四季の森ニュース

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台風上陸

台風は、今朝5時前頃和歌山県潮岬付近へ上陸し、近畿地方を北上しています。

四季の森からはだいぶ離れた場所への上陸でしたが、

台風からの湿った空気の流れ込みによって、

夜中の1時過ぎには、雷が鳴って滝のような雨が降りました。

約1時間ほどで収まったのですが、

いつ降り出してもおかしくないような空模様がずっと続いています。

風は継続して強く吹いているわけではありませんが、

時々突風が吹いてきます。

午前中のパトロールで確認いたしましたが、

雨による側溝の詰りや風による若干の落枝以外は、今のところ別荘地内に大きな影響はございません。

停電も発生しておりませんので、どうぞご安心下さい。

夜中の雨の後は、まとまった降りにはなっていないため、

周辺の河川「弓振川」も、朝確認しましたがとても穏やかな流れでした。

 

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今朝の八ヶ岳方面

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入笠山方面は低い雲で眺望はありませんが、市街地方面は少し明るく見えます。

今晩の諏訪湖の花火大会は開催されるようです。

 

画像右側に飛んでいる鳥が写っていますが、

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風が強い事もありますが、飛び方がやや不安定に見えたので、

舞い降りた先を撮影してみると、やはりトビの幼鳥でした。

飛び方の練習中なのかもしれません。

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視線を感じたのか、飛び立ってしまいました。

 

 

さて、通勤途上でこんな実をつけた木がありました。

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葉を見ればわかりますよね。

サンショウです。トゲがなさそうなので、朝倉ザンショウだと思われます。

サンショウは、ミカン科サンショウ属の落葉低木です。

サンショウは漢字で「山椒」と書きますが、

「椒」という字は、小さくて辛い実を表すもので、

「山にある小さな辛い実」ということで名付けられました。

葉や果実には独特の芳香と辛味があり、日本の代表的な香辛料のひとつです。

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朝倉ザンショウは、ほとんどトゲがありません。

また、普通のサンショウは雌雄異株ですが、

朝倉ザンショウは雌雄同株なので1本でも実ります。

こちらの木も1株でしたが、実っていました。

果実は、はじめは緑色で、9月~10月になると、果皮が赤く熟してきます。

成熟した果皮と果実を乾燥させたものが「干山椒(ひざんしょう)」で、

それを砕いたものが「粉山椒」で、がウナギの蒲焼などに使われます。

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朝倉ザンショウの原産地は、兵庫県養父市八鹿町朝倉地区です。

昔から高級品として、朝廷や幕府への献上品にもなっていたようです。

全国で栽培されているサンショウの多くは、この朝倉ザンショウの中から

特に大きな実のなる苗木を交配し、品種改良したものだそうです。

 

実が赤く熟したらまた撮影してみますね。

 

サンショウの近くのヤマアジサイの葉には、

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シジミチョウがとまっていました

 

 

八ケ岳エコーライン沿いでは、

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ヌルデが花を咲かせていました

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ヌルデは、ウルシ科の落葉小高木です。

ヌルデという名前は、幹から出る樹液を塗料として使ったことから「塗る手」が転訛したそうです。

採取できる樹液はウルシのような質感ではあるものの、

白色なので、漢字では「白膠木」となります。

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可愛らしい小花をたくさん咲かせており、ミツバチがたくさん群がっていました。

 

 

午後になり再び雨が降り出しました。

強くなったり弱くなったりしながら降り続いています。

 

    こけもも平(標高1500m)観測データ 21.6℃ 13:10現在

 

台風の速度が遅いので、影響は長引きそうです。

今後の雨の降り方にご注意下さい。

 

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今日のセンター    15時半頃撮影

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