四季の森ニュース
わたあめのような香り
- 更新日2024年11月05日
- カテゴリ四季の森だより
朝から霧がたちこめている四季の森です。
今朝の気温はセンター前の温度計で6℃、
雨は降っておりませんがかなりの濃い霧です。
↑センター前の様子です。
エサ台にはコガラが2羽、霧の中モーニングに来てくれました。
(1つ置いたくるみもなくなっていたのできっとリスも来ていたのだと思います・・・!)
まとまった雨から始まった3連休でしたが、最終日は快晴となりました。
↑センターよりからまつ平方面
↑センター入口のモミジやドウダンツツジも真っ赤に色づいてきました。
からまつも徐々にオリーブ色に変わり、路面の落ち葉も多くなってきました。
↑昨日のエサ台にはリスの姿も。
気のせいでしょうか、なんだかいつもより大きいような・・・?
ヒマワリ⇒水⇒くるみ(テイクアウト)とフルコースで楽しんでゆきました。
さてこの時期、外を歩いているとふと、キャラメルのようなわたあめのような
甘いかおりを感じたことはありませんか?
その正体がこちら、桂(カツラ)の木です。
↑写真は10月中旬頃に撮影したものです。
日本では北海道から九州まで分布し、葉はハート形、
樹形の美しさから庭木や街路樹にされるほか、
木材は加工しやすく家具、彫刻、将棋盤などに使用されており、
葉は抹香の原料、樹皮は屋根葺など広く私たちの生活に根付く樹木です。
「カツラ」という和名はこの落葉した葉の甘い香りに由来していて、
一説には香りが出ることを意味する「香出(かづ)る」が転訛したものと
いわれているそうです。
別名ではトワダカツラ、コウノキ、オコウノキ(お香の木)などの呼び方があります。
「桂」というとニッキの「桂皮」や金木犀の花の「桂花」、
ローレルの「月桂樹」などが浮かびますが、こちらとは全く異なる
カツラ科カツラ属の植物です。
(ちなみに中国ではこちらのカツラを「連香樹」と呼びます。)
この甘い香りの成分は「マルトール」という天然成分で、
香料・食品添加物としても用いられていますが、
パンやお菓子などを焼いた時に発生する成分と同じです!
樹木では松葉などにも含まれているそうです。
なるほど、とっても良いにおいのはずです・・・!
午後になると霧もあけてきました。
ただ湿度は100%表示で高い状態が続いているようです。