四季の森ニュース
春霞
- 更新日2024年03月16日
- カテゴリ四季の森だより
今日は冷え込みも緩み、暖かな朝でした。
快晴なのですが、春霞でぼんやりとした風景が広がり、
やわらかな日差しで春を感じます。
通勤途上ではフクジュソウが咲いていました
朝なのであまら花は開いていませんが、今日の日中は全開になるでしょう
春は黄色い花から始まりますね
八ヶ岳 春霞でぼんやりしてます
入笠山方面 こちらも霞んでいます
今日は富士山も北アルプスも目を凝らしても見えませんでした
まるやち湖
カルガモ 今日のカルガモはあちこちに分散していました
「春霞」はウィキペディアによると、
「霞や霧は、大気中の水分が直物の蒸散が活発化するなどの要因によって増え、
気温の低下などによって微粒子状(細かい水滴)となり、目に見える状態になる。
昼と夜の変わり目で気温差の大きい日に起こりやすい。」
とあります。
雪解けの水蒸気や花粉などの影響もあるのでしょうね。
また、お天気の解説によると、
高気圧に覆われると上空から地上に向けて下降気流が発生します。
この気流は地上で体感できる風ではありませんが、
下降気流がしっかりすればするほど大気中に「逆転層」というものが発生します。
この「逆転層」は「空気の蓋」と呼ばれるもので、地上覆う蓋の役目をします。
そのため地上付近の塵やホコリ、水滴は上空高くまで舞い上がることができず、
地上付近に漂うことになります。
その結果、太陽の光が散乱されてしまうため霞んで見える。
とあります。
霞というのは学術的な定義はありません。
また春特有のものでもありませんが、
春に発生する霞や霧を「春霞」と呼んでいます。
平安時代頃から、春の霞と秋の霞は他のものと区別され、
季節を感じる風流なものとして和歌などにも詠まれてきました。
春の美しい風景や気候を表す「春霞」、
日本人の美意識や感性を象徴する言葉とも言えますね。
別荘地内はまだまだ雪も多くありますが、この暖かさで徐々に減ってきています
根開き 根の辺りから先に雪解けしてきます
クサボケ 雪が消えた場所では芽吹きも始まっていました
草も生えてきています
センターの花壇でも芽が出始めました
今日もツグミの姿がありました きっと近くに巣があるんでしょうね
午後も春の日差しで、とても暖かくなりました。
外に出ても風が冷たくありません。
こけもも平(標高1500m)観測データ 12.1℃ 13:40現在
10度は超えるかなとは思っていた本日ですが、
こけもも平でも12度まで気温が上がりました。
明日は、午後に雲が広がる予報です。
日差しがなくなる分少し肌寒く感じるかもしれませんね。
今日のセンター 12時半頃撮影
シジュウカラ まだバードケーキは食べません
水浴びするかなと期待したのですが、水を飲んだだけでした