四季の森ニュース
よく降りました
- 更新日2023年06月03日
- カテゴリ四季の森だより
今朝はまだ曇っていましたが、八ヶ岳はよく見えていました。
昨日は1日よく降りました。
原村の48時間の降水量は163.5mmで、
6月の観測史上最大の雨量となりました。
記録的短時間大雨情報などは出されなかったものの、
激しい振りが長く続いたということのようです。
原村の時間ごとの降水量を確認しますと、
昨日の14時に27mm、15時に19mmとなっていましたので、
そこが一番降った時間帯だったようです。
原村や茅野市では、水田の土手崩れや、
水路が溢れ、民家で床下浸水が発生するなど被害もありましたが、
大きな被害にはならずにすんでよかったですが、
他の地域では大きな被害が出てしまいましたね。
まだ6月の初めなので、これからが心配になります。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
八ケ岳ズームライン沿いのヤマボウシの花が目立つようになってきました
まだ真ん中の花は咲いていません
民家の赤花のヤマボウシ
樅の木桜公園のヤマボウシも白い花が目立ってきています
今年のヤマボウシは、こうしてたくさん花がついている木もあるものの、
ほとんど花がついていない木もかなりあります。
花芽のつく時期に霜の被害があったのでしょうか。
まるやち湖
八ケ岳自然文化園付近ではミズキが満開で花がこんもりとしています
ペンションビレッジ「ふれあい遊歩道」沿いのナナカマドも満開です。
今年は花つきが非常にいいです。
フタマタイチゲも咲き始めました
さて、明日は満月です。
最大となる瞬間は明日の12時42分です。
今晩、明日の晩ともにほぼ丸い月がご覧いただけます。
6月の満月は、アメリカの農事暦で「ストロベリームーン」と呼びます。
6月はイチゴの収穫期になり、その頃ちょうど月が紅くなることが多いので
こう呼ばれるようになったということです。
イチゴの収穫期でないヨーロッパでは、「ローズムーン」と呼ぶところもあるようですが、
やはりこれも月が赤味を帯びて見えることからこう呼ばれるようです。
ちなみに月が紅く見えるのは、大気の影響で、地平線の太陽が紅く見えるのと同じ現象です。
そして、今年のストロベリームーンは今年の最小の満月(ミニマムーン)です。
今晩も、明日の夜も「晴れ」のところが多くなりそうです。
なかなか梅雨時期に満月が楽しめることは少ないので、
1年で一番小さな「苺月」をお楽しみ下さい。
紅い月が見られるといいですね
さて、昨日は語呂あわせから「ロ(6)ーズ(2)の日」でした。
神奈川県に拠点を置き、ブルガリア共和国のバラの普及を目指し
研究や文化交流を行うブルガリアンローズ文化協会が制定した記念日です。
ブルガリアでは、バラの収穫を祝う感謝祭が6月初旬に行われるそうです。
ブルガリアの「バラの谷」で採れるダマスクローズ(学名ロサ・ダマスケナ)は、
高い採油率と上質な香りから世界最高品質と評され、
花香の女王「ブルガリアンローズ」と呼ばれています。
ブルガリアンローズ
バラといえば、
蓼科の「バラクライングリッシュガーデン」で、
「バラクラフラワーショー」が6月1日から始まりました。
例年5日間の開催でしたが、今年は6月18日までの長い期間にわたって、
セミナーやワークショップ、コンサート、トークショーなどが行われます。
予約が必要なイベントもありますので、HPでご予約の上お出掛け下さい。
バラクライングリッシュガーデン公式ページ → こちら
6月上旬は、蓼科ではバラの季節には少し早いかもしれませんが、
引き続き6月19日からは「ローズウィーク」が開催され、
バラを中心に、イングリッシュガーデンを存分にお楽しみいただけます。
ブルガリアンローズもあるかもしれませんね。
ノスタルジー 私が育てているバラのひとつです
午後は青空が広がり、風も少しあるので爽やかな陽気になりました。
今朝までの雨が嘘のようです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 16.9℃ 15:00現在
外壁塗装で温度計を取り外したため、センターの気温はしばらくお休みになります。
関東甲信の梅雨入りはいつになるでしょうか。
とりあえず、明日、明後日は雨の心配はなさそうです。
森からハルゼミの声が聞こえるようになりました