四季の森ニュース
笹離宮で夏越の祓
- 更新日2025年07月02日
- カテゴリ四季の森だより
昨日は夕方から雷の音が聞こえだし、夜は大粒の雨となりました。
富士見町、原村、茅野市玉川の一部地域では
雷の影響とみられる停電も発生しました。(現在は復旧済です。)
今日も予報では雨でしたが、四季の森周辺では曇り空の一日です。
気温は朝のセンター前気温計で約18℃、昼ごろは約23℃でした。
↑一昨日の空。昨日の昼まで梅雨明けかな、というほどの真夏のお天気でした。
↑昨日(7/1)のアナベル。朝露が輝いていました。
さて先日、四季の森から車で5分ほどのところにある、
蓼科笹類植物園「笹離宮」へお邪魔してきました。
現在は「夏越の祓 茅の輪くぐり」も開催されているということで、
今日は園内の様子をご紹介したいと思います!
笹離宮へは一番塚の信号を実践大学校方面に少しゆくと、
上原工業団地へ左折するところに最初の案内看板が出ています。
看板を道なりに進むと左手に入口が見えてきました。
↑入口の様子。施設銘板からも趣が漂います。
↑入口を入ると涼しげな竹林が迎えてくれます。
路地に落ちる竹や笹の影を楽しみながら受付まで進みます。
受付を済ませ同じ建物の展示棟へ。
館内説明の映像を観ながら笹茶を頂きました。
↑茶器や建物の意匠にも笹がたくさん。竹灯籠も見事でした。
↑売店コーナーでは一見竹で作られた「おんべ」のような「おかんじゃけ」や
頂いた笹茶がおいしかったので購入させていただきました・・・!
※小さい画像はクリックで拡大できます。
↑園内にはいくつかの建物があり、パンフレットによると、
植物園までに「清風萬里館」、待合「翠陰」、茶室「じゃく庵(じゃくは竹冠に若)」と並びます。
庭園には「梅見門」や石庭など見どころがたくさん。
庭園の芝生に見える部分もよく見ると小さな笹植物です。
↑右手側には薬草園も。近くに来ると薬草の香りがしました。
名前は聞いたことがあっても実際に生育する姿を見るのは初めての生薬がたくさんあります。
八重咲のドクダミの花がかわいかったです。
↑小川にかかる橋を渡り植物園ゾーンへ。
入ってすぐ右にあるのはアジア最大級の葉をもつ「ジャクチク」です。
↑歩道が整備された園内に数えきれないほどのタケ・ササ類が!
パンフレットと案内掲示を観ながら歩きます。起伏はほぼなく歩きやすいです。
↑古代の校倉造を範とした「神坐(かみくら)」や、笹葺屋根の竪穴式住居も。縄文土器もありました!
神坐の中には「走り大黒」が安置されているそうです。
↑園内にはササ類だけでなく四季折々の山野草も植えられています。
エリア中央の「随月泉」や石灯籠で、趣のある風景を味わうことができました。
↑これからが見頃のアジサイもたくさんありました。
野生に生息するようなガクアジサイ系の株が多いそうです。
↑受付前に戻ってきました。
この竹のオブジェは館長さんが毎年違うデザインで拵えているそうです!
最後に夏越の祓の茅の輪を拝見。
↑笹離宮なだけあり茅の輪も大きな笹の葉でできています!
横に掲示してあるお作法通りに半年の穢れを祓いました。
暑かったこの日も園内は静かで気持ちの良い風が吹き抜けていました。
皆様もお時間があればぜひお出かけください!
【笹離宮】
開園日:4月下旬から10月末日の金・土・日・月・祝
時間:10時から17時(最終入園16時)
入園料:大人(高校生以上)1,000円、中学生以下・障害者手帳をお持ちの方無料、団体割・地元割あり
施設詳細は公式HPなどをご確認ください。
(外部リンク)
笹離宮公式HP:笹離宮
こけもも平(標高1500m)観測データ 20.5℃ 14:00現在
◇今日のセンター 13:00時ごろ撮影
↑あたりの雑木林では栗の花が見頃です。
満開になった木を見ると、このあたりにも野生の栗の木って意外と多いんだなと実感できます。
↑オトシブミに大人気の区画を発見!