四季の森ニュース

- 更新日2023年08月31日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も八ヶ岳は雲が出て全く見えませんでしたが、
空には高い秋の雲が見られました。
朝晩もすっかい涼しくなり、秋もそこまで来ているようです。
入笠山方面
今朝は北アルプスが少しだけ見えていました。
八ケ岳農業実践大学校の畑では、早くもハロウィンカボチャの収穫が始まっています。
ここから全国各地へ送られていくのかもしれませんね。
オレンジ色が秋を感じさせます。
さて、今年はモンシロチョウやモンキチョウ以外のチョウをあまり見る機会がなかったのですが、
先週、別荘地内でチョウを撮影できました。
ミヤマカラスアゲハ
ちょっと羽がボロボロになっていたので気の毒になってしまいました。
ブッドレアでたくさん吸蜜して命をつないでほしいですね。
ブッドレアでは、よくキアゲハやカラスアゲハなど見かけることがあります。
ブッドレアは英語で「Bitterfly Bush」バタフライ・ブッシュと言い、
チョウが集まる樹として知られています。
ヒョウモンチョウ ハンゴンソウで吸蜜しています
ジャノメチョウ亜科クロヒカゲ
チョウではないのですが、昨日別荘地内でハシバミの実を撮影していると、
ハシバミ
こんな虫を見つけました。
オオミズアオの幼虫ではないかと思います。
オオミズアオは、最も美しい蛾と言われることがあるほど、
成虫は美しい姿をしています。
オオミズアオ(大水青)の成虫
葉っぱのような不思議な色合いですね。
英語では「Luna moth(ルナ・モス)」と言い、月の女神を表しているそうです。
夜行性のため日中に見ることは少ないと思いますが、
月の女神が飛んでいる姿を見てみたいですね。
幼虫も透き通っていてとても美しく見えます。
成虫も8mm~12mmと大きいので、幼虫もかなりの大きさです。
手に乗せるとずっしりしそうです。
別荘地内ではチョウや蛾いろいろ見られますね。
朝は雲がかかって見えなかった八ケ岳ですが、
気温の上昇とともに雲が消えて、日中はよく見えるようになりました。
まるやち湖 8時頃撮影
10時30分頃撮影
茅野市湖東地区からの八ヶ岳
さて、今晩は満月です。
今月2回目の満月「ブルームーン」で、今年最大の満月「スーパームーン」です。
「ブルームーン」は平均すると2~3年に1度くらいしか見られないことになり、
ブルームーンを見れば幸運が訪れるとも言われます。
最大の瞬間は今日の午前中に迎えてしまいましたが、
今晩は晴れの予報ですので、今年最大の満月をご覧になってみてはいかがですか。
原村の月の出時間は、18時37分頃になります。
午後は雲が広がっていますが、予報ではこれから晴れてくるようです。
今日のセンター 13時過撮影
先日「ウマオイ」としてご紹介した昆虫ですが、
キタササキリモドキだと判明しました。
ササキリモドキの仲間は翅が退化している種が多く、これで成虫なのだそうです。
間違った情報をお伝えして申し訳ありませんでした。
記事のタイトル、内容はそのままにしてありますのでご了承下さい。
- 更新日2023年08月30日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雲が多く発生していましたが、徐々に回復してきていました。
今朝の八ヶ岳方面
入笠山方面
ソバの花が咲き進んできてこんもりとしてきました
既に人間の胸あたりまで成長してきています
村道付近ではコスモスが見頃になってきました
色とりどりで可愛いですね
まるやち湖 徐々に八ヶ岳が見えるようになってきていました
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
しらかば平
こけもも平
アキノノゲシ
ツリバナの実 もうすぐ割れそうですね
ゴマナ
別荘地内の路肩に白い花
ソバの花が咲いていました 自然に生えたんでしょうか
今日はニュースの更新時間がありませんので、これで終了致します。
月末月初のため、数日は画像がメインでの更新になりますのでご了承下さい。
今日は少し日も差す時間もありましたが、午後はほぼ曇りでした。
日中は蒸し暑さを感じましたが、朝夕は涼しいです。
今日のセンター 16時前撮影
- 更新日2023年08月27日
- カテゴリ四季の森だより
昨日の夕方、四季の森周辺では激しく雨が降りましたが短時間でした。
もう降らないだろうと思いながら自宅へ帰宅すると、富士見町ではこれからというところで、
激しい雷雨とともに、一時的に停電もしました。
もう暗い時間帯でしたので、灯を探すのに苦労しました。
幸いすぐに停電は解消されましたが、防災の日も近いですし、
改めて、「いざ」という時の事を考えておかなくてはいけませんね。
今朝は、少しひんやりするような陽気で秋を感じましたが、
