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#category3
森でリモートワーク
高橋さん
東京の魅力を感じなくなった
─まず、この別荘地との出会いはどういう経緯でしょう?
高橋:大学を出てから、インドネシアやマレーシア、タイに6、7年住んでいました。2018年に日本に帰ってきたんですが、なぜか東京の魅力を感じなくなってしまいました。
─東南アジアでは都会にいたんですか? それとも田舎の方?
高橋:ジャカルタとかバンコクだから都会です。学生の頃は東京で暮らしていたので都会が嫌いなわけではありません。でも当時の東南アジアは経済成長が大きく、デモなども頻繁にあり、生活していて刺激が多くありました。その生活に慣れてしまっていたからかもしれません。
─帰国してから結婚されたそうですが、奥様も同じ意見でした?
高橋:むしろ妻の方が早く引っ越したいと言っていましたね。妻も学生時代から都内で暮らしていたんですが、自然に囲まれた場所に行きたいとはよく話していました。それで、四国で1週間ぐらい古民家に泊まって田舎暮らしを体験したりもしました
そうこうしているうちに、コロナで完全フルリモートになったので、余計に東京で生活を続ける必要性を感じなくなりました。
─四国からなぜ蓼科に変わったんですか?
高橋:実はこの家は13、14年くらい前に妻のご両親が建てたものです。ご両親の家は栃木県にあるのですが、最近忙しくてなかなか蓼科に来られなくなっていました。だから使ってくれたら嬉しいと言っていただいたので、試しに住んでみようかと妻と決めて引っ越しました。
─いきなり移住ですか?
高橋:何度かは来たことはありました。だから夏は涼しいところ、くらいのことは知っていました。ただ冬の寒さが厳しいということも聞いていたので、妻が寒いのが苦手だから駄目だったから帰ればいいかなと。一年間暮らせたので、意外と大丈夫でした。今の生活ができているのはすごく恵まれていると思いますね。
高橋:大学を出てから、インドネシアやマレーシア、タイに6、7年住んでいました。2018年に日本に帰ってきたんですが、なぜか東京の魅力を感じなくなってしまいました。
─東南アジアでは都会にいたんですか? それとも田舎の方?
高橋:ジャカルタとかバンコクだから都会です。学生の頃は東京で暮らしていたので都会が嫌いなわけではありません。でも当時の東南アジアは経済成長が大きく、デモなども頻繁にあり、生活していて刺激が多くありました。その生活に慣れてしまっていたからかもしれません。
─帰国してから結婚されたそうですが、奥様も同じ意見でした?
高橋:むしろ妻の方が早く引っ越したいと言っていましたね。妻も学生時代から都内で暮らしていたんですが、自然に囲まれた場所に行きたいとはよく話していました。それで、四国で1週間ぐらい古民家に泊まって田舎暮らしを体験したりもしました
そうこうしているうちに、コロナで完全フルリモートになったので、余計に東京で生活を続ける必要性を感じなくなりました。
─四国からなぜ蓼科に変わったんですか?
高橋:実はこの家は13、14年くらい前に妻のご両親が建てたものです。ご両親の家は栃木県にあるのですが、最近忙しくてなかなか蓼科に来られなくなっていました。だから使ってくれたら嬉しいと言っていただいたので、試しに住んでみようかと妻と決めて引っ越しました。
─いきなり移住ですか?
高橋:何度かは来たことはありました。だから夏は涼しいところ、くらいのことは知っていました。ただ冬の寒さが厳しいということも聞いていたので、妻が寒いのが苦手だから駄目だったから帰ればいいかなと。一年間暮らせたので、意外と大丈夫でした。今の生活ができているのはすごく恵まれていると思いますね。
森の中にひっそり佇む山小屋で静かな環境で仕事ができる
山で暮らすと、やることが多い
─実際に暮らしてみて、どうですか?
