四季の森ニュース

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キレンジャク

今朝も晴れていましたが、冷え込みは少し緩みました。

今朝の最低気温は原村中心部の方が低く、気象庁の観測地点は-3.8℃(4時46分)でした。

 

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入笠山方面    西側は快晴です

東海地方が湿った空気の影響を受けるという予報通り、

今朝の富士山は雲がかる山頂が少し見えるだけでした

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今朝の八ヶ岳     湿った空気の影響か八ヶ岳には雲が出ていました

 

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まるやち湖

 

 

さて、昨日の事になりますが、

別荘地内を回っていますと、見慣れない鳥が飛んできて木の枝にとまりました。

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キレンジャクです。

初めて生で見ることができました。感激ですheart

「連雀」という名前なので群れなのかと辺りを見回したのですが、他に仲間はおらず、

すぐに飛んで行ってしまいました。

少し離れた場所に群れていたのかもしれませんね。

 

キレンジャク、ヒレンジャクは、冬鳥として日本にやってくる野鳥です。

姿が美しいのでバードウォッチャ-にとても人気がありますが、皆様ご覧になったことはありますか。

今日外出時に、まるやち湖横の「しらかばの小径」を通ったのですが、

数人のカメラマンが撮影をしているところでした。

 

キレンジャク、ヒレンジャクは、スズメ目レンジャク科に分類される鳥類です。

一般的に西日本はヒレンジャク、東日本はキレンジャクが多く見られるようですが、

一緒に行動することも多くあるようです。

年によって、飛来数の変動が大きく、

渡りの途中の地域の木の実が豊作になると、渡りをしなくなることがあるようです。

たくさんのレンジャクが見られる年を、愛鳥家の方々は「当たり年」と呼んでいるそうですが、

4~5年毎になるようで、今季は当たり年なのかもしれませんね。

 

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スズメのように団体行動をするので「連雀(れんじゃく)」、

尾が黄色いものを「黄連雀(きれんじゃく)」、

尾が緋(赤)色のものを「緋連雀(ひれんじゃく)」と区別しています。

 

全長は18cmから20cmほどで、キレンジャクのほうが少し大きくなります。

頭部には冠羽(かんう)があり、目に過眼線(かがんせん)と呼ばれる黒いラインが入るのが特徴です。

過眼線はヒレンジャクのほうが長く冠羽まで伸びています。

またお腹の色が、キレンジャクは薄い灰色なのに対し、ヒレンジャクは薄い黄色をしています。

ということで、画像はキレンジャクなのでお腹は黄色くありません。

 

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レンジャクは果実をエサにしますが、

ナナカマド、ズミ、ツルウメモドキ、イボタノキ、カンボク、ヤドリギなどを好んで食べます。

特にヤドリギはレンジャクの仲間しかほとんど食べないので、共生の関係になっているんですね。

好みの木の実があると、食べ尽くすまで滞在しますが、

文化園周辺はヤドリギが多いですし、ズミやナナカマドもあるので、

今季はこの辺りに長く滞在しているようです。

ご来荘のご予定がある方は、

文化園や別荘地内で観察してみて下さい。

私は、今度は群れているところを見てみたいです。

 

 

今日の午前中、外出時に撮影しました。

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南八ヶ岳     茅野市玉川付近より撮影

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北八ヶ岳     今日は雲が出ています

 

午後には更に雲が広がってきました。

時折日が差すだけになっていますが、気温は上がりました。

 

      こけもも平(標高1500m)観測データ 7.9℃ 14:00現在

 

明日は晴れそうですが、明後日から曇りや雨の日が続く予報です。

明日の貴重な晴れ間を有効活用したいですね。

 

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今日のセンター    13時頃撮影

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リス

午前中外出してしまったので、林の中のリスしか撮影できませんでした

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