四季の森ニュース
- 更新日2024年01月13日
- カテゴリ四季の森だより
今日は午後から雪だと思っていたら、朝から雪が降っていました。
朝から降るとなるとかなり積もるのかと心配していたら、
雪はすぐに止んで、午前中は日も差す時間がありました。
富士見町立沢地区大規模水田地帯の道路は、交通量が少ないので真っ白です
雪が舞っているので眺望はありませんが、薄っすらとスキー場が見えていたりします
富士山方面です 神々しい太陽光がなんとも幻想的でした
薄っすら富士山のシルエットも見えています
北側は青空が見えていました(八ヶ岳エコーライン)
朝の雪は四季の森付近はわずかでした
さて、今日は雪予報で、昼頃から雪が降り出しました。
降り始めは雪国かと思うほど大粒の雪が降ってきましたが、
その後、雪は小粒になり強く降ったり弱く降ったりを繰り返しています。
今のところそれほどの積雪ではありませんが、雪は夜の始め頃まで降り続きそうなので、
積雪量もこれから増えてくる可能性があります。
そして今夜遅くには晴れて、明朝は相当な冷え込みが予想され、
非常に滑りやすい道路状況になっていると思われます。
交差点付近、橋、カーブなどがスリップしやすい場所です。
お車の場合は、スピードダウンの上、急ハンドル、急発進など
特に気を付けて走行するようお願い致します。
降り始めから
一気に大粒の雪が落ちてきました 13時頃
15時現在、センター付近で3cmほどの積雪になっており、路面は真っ白です
雪の中、シジュウカラが来ていました
今朝もクルミを置いたところ、リスがやってきました。
クルミが減っているので、周辺を見回すと水を飲んでいるところでした
今日は石垣側ではなく、駐車場側の森に帰っていきました
バードフィーダーにはシメが来ていました
エサ台のバードケーキですが、昨日はまだ残っていたのですが、
今朝確認するとなくなっており、無事完食となりました。
明朝は寒くなりそうですが、日中は気温が上がりそうです。
こけもも平(標高1500m)観測データ -1.9℃ 11:40現在
雪が降り出すと同時に気温も下がっています。
今日のセンター 13時頃
16時過ぎには雪はほぼ止み、青空も見え始めました。
積雪は、しらかば平で3cm、からまつ平で3~4cm、こけもも平で10cm程です。
風が非常に強いので、降った雪が舞い上がっています。
- 更新日2024年01月12日
- カテゴリ四季の森だより
今日は雲が多いため晴れたり曇ったりで
気温も低かったのですが、今季一番の冷え込みという訳でもない割に、
非常に底冷えする朝でした。
私的には一番の寒さといってもいいくらいでした。
自分の感覚が変なのかと思っていたら、他のスタッフも同じような意見で
少しホッとしました(笑)
体感温度はいろいろな要素が重なるんですね。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
まるやち湖
さて、1月12日は「スキーの日」です。
昨年もご紹介しましたが、1911年に当時のオーストリア・ハンガリー帝国の
軍人テオドール・レルヒ少佐が新潟県高田の陸軍歩兵部隊の将校に
初めて本格的なスキーを指導したことから記念日になっています。
実は、日本陸軍がオーストリアにスキー指導を依頼したきっかけは、
1902(明治35)年の「八甲田雪中行軍遭難事件」です。
映画になったこともあるので、皆様もご存じですよね。
この事故は世界最大級の山岳事故で、
210名の兵士のうち199名が吹雪で遭難し亡くなりました。
生存者も凍傷で四肢を切断せざるを得なかったという非常に痛ましい事故でした。
この遭難事故に心を痛めたノルウェー国王から、
お見舞いとして明治天皇にスキー板が贈られたこともあるそうです。
もう少し早くスキーが導入されていたらこんな事故はなかったのかもしれませんね。
スキーの歴史というのは非常に古く、北欧のスカンジナビア半島では、
なんと紀元前2500年頃の壁画にスキー道具を身に着けた人が描かれているそうです。
ただその頃は滑るというより雪の上を歩く手段で、
板を割って加工した「かんじき」のようなもので、主に狩りに使われていたようです。
