四季の森ニュース
かにの年取り・・・?
- 更新日2025年01月07日
- カテゴリ四季の森だより
昨日は雪模様でしたが、気温が高かったため
原村でもみぞれまじりの雪が降りました。
今朝にはあがっておりましたが、気温がマイナスに冷え込んだため路面の凍結がみられます。
↑本日10時頃 センター前より立場林道 からまつ平方面
今朝時点での積雪はセンター前約1センチ(アイスバーン状態)、
こけもも平では約5センチでした。
写真の撮影時、スニーカーで外へ出たのですが、
少し傾斜したところを歩くとツルツルと滑りバランスを崩してしまうような路面状況でした。
↑本日13時頃 センター前より立場林道 からまつ平方面
↑同時刻 センター前より鉢巻道路 しらかば平方面
↑同時刻 センター前交差点より鉢巻道路 富士見方面方面
お昼を過ぎて気温があがり、だんだんと溶けてきています。
氷まじり屋根からの落雪や転倒にお気を付け下さい。
さて今日、1月7日は「七草の日」。
春の七草を入れた七草粥を食べる日というイメージが強い日ですが、
「七日正月(なぬかしょうがつ)」や「人日(じんじつ)の節句」でもあります。
七日正月の前日の1月6日を「六日年越し」や「六日年取り」といい、
今回は「六日年越し(むいかとしこし)」にまつわる、
一風変わった習わしを耳にしましたのでご紹介したいと思います。
先日テレビ番組を観ていた時の事。
各地域のお正月の行事や食べ物を紹介するコーナーで、
【1月6日に「かに」と書いた紙を玄関に貼る。】というものがありました。
映像では、かにのイラストや「かに」「カニ」「蟹」と、
色々な様子で「かに」が描かれた小さな半紙が戸口の両脇に貼られていました。
(画像がなくわかりづらくて申し訳ありません・・・)
不思議な光景だな~と思い眺めていると、
その習わしがあるのがなんと長野県だとの事!
気になって調べてみると上田や北佐久、そして諏訪地域でも行われているという記事を見つけました。
「かにの年取り」といい、もともとは近くの川でとれた本物の沢蟹を炙り、
串にさして戸口に飾っていたようで、蟹の漢字が「解に虫」と書くことから虫除けとも、
「災いをはさみで切る」という意味をこめた魔除けとも言われているそうです。
私自身は全く知らなかったのですが、
茅野市出身の母はこの習わしを知っていて「多分昔やっいたと思う」との事・・・!
皆様はご存じでしたでしょうか?
土着の文化は時代を経て徐々に廃れたり形が変わってゆきますが、
お正月の行事はそういった伝統の文化や習わしを知る良いきっかけとなりますね。
↑13時頃撮影
《パトロールスタッフより》
こけもも平の路面は凍結によりかなり滑りやすくなっておりますので、
運転・歩行の際には十分にお気をつけ下さい。