晴れていますので、日中は今日も暑くなりそうです。
今朝の八ヶ岳 山にかかる雲はありません
入笠山方面
今朝は富士山もよく見えていました
さて、今朝は「原村高原朝市」の最終日でしたので、
少しだけ早く家を出て、朝市を見学してみました。
いつもは早めに閉店される店も多いのですが、
今日は最終日ですので、出店者もお客様も名残を惜しんでいるようでした。
私もあれこれ見ようと張り切っていたのですが、
以前飼っていた犬と同じ犬種の犬を3頭を連れた方をお見掛けして、
話をしたり、犬を撫でさせてもらったりしてるうちに時間が経ってしまいました(笑)
また来年の朝市を楽しみに待ちましょう。
今朝のまるやち湖
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
しらかば平
からまつ平
別荘地内でもミヤマママコナが咲いています(からまつ平)
ハナイカリが咲き始めています(こけもも平)
ツリガネニンジン(こけもも平)
ユウガギク(しらかば平) 秋のキク科の花は判別が難しいです
ベニイタドリ
ナナカマドの葉も
実も赤くなってきました
カラコギカエデの翼果も赤くなり花が咲いているように見えます
トンボもたくさん飛んでいます
最近、鳥を撮影していないなと思っていると、
ジョウビタキが姿を見せてくれました
幼鳥かもしれません
午後も雲が増えてはきましたが、日差しはあります。
今日の予報では雨は降らない見込みですが、どうでしょう。
こけもも平(標高1500m)観測データ 24.8℃ 13:30現在
日差しは強いですが、湿度が低めなので、木陰に入るととても快適です。
朝晩の寒暖差が大きくなっていますので、体調管理にはどうぞお気をつけ下さい。
今日のセンター 14時過撮影
センター入口のヒメバラモミに松かさができているのを発見しました
- 更新日2023年08月26日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雲が少なく、早朝から強い日差しで暑くなりそうです。
まだまだ夏の日差しですが、澄んだ青空が少し秋を感じさせます。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山も少しだけ見えていますが、わかりますでしょうか
周辺のソバの花もだいぶ咲いてきました。見頃になっている畑もあります
撮影した時には気づかなかったのですが、真ん中の下の葉に虫がいます。
花にピントが合っているので虫はぼやけていますが、
ナナホシテントウの幼虫のようです。
テントウムシは、大きく3つに分かれます。
①草食(別名をテントウムシダマシ)
②肉食
③菌食
害虫に分類されるのが①の草食のテントウムシです。
特徴は全体が毛に覆われてツヤがありません。
②の肉食のテントウムシは、植物の害を与えるアブラムシを食べてくれる益虫で、
ナナホシテントウやナミテントウなどがいます。
③の菌食のテントウムシは、うどんこ病菌を食べてくれる益虫で、
キイロテントウやシロホシテントウなどがいます。
益虫とされているテントウムシは体がツヤツヤとしているのが特徴です。
さて、ナナホシテントウは最もポピュラーなテントウムシです。
名前の通り、赤い体に七つの黒い斑紋があるのが特徴です。
植物の葉の裏などに産みつけられた卵は、1週間ほどで孵化します。
孵化後脱皮を4回ほど繰り返し、サナギになって1週間ほどで羽化し、
よく見かけるナナホシテントウの姿になります。
ナナホシテントウ(成虫)
姿が全く違うので、幼虫を見て成虫の姿は全く想像できませんね。
成長が早いナナホシテントウは、春から秋までのシーズンで3、4世代が入れ替わると言われています。
また、見つけましたらピントを合わせて撮影してみますね。
今朝も晴れていたので、セルリー畑の散水が行われていました。
今日は朝から気温が上がっているので、あちこちで行われていました
畑の近くにいるだけで、涼しい気がします
セルリー畑の収穫は深夜から朝にかけて行われるため、私たちが目にすることはありませんが、
生育に併せて、10月半ば頃まで路地物の出荷作業が村内のあちこちで行われます。
さて、今週末は8月最後の週末です。
まだまだ暑いので夏休みが終わりという感じが全くしませんが、
いつのまにか、星空の映画祭も終わっていたり、高原朝市もいよいよ明日が最終日です。
晩夏は、こうしていろいろが終っていくので、なんだか寂しく感じることが多くなります。
8月最後の週末、いろいろ楽しんで下さいね。
センター横の散策路「からまつの小径」では、
ミズヒキが花芽をつけはじめました
ツリフネソウ
ガマズミでしょうか、実が赤くなり始めていました
こちらも何の実なのか色づき始めています
コウゾリナ
今年は雨が少ないので、キノコ類がまだ見られませんし、野草も少なめです。
