四季の森ニュース

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沙羅双樹

今日は朝から雨が降りそうな空模様です。

雲が低く垂れこめて、薄暗くなっています。

気温は、曇りの割には暖かいですが、

日中は気温が上がらないので、蒸し暑い感じはありません。

 

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入笠山方面     今日は周辺の山の眺望は全くなく、ところどころ霧が発生していました

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まるやち湖

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ウツギ

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ヤマアジサイ

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アジサイが咲き始め、色鮮やかになってきました

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アナベル街道は、白い花が増えてきました

 

 

さて、センターの道向かいにある旧森林軌道見学者駐車場では、シャラノキが咲き始めました。

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シャラノキ(ナツツバキ)

5月の緑化フェアでプレゼントした苗木はこの木になります。

正式名称はナツツバキで、

夏にツバキのような花を咲かせることから名付けられています。

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平家物語の冒頭に

「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」という一文があります。

この平家物語に詠まれた沙羅双樹は、ナツツバキの事ではないかと言われています。

 

お釈迦様が入滅する際に、

沙羅の木が東西南北の四方にそれぞれ2本あったことから「沙羅双樹」と呼ばれるようになりました。

ちなみに、沙羅双樹は、無優樹(むゆうじゅ)や印度菩提樹とともに、仏教の三大聖木となっています。

無優樹は誕生の時、菩提樹は悟りの時、沙羅双樹は入滅の時、

それぞれお釈迦様のそばにあった木だとされています。

 

現地(インド)の沙羅双樹の木はとても固く、寺院などの建築資材に使われる他、

樹液は絆創膏の原料としても使われているそうです。

また、花はジャスミンのような香りがして、

白やクリーム色の花びらがフリルのようになった可愛らしい花です。

日本では栽培が難しいため、見られる場所はとても少なく、

新宿御苑や滋賀県草津市の「水生植物園みずの森」などで見ることができるそうです。

 

仏教が日本に伝来した当時は、沙羅双樹という木が日本に存在しなかったため、

葉の形が似ているナツツバキを沙羅の木と呼び、

平家物語に登場する沙羅双樹が、ナツツバキの事だと言われているのです。

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シャラノキは朝に開花した花が夕方には落ちてしまう1日花です。

平家物語の一文は、花が散っていく姿に、人生の儚さを重ね合わせていたのではないかと言われています。

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茶花としても人気があるナツツバキです。

1日で散ってしまう儚さが、侘び寂びに通じるのでしょうか。

別荘地内のあちこちで見ることができます。

 

 

今日のエサ台にはリスは現れませんでした。

昨日近づきすぎたのかもしれませんね。

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キセキレイは朝から登場しています(笑)

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こちらはいつもリスを威嚇しているオスかもしれません。

リスはいませんが、屋根にとまったり車両の上にとまったり、警戒を怠りません。

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地面にはエサを運ぶメスの姿もありました。

子育てが忙しそうです。

 

 

午前中のうちから雨が降っていますが、

ほとんど傘をささずにすむくらいの降りです。

 

  こけもも平(標高1500m)観測データ 18.8℃ 14:20現在

 

明日は1日雨予報です。

梅雨時期なので仕方ありませんね。

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今日のセンター    13時過撮影

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栗の葉にも(クリハイボフシ)

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トチノキの葉にも虫こぶがありました

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