四季の森ニュース
8月最後の週末
- 更新日2023年08月26日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雲が少なく、早朝から強い日差しで暑くなりそうです。
まだまだ夏の日差しですが、澄んだ青空が少し秋を感じさせます。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山も少しだけ見えていますが、わかりますでしょうか
周辺のソバの花もだいぶ咲いてきました。見頃になっている畑もあります
撮影した時には気づかなかったのですが、真ん中の下の葉に虫がいます。
花にピントが合っているので虫はぼやけていますが、
ナナホシテントウの幼虫のようです。
テントウムシは、大きく3つに分かれます。
①草食(別名をテントウムシダマシ)
②肉食
③菌食
害虫に分類されるのが①の草食のテントウムシです。
特徴は全体が毛に覆われてツヤがありません。
②の肉食のテントウムシは、植物の害を与えるアブラムシを食べてくれる益虫で、
ナナホシテントウやナミテントウなどがいます。
③の菌食のテントウムシは、うどんこ病菌を食べてくれる益虫で、
キイロテントウやシロホシテントウなどがいます。
益虫とされているテントウムシは体がツヤツヤとしているのが特徴です。
さて、ナナホシテントウは最もポピュラーなテントウムシです。
名前の通り、赤い体に七つの黒い斑紋があるのが特徴です。
植物の葉の裏などに産みつけられた卵は、1週間ほどで孵化します。
孵化後脱皮を4回ほど繰り返し、サナギになって1週間ほどで羽化し、
よく見かけるナナホシテントウの姿になります。
ナナホシテントウ(成虫)
姿が全く違うので、幼虫を見て成虫の姿は全く想像できませんね。
成長が早いナナホシテントウは、春から秋までのシーズンで3、4世代が入れ替わると言われています。
また、見つけましたらピントを合わせて撮影してみますね。
今朝も晴れていたので、セルリー畑の散水が行われていました。
今日は朝から気温が上がっているので、あちこちで行われていました
畑の近くにいるだけで、涼しい気がします
セルリー畑の収穫は深夜から朝にかけて行われるため、私たちが目にすることはありませんが、
生育に併せて、10月半ば頃まで路地物の出荷作業が村内のあちこちで行われます。
さて、今週末は8月最後の週末です。
まだまだ暑いので夏休みが終わりという感じが全くしませんが、
いつのまにか、星空の映画祭も終わっていたり、高原朝市もいよいよ明日が最終日です。
晩夏は、こうしていろいろが終っていくので、なんだか寂しく感じることが多くなります。
8月最後の週末、いろいろ楽しんで下さいね。
センター横の散策路「からまつの小径」では、
ミズヒキが花芽をつけはじめました
ツリフネソウ
ガマズミでしょうか、実が赤くなり始めていました
こちらも何の実なのか色づき始めています
コウゾリナ
今年は雨が少ないので、キノコ類がまだ見られませんし、野草も少なめです。
今日は午後は雨の予報でしたが、北側から雲が広がり、
予報通り、14時半頃から雨が降り出しました。
販売管理センター(標高1500m)観測データ 25.1℃ 11:10現在
激しく降る予報もありますので、ご来荘の皆様はどうぞお気をつけ下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
カサブランカ(別荘地内)
15時半過
青空が見えているのですが、雷が鳴って急に雨が強くなりました。