四季の森ニュース
- 更新日2024年06月22日
- カテゴリ四季の森だより
昨晩は晴れてほぼ丸い月がよく見えていました。
皆様はご覧になりましたか。
今朝は昨晩よりは少し高い雲が広がっていましたが、晴れていました。
朝は少し肌寒い陽気でしたが、日中は暖かくなっています。
今朝の八ヶ岳 薄雲が出ています
入笠山方面
富士山
水田地帯には、珍しくチョウゲンボウがいました ※逆光で顔がうまく映っていません
チョウゲンボウの背中(笑)
通勤途上では栗の花が咲いていましt
雄花
雌花
さて、いよいよ梅雨ですが、
梅雨は、中国から伝わった言葉です。
もちろん梅の実が熟す頃に降る雨ということで「梅雨」と呼ばれるようになったというのが通説ですが、
雨が多く黴(かび)が生えやすい時期であることから黴雨(ばいう)と呼ばれていたものの、
黴という字は印象が悪いのでこの時期に旬を迎える梅という字を当てたという説もあります。
中国では「梅雨」を「ばいう」と呼んでいますが、
日本では「梅雨」に「つゆ」という読みを当てますが、
これにも諸説あり、
「露に濡れて湿っぽい」という意味の「露けし」が転じ「つゆ」になったというものや、
熟した梅の実が収穫され潰(つい)えることから「潰ゆ(つゆ)」と呼ぶようになったとか、
黴が生えて食べ物がダメになることを意味する「費ゆ(つゆ)」から来たという説などがあります。
明日は雨予報です。
梅雨前線の影響で、今晩から、明後日の朝まで雨は続きそうです。
前線の位置によって雨量が変わってきますので、
最新の天気予報をご確認いただき、雨の降り方にご注意下さい。
今日も早くからリスがやってきました。
調べてみますと、リスは雑食で、木の実や種が主な食べ物ですが、
時には昆虫や鳥の卵を食べることもあるそうです。
だからキセキレイが警戒していたんですね。
ですが、今日はキセキレイは現れませんでした。
撮影はできなかったのですが、リスが去った後、
久しぶりにシジュウカラやヤマガラが姿を見せてくれました。
ウバユリの花芽が上がってきました
ヤマザクラの実
雨が降ったのでキノコがたくさん生えてきました
マムシグサ
ヤマボウシ
昼頃、事務所の外で鳥が賑やかに鳴いていて、追ってみるとシジュウカラでした
数羽いたのですが、たぶん巣立ったばかりの若鳥だと思われます
午後は雲が広がってきましたが、時折日も差しています。
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.3℃ 12:30現在
明日は諏訪圏域で開催されるトライアスロン大会があります。
朝8時頃から昼過ぎまで交通規制がありますのでご注意下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
ヒメシャク
- 更新日2024年06月21日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、昨日の予報とは違い朝から雨降りでした。
シトシト絶え間なく続く雨で、午前中は外の作業ができない状態でした。
いよいよ、近畿、東海、関東甲信地方では梅雨入り、
関東甲信地方は、平年より14日、昨年より13日も遅い梅雨入りです。
いよいよ本格的な雨の季節が始まりました。
遅い分、まとまった雨にならないよう願っています。
植物にとっては雨が必要ですし、水不足も困るので、
気持ちを切り替えて、雨の日も楽しく過ごしていきましょう。
今朝の八ヶ岳方面 雲に覆われていましたが、少し山が見える状態でした
まるやち湖
今日は雨降りでしたが、カイツブリの他にカルガモもいました
通勤途上では、
ムラサキツユクサ
アスチルベ
オカトラノオ
ヤマアジサイ やはり、雨が降ると色味が鮮やかに感じられます
アナベル
村道ペンション線のアナベルは、
だいぶ花芽が立ち上がってきて大きく広がってきました
花が咲くのももう間もなくですね
さて、今日は「夏至」でもあります。
今日は雨で朝から薄暗いので、あまり日が長いという実感がありませんが、
一昨日のような晴れた日などは、朝も早くから明るく、
19時頃でもまだ明るかったりするので、日の長さを感じます。
冬至は一番昼間が短くなる日ですが、夏至との差は東京で5時間ほど長くなりますので、
なんだか6月は得をした気分になりますね。
夏至は日が長くなりますが、暑さはそれほどでもありません。
それは、6月は梅雨の時期と重なるため太陽の出ている時間が少ないということと、
太陽の熱が地面に伝わってから空気が温められて気温が上がるという仕組みから、
時間差が生じるからです。
太陽の熱が地面に伝わるのには、1ヶ月半ほど時間がかかるため、
8月が一番暑いということになるわけです。
冬至もまたしかり。
また、1日の気温においても、
一番太陽が高くなる時間よりも遅れて最高気温が観測されるんですね。
雨が降っていてエサ台も濡れていたので、今日は午前中は種を置かずにいましたが、
