四季の森ニュース
アサギマダラ
- 更新日2023年08月05日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も雲が多く、朝は日差しがそれほどなかったのですが、
徐々に雲が消えて、昼頃には青空が広がりました。
言い伝えの通り、朝曇りは天気が良くなり暑くなります。
今朝の八ヶ岳方面
入笠山方面 こちらも雲がありますが、青空も見えています
こちらは富士見町小六地区のヒマワリ畑です。
休耕田にヒマワリの種を蒔いているようで、毎年通勤時に楽しめます。
大小入り混じって咲いています
ヒマワリは、やはり夏の代表花ですね
ウバユリ こちらは樅の木荘から少し上側の村道沿いで撮影しました
エコーラインから上がるとよく見られるのですが、
草刈りとともに刈り取られてしまうケースが多く、なかなか花を確認することができません。
こちらは運よく数本残ったものの1本です。
ウバユリは、種から発芽し花が咲くようになるまで6~8年もかかると言われています。
ですから貴重な花というイメージがあり、見るとなんだか嬉しくなります。
さて、今日は別荘地内(こけもも平)でアサギマダラを見つけました。
こちらも見つけるとワクワクするチョウです。
今年はまだ1回しか確認出来ていなかったので、
ヒヨドリバナ属の花が咲いているうちに来るのか心配になっていました。
浅葱色(薄水色)の羽の色が美しいですね
アサギマダラは、春から夏にかけて
本州の標高(1000m~2000m)程の高い涼しい高原地帯へ渡ってきて繁殖します。
秋になり気温の低下とともに暖かい南方へ渡っていきますが、
移動ルートは春から夏にかけて北上するルートと、
秋に南下するルートは異なるそうです。
そして、北上する時と南下する時の世代も異なります。
本当に不思議なチョウですね。
アサギマダラの北上は本州が北限とされていましたが、
近年、北海道でも確認されるようになってきたそうです。
温暖化による植物の生育変化の影響があり、
飛行ルートが変わってきた可能性があるということです。
今日は1頭しか確認できませんでしたが、
これから南下するアサギマダラが立ち寄ってくれるといいですね。
ヒョウモンチョウ
いつもの年ならヨツバヒヨドリに群がっているのですが、
今年はちょっと寂しいですね。
こけもも平では、ネジバナが可愛い花を咲かせていました。
こちらのネジバナは2本が絡んで咲いています。
淡い色合いの花もあります
昼頃には澄んだ青空が広がり、ジリジリと焼けるような日差しが厳しいです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 27.6℃ 13:10現在
台風の影響なのか、週明けから天候が悪くなるようです。
とても暑いですが、週末の貴重な晴れを満喫して下さい。
今日のセンター
積乱雲が見られますので、天気が急変する可能性があります。