高橋:やっぱり自然に囲まれた環境は落ち着くというか。都内で暮らしているときより妻とともに僕自身生き生きしていますね。
─冬の寒さはどうでした?
高橋:5月から9月くらいまでは快適で最高なんですけど、10月からは薪ストーブが必要です。真冬になると、それでは足りないから石油ストーブも併用します。たしかに寒いですけど、慣れました。それに冬の景色もいいですね。ここは標高が高いから(約1800メートル)、雲海とか見えるんですよ。こんな景色が見られるというのは、すごいと思います。
─買い物も含めて、不便さは感じませんか?
高橋:Amazonが届くので東京にいた頃と比べてそこまで違いはないですが、スーパーへは往復に1時間、買い物をして帰ると2時間程度かかりますし、不便なこともあります。その分自分たちで色々作ることが増えました。
─何を作るんですか?
高橋:仕事をしているとたまにお菓子とか食べたくなるんですけど、クッキーとかゼリーを自分たちで作ったりします。
─それはそれで楽しいと。
高橋:そうです。だからあまり不便とは思わないですね。東京にいたときの方が、スーパーで買ってきた物が悪かった!とか憤慨していたことは結構あったんですが(笑)、こっちに来てからそういうのはないですね。お米が美味しいし、野菜も新鮮です。
高橋:やっぱり自然に囲まれた環境は落ち着くというか。都内で暮らしているときより妻とともに僕自身生き生きしていますね。
─冬の寒さはどうでした?
高橋:5月から9月くらいまでは快適で最高なんですけど、10月からは薪ストーブが必要です。真冬になると、それでは足りないから石油ストーブも併用します。たしかに寒いですけど、慣れました。それに冬の景色もいいですね。ここは標高が高いから(約1800メートル)、雲海とか見えるんですよ。こんな景色が見られるというのは、すごいと思います。
─買い物も含めて、不便さは感じませんか?
高橋:Amazonが届くので東京にいた頃と比べてそこまで違いはないですが、スーパーへは往復に1時間、買い物をして帰ると2時間程度かかりますし、不便なこともあります。その分自分たちで色々作ることが増えました。
─何を作るんですか?
高橋:仕事をしているとたまにお菓子とか食べたくなるんですけど、クッキーとかゼリーを自分たちで作ったりします。
─それはそれで楽しいと。
高橋:そうです。だからあまり不便とは思わないですね。東京にいたときの方が、スーパーで買ってきた物が悪かった!とか憤慨していたことは結構あったんですが(笑)、こっちに来てからそういうのはないですね。お米が美味しいし、野菜も新鮮です。
休日には自身で野菜を栽培するように
─自然に囲まれた環境でゆったり暮らしているんですね。
高橋:いや、ゆったりはしていないですよ。むしろ忙しいくらいです。
─そうなんですか?
高橋:料理を作ったり、薪を割ったり、草刈りをしたり、家庭菜園をしたり。ゆったりしているようで休日には「あれをやっておかないと」ということが多くて大変です。
─たしかに薪も自分たちでやらないといけないなら、そうですよね。
高橋:うちは妻がチェーンソーで太い木を切って、僕が斧で割るっていう役割分担なんですが、やってみるとしんどいです。それだけでなく、敷地に生い茂っているクマザサを妻が鎌でひたすら刈ったり(笑)。だからのんびり暮らしているわけでもないんです。
高橋:いや、ゆったりはしていないですよ。むしろ忙しいくらいです。
─そうなんですか?
高橋:料理を作ったり、薪を割ったり、草刈りをしたり、家庭菜園をしたり。ゆったりしているようで休日には「あれをやっておかないと」ということが多くて大変です。
─たしかに薪も自分たちでやらないといけないなら、そうですよね。
高橋:うちは妻がチェーンソーで太い木を切って、僕が斧で割るっていう役割分担なんですが、やってみるとしんどいです。それだけでなく、敷地に生い茂っているクマザサを妻が鎌でひたすら刈ったり(笑)。だからのんびり暮らしているわけでもないんです。
庭には自家製の焚き火スペースや薪が積まれている。奥様と二人で作ったそうだ
キッチンの窓からは森が見渡せる
別荘内にあるワークラボを活用
─高橋さんはずっと家で仕事しているんですか?