午後は雨がほぼ止んだので、種を置きました。
しばらくすると、リスがやってきました
今日は一番のりです(笑)
昨日のニュースでキセキレイがエサ待ちをしているとお伝えしたのですが、
考えてみますと、キセキレイはエサ台で種を食べることがないので、
おかしいなと思っていました。
今日もリスがいるエサ台に飛び上がるキセキレイ(赤い矢印)がいて、
何度も何度も繰り返し、1度はリスの背中に体当たりしていました。
それで気が付いたのですが、キセキレイは近くで子育て中で、
リスが来たので、親鳥が威嚇をしていたということだと思います。
子を守るため必死だったんですね。
リスは背中にアタックされても気にすることなく、夢中で種を食べていました。
エサ台でもこんなドラマが繰り広げられています(笑)
センター前のノイバラ 近づくといい香りがします
ヒヨドリバナ
イボタノキ
シモツケ 花もいいですが、丸いつぼみがなんとも可愛らしいです
オオヤマザクラの実 真っ黒に熟して落ちています
雨でコケも生き生きしてきました
16時半を回った頃から晴れてきました。
日中は肌寒い気温でしたが、天気の回復とともに気温が上がり、
今日の最高気温は16時20分です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 14.2℃ 16:20現在
明日の日中は晴れ間がありそうですが、夜から再び雨で、
日曜日は終日雨降りとなりそうです。
明日の夜は満月なのですが、明日の夜は天気が悪そうなので、
月を見るのは今晩のほうがいいようです。
6月の満月は「ストロベリームーン」と呼ばれます。
今日のセンター 13時頃撮影
モミジ
- 更新日2024年06月21日
- カテゴリオーナー様へ
6月23日(日)は、諏訪圏域で
「スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会2024」が開催されます。
これに伴い、周辺の道路では交通規制が行われます。
茅野市・原村・富士見町
富士見町
茅野市街
八ヶ岳エコーライン、御柱街道など、
朝から昼過ぎ頃まで規制が続きますので、
ご来荘の皆様はどうぞご注意下さい。
詳細は、公式ページの交通規制ページをご確認下さい。 → こちら
「スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会」は、
スイム1.9km、バイク66.2km、ラン20kmで構成されており、
下諏訪ローイングパークがスイム会場、
下諏訪町赤砂崎公園防災ヘリポートを起点に、諏訪湖から御柱街道、
八ヶ岳エコーラインをバイクで往復して諏訪湖へ戻り、
諏訪湖ヨットハーバーから諏訪湖周をランしてフィニッシュとなります。
天気は今のところ雨の予報ですが、なんとか回復してほしいですね。
- 更新日2024年06月20日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は髙い雲が出て若干霞んでいたものの、よく晴れていました。
気温はそれほど上がってはいませんが、
湿度が高めなので、気温の割には暑く感じます。
八ヶ岳
水田にはアオサギ
カルガモ 飛んでいるカルガモも見かけました
ムクドリなどがいました
まるやち湖
今朝もカイツブリが1羽だけでせっせとエサを探していました
さて、朝事務所に出社をすると、
リスが水を飲んでいるところに出くわしてしまい、
リスが慌てて石垣を駆け上がって逃げて行きました。
今日は駐車場側の林の方へ向かいました
しばらくしてエサ台を見ると、またリスが来ていました。
2日間エサがなかったのでお腹を空かしていたのかもしれませんね。
リスを撮影しながら、周囲を見回してみると、
エサ台の左下のアスファルトにキセキレイが来ていました
つがいで、リスが去るのを待っているようでした
オス(下側)なのか、しきりにエサ台近くまで羽ばたいて様子を確認しますが、
リスが居座っているのでなかなかエサ台に近づけません。
アスファルトからエサ台を見ています(笑)
こちらを向いて、リスを何とかしてよ!と訴えているようにも見えます(笑)
その後見逃してしまったのですが、エサにありつけたでしょうか。
一旦エサ台から離れたリスでしたが、再び現れました。
今日は光の加減で室内から撮影すると真っ暗になってしまうので、
事務所のドアを開けて撮影しましたが、逃げもせずエサを食べていました。
慣れてきたかもしれないですね。
センター周辺では、
キンギンボクの実 これから実が大きくなって赤くなります
ヤマウルシの花
ウコギの花 鋭いトゲがありますが、食用の山菜のひとつです
ヒメマダラエダシャク 先日ご紹介したシャクガの仲間です
シャクガの仲間は、日本だけで700種以上もいるそうです。
幼虫は尺取虫という共通点があります。
この葉っぱも虫の影響です
前にもご紹介しましたが、クマヤナギハフクロブシというキジラミの一種が作る虫こぶで、
毎年見られます。
