四季の森ニュース
小暑
- 更新日2023年07月08日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、朝方雨が降ったようですが、
起きてすぐ外に出てみると既に上がっていました。
いまでも降り出しそうな空模様ではあるものの、午前中は雨は落ちてきませんでした。
気温はそれほど高くはないですが、ムッとするような湿気の多い風が吹いています。
八ケ岳方面
入笠山方面
さて、昨日から八ヶ岳自然文化園では「クラフト市」が開催されています。
昨日は晴れていたので、平日でもかなりの人出があったようです。
まるやち湖の向こう側にはクラフト市のテントがたくさん設置されているのが確認できます。
8時過ぎの撮影ですが、既に準備で慌ただしくなっていました。
アナベル街道 だいぶ咲いてきました
さて、昨日は「七夕」でしたが、曇っていたので星空は見えませんでした。
働き者だった織姫と彦星は、結婚した途端に働かなくなり
怒った天帝が二人を天の川を隔てて引き離し、1年に1度7月7日に会うことを許した、
手短に言うと、こんな伝説がありますね。
天の川をどうやって渡っているのかといますと、
どこからともなくカササギが現れ、並んで橋を作り二人を会わせてくれるそうです。
ただ雨になると天の川の水かさが増し、渡ることができないと言われていますが、
雨でもカササギが橋を作って渡してくれるというお話しもあるようです。
7月7日に降る雨を「催涙雨(さいるいう)」と言い、
二人が会えず悲しんでいる涙だと言われているものの、
二人が出会えた喜びの涙だという説もあるようです。
では曇りの場合はどうなのか、と思っていたところ、
1年ぶりに会えた二人が、他の人に見られないように隠れるため、
という情報もありました。
雨や曇りでも、二人が会えたと信じたいですね。
7月7日はまた、二十四節気の「小暑」でした。
「小暑」は文字の通り、本格的に暑くなる少し前という意味です。
また、「大暑」までの期間も指しています。
「小暑」から「立秋」までが「暑中」となり、「暑中見舞い」を出す時期になります。
お中元もこの時期ですね。
「小暑」を迎えると、衣食住のあらゆるものが夏向きに変わります。
梅雨明け間近ということで集中豪雨が多く発生する時期でもあります。
雨の降り方に注意しつつ、
これからの暑さを乗り切るためにも、栄養や睡眠をとって備えていきましょう。
ハナビラダケ
ドクベニタケ
雨が多くなっているので、キノコ類も生えてきています
ソヨゴ
ソヨゴは、モチノキ科モチノキ属の常緑高木です。
常緑のため冬でも葉が青々としていることから「冬青」と書きます。
柄の長い葉が風に揺れて音を立てる(=そよぐ)ことから名付けられたそうです。
雌雄異株で、花はとても小さく、雌花は1~2個のみがまばらに咲くため、あまり目立ちません。
センター横の林の中に咲いていますが、たぶん雌木だと思われます。
散策路「からまつの小径」では、
ウバユリ まだ咲いていません
ヨツバヒヨドリ こちらももう少し
オニノヤガラも見られるようになりました
ジャノメチョウ
前線が停滞しているため、午後も同じような天気が続いています。
クラフト市、なんとか天気がもってくれてよかったです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.2℃ 15:00現在
午前中よりも薄暗くなってきましたので、これから雨が降り出し、
夜から遅くにかけては本降りになる時間帯もありそうです。
今日のセンター
足場がなくなりすっきりしました。
まだデッキの塗装があるため、自販機は外に出ています。