四季の森ニュース
小さな山野草
- 更新日2023年06月05日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は薄雲が広がっていましたが、柔らかな日差しは届いていました。
朝は少しひんやりした気温でしたが、日も差しているので気温は上昇していきそうです。
今朝の八ヶ岳
昨日は八ヶ岳で開山祭が行われました。
茅野市では赤岳山頂と、北横岳山頂で、原村では阿弥陀岳山頂で
それぞれ神事を行い、安全祈願を行いました。いずれも4年ぶりの開催です。
いよいよ山のシーズンが始まりましたね。
入笠山方面
富士山
朝は薄曇りでしたが、山はよく見えていました。
周辺ではニセアカシア(ハリエンジュ)が咲き出していました
河川敷や土手、雑木林などでよく見られますが、
侵略的外来種ワースト100で、要注意外来生物に指定されています
八ケ岳エコーライン「一番塚」交差点付近などでは
一面にニセアカシアが見られます。
まるやち湖
カワウ
こちらは外来生物ではないのですが、近年個体数が急激に増加して問題になっています。
少し前までは、まるやち湖でカワウなど見なかったのですが。
ペンションビレッジ内ふれあい遊歩道ではまだフジの花が見られました
チゴユリが咲いていました
チゴユリは、イヌサフラン科(またはユリ科)チゴユリ属の多年草です。
花が小さいことから名付けられています。
地下茎を横に伸ばし、つる枝を出して増えていきます。
派手さがなくとても清楚な花です
今日別荘地内で見つけた花々です。
コデマリ
アマドコロ
ベニバナイチヤクソウ
シャクナゲ
レンゲツツジ
エゾノタチツボスミレ
ワイルドストロベリー
そして、
マイヅルソウが咲き始めていました
本当に小さな花なので、足元を見て歩かないと気づきません。
マイヅルソウは、スズラン亜科マイヅルソウ属の多年草です。
日本では、北海道から九州の山地帯上部から亜高山帯の針葉樹林に多く群生しています。
葉脈が曲がった2枚の葉を羽を広げて舞っているツルに見立て名付けられています。
昨年は、ヒメマイヅルソウとしてご紹介してしまいましたが、
ヒメマイヅルソウはもっと葉が細長いようなので、画像はマイヅルソウだと思われます。
大変失礼いたしました。
こちらは満開になったマイヅルソウ
咲き進むと少し赤味を帯びるようです。
この時期にしか見られない山野草を見つけると、嬉しくなりますね。
スタッフも別荘地内で花を撮影してきてくれました。
コケモモ
コケモモはツツジ科スノキ属の常緑小低木です。
コケモモジャムや果実酒などがあるように、秋に実る赤い実は食用になります。
薄いピンク色の花ですが、白花もあるようです。
「苔のように地面を這う小さな木になる実」で、コケモモと名付けられているようです。
「モモ」は「木の実」という意味があるそうですよ。
皆様も別荘地内や周辺に咲く山野草を見つけてみて下さい。
八ケ岳農場からの八ヶ岳
売店付近ではセイヨウサンザシの花が満開です
元気が出る色合いですね
昼前から薄雲はなくなり、雲は多いものの
八ケ岳ブルーの美しい空が見えました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 18.9℃ 15:00現在
こけもも平では、12時50分に20度を超えました。
ただ、湿度もそれほどないので爽やかな気候です。
南八ケ岳 茅野市湖東地区で撮影 12時頃
北八ヶ岳
車山