その後、スウェーデンでは紀元前1500年頃に作られた2mのスキー板が見つかっているそうです。
ちなみに、「スキー」はノルウェー語で「薄い板」を意味する「Ski(シー)」が由来となっています。
今朝ラジオから松任谷由実の「サーフ天国、スキー国」が流れていましたが、
「スキーの日」だったからなんですね。
富士見パノラマスキー場からの眺望(お借りした画像です)
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
からまつ平(立場林道)
しらかば平
しらかば平
こけもも平
こけもも平
雪はだいぶ解けましたが、まだ日陰には残っています
今日はしらかば平にシカがいました。
道路の真ん中でたたずむシカ
車で近づくと山荘の中へ
角が生えているので雄のシカです。
右側の土手を上がろうとしましたが、足腰が弱っているようで登れず、その場にたたずんでいました。
高齢なのかもしれませんね。
今日は、こけもも平でもシカを見ましたが、こちらは元気一杯で逃げていきました。
朝から同じような天気が続いて肌寒かった日中ですが、
道路の雪が意外と解けました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 2.4℃ 14:30現在
明日は昼過ぎから夕方にかけて雪が降る予報です。
あまり積もらないといいのですが。
今日のセンター 13時過撮影
シジュウカラ
ゴジュウカラのお目当てもバードケーキでした
- 更新日2024年01月09日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は厳しい冷え込みでした。
気象庁の原村の観測地点では-10.9度(6時30分)を観測し、
今季一番の冷え込みになりました。
県内の多くの観測地点が今季最低気温を記録した本日、
長野県で一番冷え込んだのは、上田市菅平で、-22.5度(6時20分)を記録し、
全国で2番目の寒さになったようです。
四季の森のこけもも平は、-9.7度(5時台)で、今季最低ではなかったのですが、
それでも-10度に迫る寒さでした。
今朝の富士山
「雲ひとつない」快晴と言いたかったのですが、富士山の裾野には雲がありました
山の稜線が透けて見えているので、霞のようなものかもしれません
レースのストールを纏ったかのような今朝の富士山でした
八ヶ岳 深山地区環境保全林付近から撮影
まるやち湖はこの寒さで全面結氷しました
まるやち湖の駐車場はペンション区、原山自治会のどんど焼き会場になっています
13日(土)がどんど焼き、14日(日)が片付けとなりますので、
日中は駐車禁止になりますので、ご注意下さい。
さて、今日もリスの来訪を期待して、エサとクルミを置いたところ、
早速リスがやってきました。
そのまま持ち帰って食べるのかと思いきや、
後を追って撮影して見ると、
石垣を軽快によじ登り
林の中を走って、
木の根元まで運んで、
咥えていたクルミを置いて何か手で押さえています
振り返るともうクルミは咥えていません
リスは食べ物が豊富な時期に、
エサを地面や木の幹などに隠してあとで食べる「貯食」という行動をします。
今は雪が降り、他に食料もなさそうなので貯食しているのかちょっと疑問ですが、
毎日クルミを置いているので、一時的に貯食に回したのかもしれないですね。
クルミを使った研究によると、
100個のクルミの内、4割がすぐに食べられ、6割が貯食されたそうです。
そして貯食されたクルミの内、リスが食べたのが6割強、ネズミなどの他の動物が食べたのが2割強で、
1割以上のクルミが忘れ去られてしまったということです。
リスは同じ場所に隠さないため、忘れしまうんですね。
また、隠してからも1回~4回は別の場所へ移すことがあるようです。
こうして、リスに忘れ去られたクルミやドングリなどの実は
やがて春になると発芽して成長していくことになる訳です。
リスは、クルミやナラの木の分布拡大に貢献しているんですね。
貯食の後はポージング?(笑) 石垣の上でなんとも可愛らしいポーズを決めてくれました
