四季の森ニュース
スキーの日
- 更新日2024年01月12日
- カテゴリ四季の森だより
今日は雲が多いため晴れたり曇ったりで
気温も低かったのですが、今季一番の冷え込みという訳でもない割に、
非常に底冷えする朝でした。
私的には一番の寒さといってもいいくらいでした。
自分の感覚が変なのかと思っていたら、他のスタッフも同じような意見で
少しホッとしました(笑)
体感温度はいろいろな要素が重なるんですね。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
まるやち湖
さて、1月12日は「スキーの日」です。
昨年もご紹介しましたが、1911年に当時のオーストリア・ハンガリー帝国の
軍人テオドール・レルヒ少佐が新潟県高田の陸軍歩兵部隊の将校に
初めて本格的なスキーを指導したことから記念日になっています。
実は、日本陸軍がオーストリアにスキー指導を依頼したきっかけは、
1902(明治35)年の「八甲田雪中行軍遭難事件」です。
映画になったこともあるので、皆様もご存じですよね。
この事故は世界最大級の山岳事故で、
210名の兵士のうち199名が吹雪で遭難し亡くなりました。
生存者も凍傷で四肢を切断せざるを得なかったという非常に痛ましい事故でした。
この遭難事故に心を痛めたノルウェー国王から、
お見舞いとして明治天皇にスキー板が贈られたこともあるそうです。
もう少し早くスキーが導入されていたらこんな事故はなかったのかもしれませんね。
スキーの歴史というのは非常に古く、北欧のスカンジナビア半島では、
なんと紀元前2500年頃の壁画にスキー道具を身に着けた人が描かれているそうです。
ただその頃は滑るというより雪の上を歩く手段で、
板を割って加工した「かんじき」のようなもので、主に狩りに使われていたようです。
その後、スウェーデンでは紀元前1500年頃に作られた2mのスキー板が見つかっているそうです。
ちなみに、「スキー」はノルウェー語で「薄い板」を意味する「Ski(シー)」が由来となっています。
今朝ラジオから松任谷由実の「サーフ天国、スキー国」が流れていましたが、
「スキーの日」だったからなんですね。
富士見パノラマスキー場からの眺望(お借りした画像です)
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
からまつ平(立場林道)
しらかば平
しらかば平
こけもも平
こけもも平
雪はだいぶ解けましたが、まだ日陰には残っています
今日はしらかば平にシカがいました。
道路の真ん中でたたずむシカ
車で近づくと山荘の中へ
角が生えているので雄のシカです。
右側の土手を上がろうとしましたが、足腰が弱っているようで登れず、その場にたたずんでいました。
高齢なのかもしれませんね。
今日は、こけもも平でもシカを見ましたが、こちらは元気一杯で逃げていきました。
朝から同じような天気が続いて肌寒かった日中ですが、
道路の雪が意外と解けました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 2.4℃ 14:30現在
明日は昼過ぎから夕方にかけて雪が降る予報です。
あまり積もらないといいのですが。
今日のセンター 13時過撮影
シジュウカラ
ゴジュウカラのお目当てもバードケーキでした