四季の森ニュース
ビタちく
- 更新日2023年11月26日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は放射冷却で非常に冷え込みました。
原村の観測所は氷点下4.8度で、今季最低を記録しています。
こけもも平の観測データは、-3.6℃だったのですが、
体感的には今季一番冷え込んだと思われますので、
もしかしたら、また機器の調子が悪くなっているのかもしれません。
今朝の八ヶ岳 快晴です
入笠山方面
富士山
今朝は冷え込んだので、道端の植物は真っ白になっていました
そんな中花を咲かせているタンポポ
ホトケノザ
日陰のタンポポは霜に覆われ寒そうです
セルリー畑から望む八ヶ岳 緑肥が霜で真っ白です
さて突然ですが、11月11日は「ちくわの日」でした。
皆様、「ちくわ」というとどんなものを思い浮かべますか。
生ちくわや焼ちくわ、そして「ちくわぶ」なんてものもありますね。
生ちくわと焼ちくわは食感が違いますが、原材料の魚の種類に違いがあるそうです。
生ちくわは生で食べてもいいように、スケトウダラとイトヨリダイで作られていますが、
焼ちくわは、その他にホッケやアジ、サメなど
加熱した時に旨味がでるような魚が加えられているそうです。
その焼ちくわに分類されるのだと思いますが、「ビタミンちくわ」というのはご存じでしょうか。
実は、長野県のソウルフードのひとつが「ビタミンちくわ」なんです。
「ビタミンちくわ」は、石川県の「スギヨ」という会社が、
大正時代に腐敗防止のためちくわに塩を詰めて運んだところ、
海のない信州の人にとって、たんぱく源と食塩という貴重なものがセットになっているということで
大ヒットして定着しました。
「ビタミン」という名前は、能登半島で水揚げされたアブラツノザメをちくわに入れたことで
サメ肝油にビタミン成分があることから「能登特産ビタミン竹輪」という名前がついていたからです。
現在はサメの肝油は使われていないそうですが、
ビタミンA・Eの栄養機能食品になっています。
で、スギヨのビタミンちくわの売上の7割を占めるのが長野県で、
「ビタちく」と呼ばれ、県民食としていろいろな料理に使われています。
皆様もご来荘の際は、スーパーのちくわ売り場を覗いてみて下さいね。
焼ちくわ
今年の夏、オーナー様バスツアーで訪ねた黒部ダムですが、
ダムの建設現場では、ビタちく入りのカレーが週1回提供され、作業員の方々に人気だったそうです。
また、Aコープ原村店にも出店している、たこ焼きなどを販売する「焼きたて屋」では、
ビタちくの磯部揚げを挟んで焼いたたい焼きを販売していました。
10月から販売開始で、材料がなくなり次第終了との事なので、
多分現在は販売終了していると思われますが、
今年は第二弾ということなので、来年の開催もあるかもしれません。
その際は是非お試し下さい(笑)
今日の別荘地内です。
からまつ平
よく見ると富士見パノラマスキー場が見えます
しらかば平
こけもも平
法面の雪は消えましたが、まだまだ雪が残っているこけもも平です
青空にシラカバがよく映えます
真っ白になった遊歩道
霜で苔に花が咲いたようです
今日はあちこちで霜柱が立っていました
県道鉢巻線
朝は快晴でしたが徐々に雲が出てきましたが、日が限ることはありません。
風がないので昨日よりは暖かな日中です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 8.9℃ 13:50現在
明日は満月です。
月の出時間は16時8分頃、満月の瞬間は18時16分頃となっています。
空気が澄んでいるので、美しい月が見られそうですね。
今日のセンター 13時過撮影