寒天の日
2025年02月16日 [ スタッフ日記 ]
ここ数日、蓼科でも暖かい日が続いています。
が、今朝は薄っすらと雪が積もりました。
ただ日中の気温が高いので雪はすぐに消えてしまいました。
さて、今日は「寒天の日」です。
茅野市の名産品のひとつに「角寒天(棒寒天)」がありますが、
NHKの番組で、寒天が大きく注目されたことに由来した記念日となっています。
寒天製造は2月中旬にはほぼ終了しているところが多いのですが、
明日から寒気が入る予報なので、製造は続くのかもしれません。
角寒天製造風景
諏訪地方の学校の給食には、この「寒天の日」前後に
「牛乳かん」など様々な寒天メニューが登場します。
「牛乳かん」など寒天で固めた料理を、諏訪地方では「天寄せ」と呼びます。
「天寄せ」は諏訪地方のソウルフードで、今でも冠婚葬祭などで登場する一品です。
昔は砂糖を入れただけの無職透明なものでしが、色をつけたり、クルミや溶き卵を入れたり、
各家庭で違った味が楽しめる料理でもあります。
塩ようかんにも角寒天が使われています
寒天の最大の特徴は、なんといっても食物繊維の豊富さで、
あらゆる食材の中で抜群の含有量を誇っています。
食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、寒天にはその両方が含まれているので
腸の動きを活発にし、美容と健康によいと言われています。
寒天レシピが多く掲載されていますので、ご活用下さい。
茅野市湯川にある寒天工場では、2月23日に「干し場でマルシェ2025」が開催されます。
寒天の製造現場で、今年出来立ての凍み食材を楽しむイベントで、今年で3回目の開催となるようです。
詳細はリンク先でご確認下さい。
蓼科からも近いので、足を運んでみてはいかがでしょうか。