当社 安全に対する考え
安全は全てに優先する ~良質を目指して~
皆様には日頃よりアルピコタクシーをご用命・ご利用をいただき、誠にありがとうございます。
又、この度は弊社ホームページにお立ち寄り頂きました事、重ねて御礼申し上げます。
当社は、度重なる新型コロナ感染の拡大による需要の減少の長期化、燃料価格の高騰、少子高齢化、乗務員不足、新しい交通体系への変換等目まぐるしく変化していく事業環境の中において、地域の皆様に信頼される、「地域の足」として、なくてはならない企業になる事を目指しております。
旅客運送事業を営む弊社に課せられた使命は、当然の如く、お客様への「安全・安心」の提供であり、これはご利用いただくお客様はもちろんの事、周囲の他の自動車や自転車、歩行者の皆様に対しても安全で安心な存在でなくてはなりません。
当社は【安全は全てに優先する】を安全方針として掲げ、全従業員がそれぞれの立場で、高い安全意識を持って、安全輸送の提供の為に日々の業務に臨んでおります。
合わせて、当社の事業は旅客運送業であると共に接客サービス業である、という観点よりお客様により気持ちよくご利用いただくため「挨拶」「身だしなみ」「言葉遣い」を中心にした接客マナーの向上に日々努め、「居心地のいい空間を提供し、全てのお客様に安心感を感じていただけるタクシー会社」になるべく進めております。
回復基調にはあるものの、引き続き厳しい事業環境が続きますが、これまで70年以上支えていただいた感謝の気持ちを未来につなぎ、ご利用のお客様や地域の皆様のご理解ご協力を頂きながら、これからも地域社会がより豊かになるよう貢献していく所存です。
引き続きのご利用を何卒よろしくお願い申し上げます。
2023年4月14日
アルピコタクシー株式会社
代表取締役社長 三澤 洋一
アルピコタクシー株式会社
運輸安全マネジメント
に関する取組 2022年度報告
アルピコグループ経営理念
アルピコグループは、
信州に暮らす人々とその素晴らしい自然環境を愛し、
「安全・安心」「便利」「快適」
「楽しさ・ときめき」「知識」提供を通じて、
豊かな地域社会の実現に貢献します。
アルピコグループ行動指針
アルピコグループの宝は
地域のお客様からの信頼です。
私たちはお客様の満足でNO.1を目指し、
誠実に行動します。
「運輸安全マネジメント定義」
事業運営において、輸送の安全性確保が最も重要であるという意識を経営責任者から全従業員に浸透させ、輸送の安全に関する計画の作成・実行・評価及び改善の一連の過程を定め、これを継続的に実施することにより、事業全体の輸送の安全の確保及びその安定性の向上を図る仕組み。
アルピコタクシー株式会社
2022年度安全方針
安全は全てに優先する
アルピコタクシー株式会社では、輸送の安全を確保するために、以下のとおり全社員が一丸となって安全に取り組んでおります。
2022年度総括報告
1. 輸送の安全に関する基本方針
(1) 当社(社長 三澤 洋一)は、輸送の安全確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内において輸送の安全に主導的な役割を果たします。また、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど、現場の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全が最も重要であるという意識を徹底さ}せます
2022年度安全方針
安全はすべてに優先する。
- 輸送に関する法令を順守し旅客運送事業の使命を全うします。
- 輸送の安全に関しての計画、実行、監査、改善を絶えず行い安全運行に努めます。
(2) 輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善(Plan Do Check Act)を確実に実施し、安全対策を不断に見直すことと全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全の向上に努めてまいります。また、輸送の安全に関する情報については積極的に公表いたします。
2. 輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況
2022年度結果
- 有責事故削減目標の年間120件以内は134件となり未達成でした。
※車両後退時の事故発生が目立ちました。次年度の強化項目と致します。 - 人身事故は9件発生しており、重大事故は有責1件、無責1件の計2件の発生で未達成でした。
※人身事故の撲滅が出来ませんでした。引き続き安全運行の徹底を強化してまいります。 - 飲酒・酒気帯び運転は完全に防止し達成しました。
-
2022年度実績(有責事故件数)
目標 件数 一般 乗用 一般 乗合 一般 貸切 自家用 管理 計 120 109 17 1 7 134
3. 事故に関する統計(自動車事故報告規則第2条2号に基づく件数)
2022年4月1日~2023年3月31日の間の重大事故件数
一般乗用:1件 一般乗合:1件(被害事故) 一般貸切:0件
事故形態
バック |
目測の |
交差点 |
路外から |
---|---|---|---|
41件 | 20件 | 10件 | 9件 |
31% | 15% | 7% | 7% |
運行形態
空車時 | 実車時 |
---|---|
91件 | 43件 |
68% | 32% |
内容
自損 | 物損(対車) | 物損(静止物) |
---|---|---|
31件 | 36件 | 57件 |
23% | 27% | 43% |
以上の様な状況でした。
アルピコタクシー株式会社
2023年度安全方針
安全は全てに優先する
~良質を目指して~
※昨年度の未達成状況を重視し引き続きの安全方針と致します。
1. 2023年度の輸送の安全に関する目標を
下記のとおり定め取り組んでまいります。
有責事故件数 120件以内
- 人身事故件数0件
- 厳正な(アルコールチェッカー・対面)点呼による飲酒・酒気帯び運転の防止
-
安全マネジメント推進会議体制
2. 輸送の安全に関する重点施策及び計画
-
運転者の健康に起因する重大事故が全国的に発生している現状を鑑み、乗務前点呼における乗務判断の徹底を行う。運転者が体調不良を隠さず、正直に体調が悪いことを報告できるような雰囲気を常日頃から醸成する。
- ① 厳正な点呼の実施(乗務前の検温含む)
- ② 定期健康診断受診後のフォロー
- ③ SAS簡易検査・精密検査・治療の奨励
-
飲酒・酒気帯び運転の防止
- ① 厳正な点呼の実施
- ② 乗務前・乗務後点呼におけるアルコールチェッカーによる検知の徹底
- ③ 乗務後点呼時に飲酒量を抑える注意喚起
-
旅客運送事業を通じ人命を守ることが、お客様の信頼をうる一番の方法であることを自覚させる。乗務員教育の反復、点呼時等に絶えず乗務員への自覚を促す啓蒙、指導を継続する。
- ① 厳正な点呼の実施
- ② ドライブレコーダーの映像を活用した教育指導
- ③ 事故再発防止の講習会の実施
- ④ 運転適性診断の受診及び受診者の面接指導
- ⑤ 運行管理者・整備管理者講習会の受講
- ⑥ ヒヤリハット情報の収集と活用
- ⑦ CS研修会の実施
3. 輸送の安全に関する内部監査及び計画
- 年一回定期的に安全統括管理者が指定して定期内部監査を実施する。 実施時期:11月
- 重大な事故等(取締役社長又は安全統括管理者が必要と認めた場合)が発生した場合は、臨時内部監査を行う。
以上の様な取組を行う事で当社安全方針『安全は全てに優先する』が確実に前進するよう社員一丸となって業務に従事します。
安全統括管理者
安全統括管理者は以下の通りです。
取締役運行管理部長 奥原 正明
2023年5月31日
運行管理部
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