午後は雲が広がりましたが、時折日差しもあります。
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.7℃ 12:50現在
夕方は一時的に雨が降る予報ですが、一時的で、
明日は昼前後に雨が予想されています。
今日のセンター
ヒメバラモミの虫こぶ
虫こぶは、エゾマツカサアブラムシというアブラムシが作っています
- 更新日2024年06月17日
- カテゴリ四季の森だより
昨日の夕方も少し雨が降りましたが、降った量はわずかでした。
今朝は薄雲が出ていたものの晴れていて眺望もよかったのですが、
天気は下り坂で徐々に雲が厚くなっています。
富士山 ぼんやりですが全体が見えていました
そば栽培の畑では、昨年こぼれた種が発芽してソバの花が咲いていました
この辺りでは春そばの栽培をしているところはほとんどありませんが
こぼれ種でこの時期にも花が楽しめます。
もうしばらくすると畑が耕されて土に混ぜ込まれてしまいます。
八ヶ岳 エコーライン沿いのブロッコリー畑からの撮影です
北アルプスも意外とよく見えていました
通勤途上では、
クリの花が咲き始めました
やっとアカマツやニセアカシアの花粉が少なくなったと安堵していたのですが、
今度はクリの花粉が多くなります。
センターではこのような状態なので花は少し先ですね
さて、朝晩の寒さもなくなって虫たちも増えてきました。
嫌いな方には申し訳ないのですが、別荘地内で撮影した虫をご紹介しますね。
アカスジキンカメムシ
今年はカメムシの大発生のニュースなども報道されていて、
果樹などに被害をもたらすことから厄介者の扱いのカメムシですが、
このアカスジキンカメムシは美しさから「歩く宝石」などと呼ばれています。
アカスジキンカメムシは、さなぎ段階がない「不完全変態」という成長をする昆虫で、
画像は成虫になりますが、初期の幼虫、成虫直前の幼虫と、姿や色合いが変わり、
成長段階ごとに美しい姿が楽しめます。
余談ですが、アカスジキンカメムシはあまり臭くないと言われています。
試す勇気はありませんが(笑)
確定はできないのですが、ヒョウモンエダシャクの幼虫だと思われます。
漢字で書くと「豹紋枝尺」、豹(ひょう)柄の尺取虫ということです。
レンゲツツジやアセビの葉を食べてしまう「害虫」とも言えますが、
アセビやレンゲツツジは有毒なので、
その有毒成分を体の中に貯め込んでいるヒョウモンエダシャクなので、鳥も食べないそうです。
ヒョウモンエダシャク成虫 ※お借りした画像です
毒は成虫になるまで蓄えられているそうです
こちらの白い泡のようなものは、アワフキムシの幼虫がつくった「泡の巣」です。
アワフキムシは植物の汁を吸って生活しますが、
吸った汁の中から栄養分を吸収した後、
残りの水分を排出する時に体内から分泌物を出して石けんを作ります。
その石けんの泡で自らを包み込んでいるという訳です。
漢字では「泡吹虫」と書きますので正にこの習性が由来となっています。
泡を吹き飛ばせば多分幼虫が出てくるとは思いますが、
可哀そうなので、泡のみのご紹介です(笑)
泡の中にいるのは幼虫の頃だけで、成虫になると泡の外で生活します。
これも幼虫、成虫の姿はありませんが、オトシブミの仲間だと思われます。
オトシブミは子孫を残すためにこうした「ゆりかご=揺藍(ようらん)」を作る習性があります。
オトシブミのメスは、葉の中に卵を産み付けそれを巻いてゆりかごを作ります。
安全なゆりかごの中で卵は孵化し、幼虫は内側の葉を食べて大きくなり、
成虫になると葉の外に出ていくのです。
このゆりかごが地面に落ちている様子が、
江戸時代の手紙であった「落とし文」に似ていることから名前が付けられたそうです。
オトシブミ成虫 ※お借りした画像です
また、面白い虫が撮影できましたらご紹介させていただきますね
午前中、外出したので撮影しました。
八ヶ岳とヤマボウシ並木 原村こひつじ幼稚園付近より撮影
今年のヤマボウシはあまり花つきがよくないようです。
また、雨が少ないので花も葉も元気がありません。
やはり時期には雨が必要ですね。
中心部の花もほぼ満開です
蓼科山、北横岳
八ヶ岳(権現岳、西岳、編笠山)
諏訪盆地
今日は午前中にリスがやってきました。
事務所のドアをそっと開けて撮影してみました
食べるのに夢中で気づきませんでした
そして、キジバトは定時にやってきました(笑)
徐々に雲が厚みを増して、夕方は薄暗くなってきました。
雨は夜遅くから降り出すようです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.2℃ 12:30現在
明日は1日雨降りになりそうです。
雨量が多くなる予報ですので、どうぞご注意下さい。
また、気温も上がらないので体調管理にお気をつけ下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
センターの駐車場側にあるヤマボウシも花が非常に少ないです