四季の森ニュース
「信濃の国」県歌制定の日
- 更新日2023年05月20日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は,四季の森に近づくにつれ、雲が増え、午前中は曇りでした。
気温は、朝は暖かかったものの、
日差しがないので昼前までは少し肌寒い感じでした。
八ケ岳方面は雲に覆われています
入笠山方面も雲がありますが、青空も見えています
今朝は、
エコーライン付近では苗を積んだ軽トラックなどが多く走り回っていました。
こちらの水田では田植えの準備が進められています
週末ごとに天気が悪かったのですが、今週末は晴れ予報ということで
今日、明日は多くの水田で田植えが行われることでしょう。
今年も美味しいお米がたくさんとれるといいですね。
さて、今日は「信濃の国」県歌制定の日です。
皆様は「信濃の国」という歌をお聞きになったことはありますか。
県歌と呼ばれるものは全国にたくさんありますが、
県民のほとんどが知っているという県歌はあまりないと思います。
長野県では「信濃の国」が県歌に制定されていますが、
2015年に県が実施したアンケートでは8割の県民が歌えると回答したということです。
私も、3番からはあやふやですが、1番・2番なら歌えます(笑)
一定世代から上の方々は学校で徹底的に教え込まれたということもあり、
校歌は忘れているが、県歌なら覚えているという方も少なくないのが「信濃の国」なんです。
「信濃の国」はもともと信濃教育会が作った唱歌でした。
会が長野県師範学校の教諭に作成を依頼、1900(明治33)年に師範学校で初めて披露され、
その後卒業生が県内の学校で生徒に教えたことにより県内各地に広がっていきました。
そして、1968(昭和43)年5月20日に県歌に制定されました。
1998年開催の長野冬季五輪の開会式の日本選手団の入場の際には「信濃の国」が流されたんですよ。
国際的なイベントで県歌が使われるということはとても珍しいですよね。
信州は郷土愛が強いからとも言えるのですが、
歌が誕生した背景には県内に残っていた南北のしこりを解消するためだったとも言われています。
今の長野県は、県北部・東部の諸県で構成される旧長野県と、
中南部の諸県と高山県(飛騨)で構成される旧筑摩県とが合併して誕生し、
長野市に県庁が置かれましたが、たびたび県庁を移す「移庁」や
「分県」を目指す運動が行われてきました。
1948年に再び分県論が再燃し、県の本会議であわや分県案が通過しそうになった時、
傍聴席から「信濃の国」の大合唱が沸き起こり、
その思いに心動かされた分県派の議員が分県を断念したというエピソードも残っています。
このような背景で、長野市と松本市はライバル意識が強いなどと言われる長野県ですが、
県民をひとつにまとめるのに県歌「信濃の国」がひと役買っていたんですね。
今朝のまるやち湖
カイツブリ
まるやち湖近くの森ではニワトコが咲き始めました
八ケ岳自然文化園近くの色鮮やかなツツジが満開になっています
近隣の森ではアカマツの花がいよいよ咲き始めそうです
これからますます花粉が増えますね
雄花と前年できた松かさ
そして、
ヤマボウシも総苞片が目立つようになってきました
総苞片が白くなって、中心部の花が咲き始めます
昼前は曇りでしたが、午後からは青空が広がってきました。
やや曇りがちではあるものの、久しぶりに雨の降らない週末になりよかったです。
販売管理センター 23℃ 14:10現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.2℃ 13:50現在
よい週末をお過ごし下さい。
今日のセンター 13時撮影
コナラは少し芽吹きが遅いです