四季の森ニュース
七草草子
- 更新日2024年01月07日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は晴れていたもの、八ヶ岳には雪雲がかかっていました。
私の家付近は、氷点下になるかならないか位の気温でこの時期としては暖かかったのですが、
原村に近づくにつれ、雪が舞った形跡があり、
風も冷たく、こけもも平の今朝の最低気温は、-5.4℃(6時30分)でした。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
まるやち湖 氷の上に薄っすら雪が積もり、白い湖になっていました
昨晩か今朝方に舞ったのでしょうか
ヒレンジャクがいるかなと思い「しらかばの小径」へ足を延ばしてみましたが、静かでした(笑)
「しらかばの小径」は日陰なので凍っています
さて、今日は五節句のひとつ「人日の節句」、
そして「七草粥」を食べる日でもあります。
皆様「七草粥」は召し上がりましたか。
お正月の疲れた胃をいたわり、
今年の無病息災、健康長寿を願って食べる行事食です。
「七草粥」は平安時代の宮中から続く行事ですが、
中国の古典文学からの故事が元になっているそうです。
鎌倉時代に書かれた短編集「御伽草子」の中に「七草草子」という説話があります。
唐の楚国に、大しうという親孝行者がいました。
両親はもう百歳を越し体がままならず、そんな両親を案じた大しうは、
山に入って21日間もの苦行を行い祈願しました。
すると心を打たれた帝釈天が天下り、
長寿の秘術として七草とその食べ方を大しうに授けました。
大しうはすぐに山を下りて
教えの通り7種の草を集め、6日の夕方から夜通し草を叩いて
炊いた粥を両親に食べさせたところ、たちまち若返ったというお話しです。
その帝釈天のお告げでは、
7種類の草を1月6日までに集め、決まった時刻に柳で作った器に載せ、
玉椿の枝で叩き、辰の刻(7時~9時頃)にこれらの草を合わせ、
東から清水を汲んできて、これを煮て食べること、というものだったそうです。
叩く時刻と順番ですが、酉の刻(17時~19時)に芹(せり)、
戌の刻(19時~21時)に薺(なずな)、亥の刻(21時~23時)は御形(ごぎょう)、
子の刻(23時~1時)は繁縷(はこべ)、丑の刻(1時~3時)は仏座(ほとけのざ)、
寅の刻(3時~5時)は菘(すずな)、卯の刻(5時~7時)は蘿蔔(すずしろ)
と細かく指定されており、これが七草の由来になっているようです。
七草粥は、前日の夜から手間暇かけて作るものだったんですね。
今朝の我が家の七草はフリーズドライのものを使ったのですが(笑)
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
からまつ平
しらかば平
しらかば平
こけもも平
こけもも平
阿弥陀岳
朝の内は雪雲がかかっていた八ヶ岳でしたが、次第に見えるようになってきました
共用道路
県道鉢巻線(共用道路交差点付近)
昼頃から再び雲が広がり始めました。
夕方から雪が降る予報になっています。
こけもも平(標高1500m)観測データ -0.5℃ 13時50分
今日のこけもも平は真冬日でした。
寒気の流れ込み具合によって、雪は今晩から明日の朝にかけて続くこともあり、
明朝は積雪している可能性もありますので、どうぞご注意下さい。
今日のセンター 13時15分撮影
クルミを調達したので、毎日ウッドデッキに3個ほど割ってから置いているのですが、
今日は、朝出しておいたものが10時半頃には既になくなっていました。
リスが来ているんでしょうね。
ウッドデッキは窓から見えないので、また置き場所を検討してみます。