リスはげっ歯類で、放っておくと歯は1年間に20cmも伸びるそうです。
硬いエサを食べたり、上下の歯をこすり合わせることで適度な長さに調整されます。
本当はクルミは割らずに置いたほうがいいのかもしれないですね。
クルミがなくなったら、エサ台でヒマワリの種を食べ、
ウッドデッキの上に置いてある水入れの水を飲んでから森に帰っていきました
今日は外出の機会がありましたので原小学校のスケートリンクを見てきました。
氷が解けている部分もあって、まだスケートリンクはできていませんでした。
今シーズンは難しいでしょうか。
村中からの眺望もご覧下さい。
天狗岳~編笠山
蓼科山~天狗岳
諏訪盆地と北アルプス
午後も快晴で、今日はプラスの気温で冬日和でした。
こけもも平(標高1500m)観測データ 3.3℃ 14:20現在
明日は日中雲が広がる予報です。
今のところ雨(または雪)の予報はありませんが、
気温が上がらないため、寒い日中となりそうです。
今日のセンター 13時頃撮影
リスは可愛いのですが、リスがいると野鳥は近づきません
リスが去って2時間後、やっとシジュウカラがやってきました
シジュウカラの狙いは、ヒマワリの種ではなく「バードケーキ」でした(笑)
- 更新日2024年01月08日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は晴れて厳しい冷え込みになり、
こけもも平の今朝の最低気温は-8.9℃(9時)でした。
昨夕から降り出した雪で、今朝はやはり積雪しており、
八ヶ岳にはまだ雪雲がかかっている状態でした。
ただ昨日帰宅する時には、大雪になりそうなほど降っていた割には
積雪量はそれほど多くはありませんでした。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
周辺道路の様子です。
八ヶ岳エコーライン
八ヶ岳ズームライン
県道鉢巻線
村道原村ペンション線
まるやち湖
立場林道(しらかば平から撮影)
積雪は、八ヶ岳エコーライン付近で5mm程、まるやち湖付近で1cm、
センター付近で2cm程、こけもも平で10cm弱程でした。
規定の積雪量ではありませんでしたが、これから積雪が増える時期ですので、
全区画の除雪を行いました。
アスファルトが見えてくると雪解けも早くなります。
さて、今日は「成人の日」の祝日です。
成人の定義は、1896(明治29)年に制定した民法により
長らく20歳が成人年齢とされていましたが、選挙権取得年齢などの理由から
2018(平成30)年に民法改正が行われ、満18歳に引き下げられました。
ただこれはあくまで成人の年齢を再定義した法律改正で、
成人式を行う年齢を定めたものではないため、
成人式を行う年齢は各自治体に一任されています。
そのため、民法改正後も成人式は二十歳の方を対象に実施する、
と表明している自治体は多く、
「成人式」から「二十歳のつどい」などの名前に変わりつつあります。
諏訪地方の自治体も全て二十歳が対象で、
原村は、諏訪地方では一番早く、1月3日に「二十歳を祝う会」が行われたほか、
他の市町でも昨日(1月7日)に開催されました。
成人の日の式典というのは、日本だけのイベントで、
海外ではこうしたセレモニーは行われません。
戦後の日本は、物資も食料も足りない状況下で、最も乏しかったのは「人材」だったことから、
良い国家を作っていくために国民自信が成長していかなければならないという考えから、
「大人になった自覚をもってほしい」と願って、
「成人の日」を制定し、祝日としたとも言われています。
新成人の方々が、これから自覚を持って成長していってほしいものですね。
今日は、午前中センター周りの除雪を行いつつ、
バードフィーダーのエサやクルミを準備しました。
除雪が終ったので、室内から撮影できるようカメラを調整していますと、
リスがクルミを持ちに来ていました
昨日の教訓から、クルミを入れる容器をデッキの手摺に紐で固定したので気が付きました
咥えて持ち去るところです(笑)
ここに来るとクルミがあると憶えてくれたようです
リスの足跡 石垣側からやってきているようです
来た時の足跡(右)と帰る時の足跡(左)