今日は午後は雨の予報でしたが、北側から雲が広がり、
予報通り、14時半頃から雨が降り出しました。
販売管理センター(標高1500m)観測データ 25.1℃ 11:10現在
激しく降る予報もありますので、ご来荘の皆様はどうぞお気をつけ下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
カサブランカ(別荘地内)
15時半過
青空が見えているのですが、雷が鳴って急に雨が強くなりました。
- 更新日2023年08月24日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は、富士見方面では雨が降っていたのですが、
四季の森周辺は青空も見える空でした。
八ケ岳方面 山はあまり見えていませんが青空も見えています
入笠山方面は雲の中でした
四季の森方面は晴れていそうです
ソバの花も次々に咲いてきました
もうすぐ真っ白な絨毯が見られますね
まるやち湖 八ケ岳に雲は多いものの、空は晴れていました
これから曇ってくるのかもしれません。
さて、昨日は二十四節気の「処暑」でしたが、
次の節気までの期間でもあります。
「処」は止まるという意味があり、暑さがおさまるという意味です。
今年はまだまだ暑い日が多く、まだまだ「夏本番」の陽気ですが、
朝晩の涼しさや、秋の虫の声などが聞こえてきますので、
少しずつ秋が感じられるようになっています。
さて昨日になりますが、「花が咲きました」とオーナー様から声をかけていただき
山荘内で撮影させていただきました。
キレンゲショウマ
私、キレンゲショウマを見たのは初めてです。
うつむいて咲く花の花びらは、ぽってりと肉厚で、
ころんとした丸いつぼみも可愛らしいですね。
キレンゲショウマは、アジサイ科キレンゲショウマ属の多年草です。
そして1種で1属を構成する近縁種のいない特異な植物です。
朝の連続テレビ小説「らんまん」でも取り上げられましたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
キレンゲショウマの学名は、
1860年に東京大学の初代植物学教授矢田部良吉氏によって発表されたことから、
「Kirengeshoma palmata Yatabe」と矢田部教授の名前が記されています。
日本の固有種で、四国の石鎚山や剣山に多く自生し、矢田部教授も石鎚山で発見したそうです。
レンゲショウマ(※昨年撮影)
レンゲショウマに似ていて黄色い花を咲かせることから「キレンゲショウマ」と名付けられました。
矢田部教授はユキノシタ科に分類しましたが、
その後花形の違いでユキノシタ科からアジサイ科が独立されたため、
現在はアジサイ科に分類されています。
ちなみに、レンゲショウマはキンポウゲ科なので、
名前が似ていますが、キレンゲショウマとレンゲショウマは全く別の植物なんですよ。
この辺りでは自生していない植物ですが、
見せていただいた山荘でも、地植えで育てられていましたので、
四季の森での生育環境はよさそうです。
自生地では、シカによる食害などが増えて個体数が減りつつあるようです。
オーナー様、貴重な植物を見せていただきありがとうございました。
レンゲショウマが咲く山荘には他にも、
ヤマシャクの実
黒い実は結実した種、赤い実は結実していない種になるようです
そして、マツムシソウが咲き始めていました
今年は別荘地内でマツムシソウが咲いているのを見掛けないような気がしますが、
これからでしょうか
サワヒヨドリ
アサギマダラが来るといいですね
ゲンノショウコ
まだまだいろいろな植物が楽しめますね。
そして、やはり昨日の出来事になりますが、県道鉢巻線を車で走行していると、
路肩に道路を横断しようとしているキジの親子がいました。
対向車(トラック)が来るの見えたので、まだ渡らないだろうと思っていたら、
親が飛び出しトラックの前を走って通過!
1羽目のヒナもトラックの前をギリギリ飛んで横切りました。
2羽目のヒナも飛び出したのですが、どう見てもトラックと衝突しそうな距離感、
「危ない!」と思った瞬間、トラックより高く飛び上がり、
無事に3羽は道路を渡っていきました。
見ている人間はハラハラドキドキです。
皆様もどうぞ野生動物にお気をつけ下さい。
今日は、昼前から急に雨が降り出し、強く降る時間もありましたが、
昼過ぎには止んで、夕方は再び晴れてきました。
非常に不安定な天気です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 23.7 10:00現在
晴れたり曇ったり雨が降ったりしているので、気温も乱高下しています。
明日は今のところ雨マークのない晴れの予報です。
今日のセンター 13時頃撮影 ※雨が降っています
カタバミ(センターにて)