高橋:だいたい午前中は家で仕事して、午後はこの別荘地にあるワークラボというコワーキングスペースに行きます。
─たしかに管理事務所の隣にワークラボがありますが、家にネット環境もあるのに、なぜワークラボまで行くんですか?
高橋:同じところでずっと作業していると、しんどくなってきます。ひとりでやっていると集中力が続かないことがあるので、気分転換ですかね。
高橋:だいたい午前中は家で仕事して、午後はこの別荘地にあるワークラボというコワーキングスペースに行きます。
─たしかに管理事務所の隣にワークラボがありますが、家にネット環境もあるのに、なぜワークラボまで行くんですか?
高橋:同じところでずっと作業していると、しんどくなってきます。ひとりでやっていると集中力が続かないことがあるので、気分転換ですかね。
東京の会社に勤めながら山で暮らす
─それで効率が上がったりするものですか?
高橋:場所が変われば気分も変わるので、僕の場合は効率が上がります。それに周囲に誰かいる、というのも関係していると思います。直接仕事では関係ないけど、近くに仕事をしている人がいると、ダラダラ出来ないでしょう。その方が集中できるというか。あと、運動不足にならないように。
─運動不足解消?
高橋:家で仕事してると動かなくていいから、運動不足になります。うちからワークラボまでは徒歩で往復50分くらいかかるから、いい運動になるんです。都内に務めているときも散歩はしていたんですが、こっちで森林浴しながら散歩すると比較にならないほど気持ちいいです。
─蓼科での暮らしに満足していると?
高橋: 東京にいた頃は、休日は2人でカフェに行って本でも読もうかとか、銀座に買い物に行こうかとか、場所は違えどやっていることはずっと一緒で、同じ消費活動をしていることに退屈になっていました。生活に変化を感じられなかったことが、東南アジアから帰ってきたときに東京を魅力に感じなかったことかもしれません。
でも蓼科や森の中で暮らしていると、変化に敏感になりました。朝から夜にかけての山並みの移り変わりや、季節の移ろいがより身近に感じられることが仕事にもいい影響を与えていると思います。
高橋:場所が変われば気分も変わるので、僕の場合は効率が上がります。それに周囲に誰かいる、というのも関係していると思います。直接仕事では関係ないけど、近くに仕事をしている人がいると、ダラダラ出来ないでしょう。その方が集中できるというか。あと、運動不足にならないように。
─運動不足解消?
高橋:家で仕事してると動かなくていいから、運動不足になります。うちからワークラボまでは徒歩で往復50分くらいかかるから、いい運動になるんです。都内に務めているときも散歩はしていたんですが、こっちで森林浴しながら散歩すると比較にならないほど気持ちいいです。
─蓼科での暮らしに満足していると?
高橋: 東京にいた頃は、休日は2人でカフェに行って本でも読もうかとか、銀座に買い物に行こうかとか、場所は違えどやっていることはずっと一緒で、同じ消費活動をしていることに退屈になっていました。生活に変化を感じられなかったことが、東南アジアから帰ってきたときに東京を魅力に感じなかったことかもしれません。
でも蓼科や森の中で暮らしていると、変化に敏感になりました。朝から夜にかけての山並みの移り変わりや、季節の移ろいがより身近に感じられることが仕事にもいい影響を与えていると思います。
ギャラリー
ご自宅の外には薪棚も。奥様がチェンソーで原木を玉切りし、高橋さんが斧で割るという。
一室空間でシンプルな間取りで森の生活には充分。ロフトが仕事場だそうだ
山荘らしい、木を中心にした佇まいだ
大きな窓からは光がたっぷりと入る。家は針葉樹に囲まれている