ホオノキの花の寿命はおおよそ3日ほどで、
一斉に咲くというわけではないので、1本の木の開花期間が1ヶ月程と長くなります。
大きな花なので散り際も見事で、
散る様子を表す初夏の季語「朴散華(ほうさんげ)」という言葉もあるようです。
さて、県道鉢巻線の富士見町区間では、レンゲツツジが見頃になっています。
富士見高原リゾート付近 道路標識に全く気付きませんでした(笑)
今日もどんよりとした空模様で映えませんが、
鮮やかなオレンジ色を見ると明るい気分になります。
ご来荘の皆様は、県道鉢巻線を通ってご来荘いただくのがおすすめです。
レンゲツツジは、
つぼみや花の配列がハスの花のように輪状に並んでいるように見えるからとか、
レンゲのように群生して咲いているからなど、名前の由来は諸説あります。
レンゲツツジのつぼみを見ると、まるでハスの花のように見えるので、
レンゲ(蓮華)という名前もなんとなくわかりますね。
そういえば、ホウノキの花もレンゲのようですね。
我が家のご近所では、
オオヤマレンゲが咲いていました。
ホオノキもオオヤマレンゲも同じモクレン科の仲間です。
花も、上向きか下向きかの違いはありますがよく似ています。
オオヤマレンゲ(大山蓮華)も、
花がレンゲに似ていることから、名前にレンゲが使われています。
まだ小さな木ですが、ホウノキと同じように
少しずつ長い期間にわたって花を咲かせます。
今朝のまるやち湖 八ヶ岳は全く見えません
対岸に花が咲いている木が確認できますが、トチノキのようです。
同じような木に、セイヨウトチノキ(マロニエ)がありますが、
八ケ岳自然文化園にあるのは多分トチノキだと思われます。
トチノキとマロニエの大きな違いは、実にトゲがあるかないかのようです。
実にトゲがあるのがマロニエ、ないのがトチノキです。
西洋では昔、マロニエの実を使ってマロングラッセを作っていたそうですし、
(後に栗の実に変わりました)
トチノキの実はお煎餅や餅などに加工されています。
西洋でも日本でも同じように実を食用にしていたんですね。
八ケ岳自然文化園では、
5月28日(日)の午前中、信州野鳥の会主催の探鳥会が行われます。
事前の申し込みは必要ありませんので参加されてみてはいかがでしょうか。
◆日時 5月28日(日)集合8時30分 解散11時00分 まるやち湖西側駐車場
◆参加費 一般300円 会員200円(中学生以下無料)
◆持ち物 双眼鏡、図鑑、筆記用具、雨具、飲み物など
信州野鳥の会探鳥会 ➡ こちら
野鳥ですが、今日は事務所のドアを開けるとキセキレイがウロウロしていました。
近くに巣があるのかもしれません
昨日の午後は日が差したり天気が回復したのですが、
今日は曇りのまま日差しもなく、気温もあまり上がりません。
販売管理センター 18℃ 15:20現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 13.6℃ 15:10現在
明日は、「曇り」としている天気予報もあるのですが、
「晴れ」の予報もあるので、少し天気は回復してきそうです。
早く青空が見たいですね。
今日のセンター 12時頃撮影
センター東側に咲くレンゲツツジ