雪の上に残されたクルミの殻 途中で中身が取り出せたのかもしれません
朝あった雲は消えて、午後は快晴です。
ただ気温はあまり上がらず、こけもも平は今日も真冬日です。
こけもも平(標高1500m)観測データ -3.5℃ 14:20現在
明日は晴れて放射冷却で厳しい冷え込みが予想されています。
解けた雪が凍結しますので、どうぞお気をつけ下さい。
今日のセンター 13時過撮影
美しい八ヶ岳ブルーの空
- 更新日2024年01月07日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は晴れていたもの、八ヶ岳には雪雲がかかっていました。
私の家付近は、氷点下になるかならないか位の気温でこの時期としては暖かかったのですが、
原村に近づくにつれ、雪が舞った形跡があり、
風も冷たく、こけもも平の今朝の最低気温は、-5.4℃(6時30分)でした。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
まるやち湖 氷の上に薄っすら雪が積もり、白い湖になっていました
昨晩か今朝方に舞ったのでしょうか
ヒレンジャクがいるかなと思い「しらかばの小径」へ足を延ばしてみましたが、静かでした(笑)
「しらかばの小径」は日陰なので凍っています
さて、今日は五節句のひとつ「人日の節句」、
そして「七草粥」を食べる日でもあります。
皆様「七草粥」は召し上がりましたか。
お正月の疲れた胃をいたわり、
今年の無病息災、健康長寿を願って食べる行事食です。
「七草粥」は平安時代の宮中から続く行事ですが、
中国の古典文学からの故事が元になっているそうです。
鎌倉時代に書かれた短編集「御伽草子」の中に「七草草子」という説話があります。
唐の楚国に、大しうという親孝行者がいました。
両親はもう百歳を越し体がままならず、そんな両親を案じた大しうは、
山に入って21日間もの苦行を行い祈願しました。
すると心を打たれた帝釈天が天下り、
長寿の秘術として七草とその食べ方を大しうに授けました。
大しうはすぐに山を下りて
教えの通り7種の草を集め、6日の夕方から夜通し草を叩いて
炊いた粥を両親に食べさせたところ、たちまち若返ったというお話しです。
その帝釈天のお告げでは、
7種類の草を1月6日までに集め、決まった時刻に柳で作った器に載せ、
玉椿の枝で叩き、辰の刻(7時~9時頃)にこれらの草を合わせ、
東から清水を汲んできて、これを煮て食べること、というものだったそうです。
叩く時刻と順番ですが、酉の刻(17時~19時)に芹(せり)、
戌の刻(19時~21時)に薺(なずな)、亥の刻(21時~23時)は御形(ごぎょう)、
子の刻(23時~1時)は繁縷(はこべ)、丑の刻(1時~3時)は仏座(ほとけのざ)、
寅の刻(3時~5時)は菘(すずな)、卯の刻(5時~7時)は蘿蔔(すずしろ)
と細かく指定されており、これが七草の由来になっているようです。
七草粥は、前日の夜から手間暇かけて作るものだったんですね。
今朝の我が家の七草はフリーズドライのものを使ったのですが(笑)
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
からまつ平
しらかば平
しらかば平
こけもも平
こけもも平
阿弥陀岳
朝の内は雪雲がかかっていた八ヶ岳でしたが、次第に見えるようになってきました
共用道路
県道鉢巻線(共用道路交差点付近)
昼頃から再び雲が広がり始めました。
夕方から雪が降る予報になっています。
こけもも平(標高1500m)観測データ -0.5℃ 13時50分
今日のこけもも平は真冬日でした。
寒気の流れ込み具合によって、雪は今晩から明日の朝にかけて続くこともあり、
明朝は積雪している可能性もありますので、どうぞご注意下さい。
今日のセンター 13時15分撮影
クルミを調達したので、毎日ウッドデッキに3個ほど割ってから置いているのですが、
今日は、朝出しておいたものが10時半頃には既になくなっていました。
リスが来ているんでしょうね。
ウッドデッキは窓から見えないので、また置き場所を検討してみます。