四季の森ニュース
大雪(たいせつ)
- 更新日2023年12月07日
- カテゴリ四季の森だより
今朝の気温は氷点下ではなかったのですが、
(氷点下になったのは夜中の1時前後だけでした)
非常に強い風が吹いていたので、寒さは感じました。
今朝の八ヶ岳
今日は日本海側を低気圧が発達しながら通過するので、朝から荒れ模様です。
入笠山方面 青空も見え、日の差している場所もあります
富士山 八ヶ岳の向こう側(山梨県)は天気がよさそうです
富士山は二重の笠雲がかかっています
まるやち湖 昨日は暖かかったので結氷部分は少し減りました
さて、今日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。
雪がたくさん降る地域が増えて、本格的な冬が始まるという意味で、
次の節気「冬至」までの期間でもあります。
いよいよ本格的な冬が始まりました。
山だけでなく平地でも雪が降る時期ですね。
今朝は真冬のような寒さはありませんでしたが、
昼頃には霰が降ったりした後、急激に気温が下がって寒くなってきました。
ただ、今週は暖かい予報なので、寒暖差が大きくなりそうです。
東洋医学では、冬は「腎」の季節なのだそうです。
「腎」は生きるためのエネルギーを蓄えたり、
身体を温めたりする働きを担っていますが、冷えに弱いと考えられており、
「腎」を養うためには冷やさないことが大切だということです。
東洋医学での「腎」とは、腎臓だけでなく副腎も含めたものとして捉えられており、
腎臓は全身の水分量をコントロールし、副腎はホルモンバランスを整え、
生育や意欲、活力と関係しているそうです。
その腎を補うとされるのが、黒い食材と鹹味(かんみ)の性質を持つ食材です。
◆黒い食材・・・黒米、黒豆、黒ゴマ、くるみ、栗、イカ、アジ、豚肉など
◆鹹味食材・・・昆布、ワカメ、海苔、ひじきなどの海藻類
辛い食べ物は身体を温めますが、食べ過ぎると、
たくさんの汗をかいてしまい、かえって身体を冷やしてしまうことになるようなので
注意が必要です。
「腎」を養生するためにも、冷えには十分注意していきましょう。
今日はバタバタとしていたので、バードフィーダーを観察できませんでしたが、
昼過ぎにセンター前の林の中が野鳥で賑やかだったので撮影してみました。
木の幹の陰に鳥がいるのがお分かりになりますでしょうか
エナガでした チョコチョコと忙しく動き回るので撮影は非常に難しいです
とても小さく可愛い野鳥です
エナガだけだと思っていたら、シジュウカラも混じっていました
カラ類やエナガ、コゲラ、メジロは混群で行動することがあります
昼前頃から急に雲が広がり、霰が降ったり荒天でしたが、
次第に晴れ間が増えてきました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 5.1℃ 12:40現在
気温は昼をピークに下がってきており、
明朝は晴れそうなのでで冷え込みが予想されます。
今日のセンター 霰の後で道路が濡れています(13時半頃撮影)