四季の森ニュース

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虫こぶ2025

週末までは梅雨の中休みの青空が広がった四季の森。

土曜日は最高気温も今日より6℃低い予報でした。

日曜日の今日も朝は曇りでしたが次第に雨脚が強くなりました。

もうやんだかな?と思っていたらそのうち雨音が聞こえてくる・・・といった感じです。

最近土日に雨が降ることが多いような・・・

今日の気温は朝のセンター前気温計で約20℃、むわっとした湿気を感じました。

昼ごろは23℃でした。

先日の夕方、センターの駐車場に残っていた水たまりの横を通り過ぎた際、

目の端に写った雲がなんだかカラフルだったような気がして見上げると

うっすらと彩雲が出ていました。

今週は何かよいことがありそうですね!

((写真を撮ったのですが、アップロードがうまくいかずまた次回掲載します。))



さて今日のタイトルの「虫こぶ」です。

※今日は虫の話題が多く出ますので、苦手な方は読み飛ばしてくださるとありがたいです。



普段の暮らしではあまり気づけない森の中の一本一本の樹木達の変化ですが、

じっくりと観察してみると様々な共生が見られます。

虫こぶ(虫えい)もその一つ。

過去の四季の森だよりでも何度かおとどけしていましたね。

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↑ヒメバラモミの新芽の虫こぶ。主に新芽など、その年の新しくできたところへ虫などが産卵して

作られるそうです。

どんなタイミングこぶになるのか気になります。

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↑こちらは去年より前のもの。穴が開いているように見えますね。

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↑駐車場のコナラの木には、いつのまにか手の届く位置になにかできていました!

クルミかな?と思うほどの大きさがあります。見上げるともう一カ所同じようなこぶが。

触ってみると少しやわらかです。

「ナラメリンゴフシ」といい、タマバチが枝の節に寄生してできるそうです。

楢の木の節にできるリンゴのようなこぶというわかりやすいお名前です!

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↑コナラとズミの木に、まだ落とされていないおとしぶみが・・・

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↑エリア内で白くふわふわと舞うものを発見。

今回はヤナギではなくユキムシ(ワタムシ)でした。

ユキムシといえば秋に大量発生するイメージもありましたが、

種類によって初夏にもみられるそうです。実はアブラムシの仲間なんですね。

夏に見かけるとワタムシという通称の方がなんだかしっくりきますね。

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↑駐車中の車のフロントガラスにぽつぽつと白い何かが飛んできました。

おそらくハゴロモの幼虫でしょうか。羽はなく、お尻のあたりからふわふわが出ていました。

ユキムシもハゴロモも、体を覆う綿のようなものは分泌したロウ成分の繊維だそうです。

森の植物も日々見頃の花が変わってゆく季節です。

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↑アキグミの花

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↑街路樹のヤマボウシは開花が進み、満開の並木がもうじきです。

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↑エリア内で群生していたベニバナイチヤクソウ

花が終わった去年の枯枝も残っていました。


  こけもも平(標高1500m)観測データ 21.1℃ 14:00現在



◇一昨日のセンター    6/13 12:00時ごろ撮影

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↑オオヤマザクラは実がどんどん熟してきていました。

そういえばフルーツのさくらんぼも今が旬ですね!

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↑センター入口のサワフタギは花が終わってきて本格的な青葉のシーズンです。

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