四季の森ニュース
寒露
- 更新日2023年10月09日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雨降りです。
午前中は本降りの時間が続き、とても肌寒い陽気です。
今朝の八ヶ岳 傘の影が写り込んでいます
雨が降っていますが、八ヶ岳は少し見えていました
まるやち湖からも少し八ヶ岳が見えていました
クラフト市は昨日で終了し、今日は雨ということもありとても静かな湖畔です。
さて、二十四節気は、昨日から「寒露」に入りました。
「寒露」は次の節気「霜降」とともに晩秋に当たります。
「寒露」とは、晩秋から初冬の頃に降りる冷たい露、という意味です。
露が冷たい空気と接し霜に変わる直前の頃で、紅葉が濃くなり、
ガンやツグミなどの冬鳥がやってくる時期になります。
日一日と寒さが身にしみる頃でもありますね。
そんな晩秋の寒さを表す季語には、
●秋寒(あきさむ)・・・秋の寒さ
●そぞろ寒・・・冷ややかよりもやや強く身に感じる寒さ
●やや寒・・・ようやく感じるようになった寒さ
●うそ寒・・・感覚的にうっすら寒さを覚える寒さ
●肌寒(はださむ)・・・晩秋に肌に寒々と感じるような寒さ
●朝寒(あささむ)・・・晩秋の朝の気温が下がった寒さ
●夜寒(よさむ)・・・日中の暖かさとは裏腹に夜分に気温が下がり覚える寒さ
●冷まじ(すさまじ)・・・予期せぬ寒さや冷たさの意味でも使われます
●露寒(つゆさむ)・・・晩秋の寒さがひとしお感じられる頃、露が霜になりそうな頃の寒さ
など、寒さの表現もいろいろありますね。
昨日の撮影になりますが、我が家でミセバヤが咲き始めました。
ミセバヤはベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属に分類される多肉性の宿根草です。
紅葉も楽しめるのですが、まだそれほど色づいていません
そしてもう一つ、
ダリアも咲いていました。
実は初夏に種を蒔いたのですが、後ろに見えているケイトウと混ざり合って発芽し、
雑草と一緒にいつくか抜いてしまい、残ったのが1株だけでした(笑)
それでも1株だけ成長し花を咲かせてくれました。
秋は花の色が一段と鮮やかで嬉しくなりますね。
今日のセンター付近の紅葉です。
午後になり雨は小降りになりましたが、まだ細かな雨が続いています。
今日は1日秋寒のままとなりそうです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 10.9℃ 13:40現在
明日は昼前頃から天気が回復してきそうです。
寒露の頃は、寒冷前線が南下して天気が安定する時期と言われていますが、
雨が増えてきましたね。
今日のセンター 13時半頃撮影