LIFE

2021.09.13

#セカンドハウスで広がる世界

セカンドハウスとグランドピアノ

もう一軒の「我が家」での楽しみ方の一つとして、楽器演奏があげられます。
都市部での生活においては、自宅で思う存分に楽器を演奏するという環境はなかなか整わないのが現実だろうと思います。
近年は練習用の音楽スタジオが大流行ですが、週末に思い立って練習や演奏をしようとしても、空いているスタジオはなかなか見つかりません。

プロの演奏家や一部の愛好家は、自宅に防音室を設置するなどして練習場所を確保していますが、これがなかなか高額であり、大手メーカーのユニット防音室でもバイオリン演奏のできる大きさで100万円程度(1.5畳)、グランドピアノがギリギリ入る大きさで200万円程度(3畳)、6畳の部屋を丸ごと防音室にする場合の工事費なら300万円程度はかかります。

3畳でグランドピアノって・・・
 
それはただの「練習室」であり、楽器本来の楽しみである、人に聴いてもらったり合奏したりするといった演奏形態とはかけ離れた姿です。

それ以前の問題として、「そんな場所自宅にあるわけないでしょ!」というツッコミも入りそうです。

グランドピアノ💛💛💛

何て素敵な楽器でしょうか?

ピアノに少しでも親しんだ者にとって、それは子供の頃からの常に「憧れの存在」でした。
ピアノの先生の家には大抵グランドピアノがあり、自宅のアップライトとの音量や表現力の違いに子供はみな気づかされています。

昔話となりますが、昭和のある時代にはそれこそ女の子の半分近くがピアノを習っていたというくらい、住宅街を歩けばそこら中から子供の練習音が聞こえてきたものでした。
たまにものすごく上手な演奏が流れてくると、しばし立ち止まって聞き惚れたり・・・

当時の住宅事情の下でグランドピアノを持っている家庭は多くありませんでしたが、6畳間にグランドピアノ買ってもらって、ピアノの下に布団を敷いて寝ている幸せな子供もいました(危険ですから絶対マネしないでください)。

現在では騒音(と考えるかどうかは人によって違います)問題と少子化の影響で、街にピアノの音が聞こえてくることは滅多にありません。
一軒家であってもアップライトピアノの練習さえ憚られる状況です。

今やピアノ教室に通う子供の大多数がデジタルピアノで練習している時代です。
1990年代初めに世帯普及率がなんと23%!にも達した日本中のピアノさんたちは、今ものすごい勢いで中国に連れ去られています。

「グランドピアノを自宅で存分に弾きたい!」

子供の頃の夢は大抵の場合「夢」で終わってしまうものです。

都市生活者にとっては「音」と「場所」の問題が大きく、もはや「夢見たことさえ忘れてしまった」大人がほとんどではないでしょうか?

そんな子供の頃の夢を手に入れることができるのが「セカンドハウス」です。

近年別荘地にセカンドハウスを建てる方の中心世代は、40歳代後半から50歳代となっています。
「リタイヤ後の人生も見据えて森や海に一軒家を建てたい」と考える人たちです。

そのうちのかなりの割合の方が、実家や自宅にあった子供の頃弾いたピアノを、セカンドハウスに持ち込んで演奏を楽しんでいます。

自分たちの子供にあまり手がかからなくなり、自由になる時間が増えると同時に、老後の趣味を増やしておきたいと考える方々は多いと思います。

子供の頃に習っていたピアノを再開してみませんか?

自分のお金でレッスンを受けてみると、練習に対する取り組みも子供の頃とは変わることに気がつきます。
最初は全く回らなかった指も、しばらく続けてみると案外動くようになり、子供時代にはあまり感じなかった上達感(子供時代は「気がつかないうちに上手になっている」という感じではなかったでしょうか?)を実感できることも大人ピアノ再開組の楽しみです。

あるピアノの先生が心からこう言っていました。

「自分も大人になってから気づきましたが、ピアノは完全に大人が楽しむための世界でした。

子供時代の夢であったグランドピアノも中古であれば100万円程度から購入できます。
新車購入を中古車に変更すれば、さほど無理なく捻出できる金額であることに気がつくでしょう。

あとは自宅に練習用のデジタルピアノを用意すれば準備完了。

セカンドハウスのリビングの中心にグランドピアノを置き、週末には大屋根を開けて思う存分ピアノを奏でる。
防音室ではない、広い空間と高い天井の下で、グランドピアノは生き生きと歌い出します♪

可能であれば知人や友人の楽器奏者や歌い手を招いてのアンサンブルも楽しんでみてください。
ピアノは孤独な楽器と考えられがちですが世界が一変しますよ!

「夢が叶う」だけでなく「人の輪が広がり人生が変わる」。

それがセカンドハウスの魅力です。