四季の森ニュース

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ウマオイ

今日は朝から日差しが強く、朝から気温も高めで、

日中は暑くなりそうな天気です。

今日は雨の心配のいらない日になるでしょうか。

 

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今朝の八ヶ岳       雲はすぐに消えてしまうような綿雲です

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入笠山方面    西側のほうが多く雲が出ていました

 

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まるやち湖       今日はまるやち湖からの眺望もよかったです

 

 

さて、今朝は原村郷土館に立ち寄ってみました。

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原村郷土館の庭にはオミナエシが咲いていました

オミナエシは、細くて華奢な茎を伸ばし、粒のような黄色い花を咲かせます。

秋の七草のひとつでもあり、万葉の時代から美しい花として愛されてきました。

「オミナ」というのは女性のことで、「ヘシ」は「圧(へ)す」が変化したもので、

どんな女性も圧倒するほどの美人、ということで名前が付けられたというのが一説です。

オミナエシは漢字で「女郎花」と書きますが、

この字が使われるようになったのは平安時代からだと言われています。

現代で「女郎」というのはあまりよい意味で使用することはないと思いますが、

本来は貴族の夫人や令嬢を指す言葉で、高貴な女性を表していたようです。

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小さな花がたくさんついているので、花期も長いです

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キキョウ

原村郷土館には、女郎花の他にも、キキョウ(終盤)やヤマハギ(これから)も咲いています。

併設の「まてのくら」では、裂織りの体験などもできますので、併せてお楽しみください。

 

 

さて先日、事務所の出入口付近にこんな虫を見つけました。

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ウマオイだと思いますが、幼虫なのか羽もまだありません

   → キタササキリモドキの成虫だと後から判明しました。

ウマオイは「スィーッチョン」と鳴く秋の虫です。

日本に生息しているウマオイは、

「ハタケノウマオイ」と「ハヤシノウマオイ」の二種に分かれます。

その他にも何種か近縁種があるようです。

この2種類、見た目は同じなので見分けるのは非常に難しいのですが、

「ハタケノウマオイ」は「ズィッチョ」、

「ハヤシノウマオイ」は「スィーッチョン」と鳴き方が違うそうです。

聞き分けられるものなのでしょうか。

唱歌「虫の声」にも2番に登場するウマオイです。

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ウマオイの寿命は2ヶ月から3ヶ月程で、

実はカマキリのように肉食性の昆虫で、意外と獰猛な捕食者なのだそうです。

画像は産卵管と呼ばれる尻尾のようなものが長いので、メスではないかと思います。

メスは鳴かないので、こちらのウマオイは「ハタケウマオイ」か「ハヤシウマオイ」かは不明です。

幼虫の頃は、こんなに透明感のある緑色をしているんですね。

皆様も、山荘でいろんな虫を見つけて下さいね。

 

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今日14時過ぎの茅野市街帳方面です

 

昼頃にはまた雲が増えたのですが、夕方は青空が戻ってきました。

今日は湿度が高めなので、気温はそれほどでなくても不快指数が高くなりました。

 

    こけもも平(標高1500m)観測データ 26.6℃ 13:40現在

 

明日は天気が不安定で、日中雨が降る時間帯がありそうです。

 

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今日のセンター   13時頃撮影

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14時半頃のセンター上空

 

 

 

 

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