四季の森ニュース
小さな花たち
- 更新日2023年05月28日
- カテゴリ四季の森だより
朝曇りでしたが、天気は回復しつつありました。
曇っていたため気温暖かく、寒さはあまり感じませんでした。
今朝は原村柳沢地区からの撮影です
立沢付近はまだ曇っていて眺望がありませんでしたので、
原村まで足を延ばしたところ、山が見えるようになってきました。
村内の畑は、セルリーの定植の最盛期です。
セルリー苗は、植え付ける時はまだ黄色い葉をしていますが、
成長とともに緑色が濃くなっていきます。
西側の山裾には雲海があり、甲斐駒ヶ岳や入笠山が頭を出しています。
セルリー畑の向こうには蓼科山、北横岳が見えてきました
セルリー畑の畝間にはこんな機器が置かれていますが、どう使うんでしょうね。
畑の左右にある手摺のようなものは、水やり用のパイプです。
今朝も散水が行われている畑がありました。
植え付けが終った畑の周りには、セルリーの香りが漂っていました。
路地物は植え付けたばかりですが、
ハウス栽培のセルリーはだいぶ成長して、そろそろ出荷となる頃です。
どうぞ原村特産のセルリーをお召し上がりください。
樅の木荘バス停のイチョウ 新緑が美しいです
モミジ並木の足元に咲くセラスチウム
キャットミントもいいですが、セラスチウムも爽やかです
まるやち湖
今朝は、探鳥会が行われるため駐車場がとても賑わっていました。
さて、昨日のニュースで別荘地内の花をご紹介したのですが、
今日はセンターの周りで花を探してみました。
昨日の画像も併せてご紹介しますね。
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
センター付近にはないと思っていたら、ありました。
ツツジ科イチヤクソウ属の多年草です。
名前に「薬」の文字が入る通り、傷や虫刺されに効くそうです。
ミツバツチグリ(三葉土栗)
バラ科キジムシロ属の多年草です。
キジムシロの仲間は同じような花が咲くので、とても紛らわしいです。
ツボスミレ(坪菫)
スミレ科スミレ属の多年草です。
ニョイスミレ(如意菫)とも呼ばれ、日本で見られる中では一番小さなスミレです。
この辺りで咲いているので「ミヤマツボスミレ」なのかもしれません。
薄紫のタイプもあるようです。
ちなみに、如意というのは仏具で、僧が読経・説法の時に持つ、柄の長い棒状の僧具のことです。
ニシキギ(錦木)
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木です。
この木がニシキギだなと思ってよく見ないと見過ごしてしまうような小さな花です。
オオツリバナ(大吊花)
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木です。
高い位置に咲く小さな花なので、見つけるとなんだか嬉しくなります。
ツリバナ(吊花)
同じくニシキギ属です。
オオツリバナの花は赤味がなく、ツリバナは少し赤味があります。
アキグミ(秋茱萸)
グミ科グミ属落葉低木です。
ひとつひとつの花は筒状でとても小さいですが、密集して咲くので目立ちます。
咲き始めは白、咲き進むと薄い黄色に変化していきます。
サワフタギ(沢蓋木)
ハイノキ科ハイノキ属落葉低木です。
花自体は少し大きくなり、円錐花序で密に咲きます。
ミズキ(水木)
ミズキ科ミズキ属落葉高木
花はよく目立ちますが、小さな花が密になる散形花序です。
いよいよセンター付近でも咲き始めましたよ。
なかなか小さな花に目が向きませんが、健気に咲いていますので、
別荘地内の小さな花にもご注目下さい。
ジョウビタキが撮影できました。
ジョウビタキ(オス) ペンションビレッジ内で撮影
ジョウビタキ(メス) からまつ平で撮影
昼前から天気は回復して日が差すようになりましたが、
15時を過ぎたころから再び雲が広がってきました。
販売管理センター 24.5℃ 14:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.4℃ 14:50現在
今日は、こけもも平は20度には届きませんでした。
今晩から雨が降り出し、明日は終日雨の予報です。
今日のセンター 13時頃撮影
13時頃はこんなに青空が見えていました
モミジの翼果