四季の森ニュース
- 更新日2022年09月18日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雨降りで、通勤時間帯は本降りだったのですが、
その後は晴れたり曇ったりで、まとまった雨にはなっていません。
台風の影響で、風が強く、目まぐるしく天候が変化しています。
今朝は雨で周辺の眺望は全くありませんでした。
八ヶ岳ズームライン
県道鉢巻線
村道原村ペンション
まるやち湖
さて、センターの花壇にはユーパトリウムが可愛い花をつけています。
ユーパトリウムはセイヨウフジバカマ(西洋藤袴)と呼ばれ、北アメリカに約4種類が分布する
キク科コノクリニウム属の多年草です。
秋の七草のひとつでもあるフジバカマは、キク科ヒヨドリバナ属の多年草で、
花の花弁の形が袴(はかま)に似ていることから名付けられていますが、
そのフジバカマに似ていることから「セイヨウフジバカマ」と言われるユーパトリウムです。
似た花に「アゲラタム」がありますが、
セイヨウフジバカマは「宿根アゲラタム」で流通していることもあります。
見分け方は葉の形や大きさとのことなのですが、同時に見ることは少ないので、判別は難しそうです。
ユーパトリウムは多年草、アゲラタムは1年草なので冬は越せないのが最大の特徴かもしれません。
さて、先日ユーパトリウムで吸蜜していたのが、
ベニシジミです
ベニシジミは、チョウ目シジミチョウ科のチョウで、
比較的よく見られるシジミチョウです。
春から秋まで見られるチョウですが、
春先には赤色が美しく「春型」と呼ばれ、
夏になると少し黒っぽく地味になり、これを「夏型」呼ぶそうです。
幼虫は、スイバ、ギシギシなどタデ科植物を好んで採食し、
成虫は、ヒメジオン、シロツメクサ、タンポポ、ノコンギクなどの花の蜜を吸います。
ユーパトリウムもそのひとつですね。
実はベニシジミは、1997年11月に発売された30円切手にも使われたのですが、
憶えていらっしゃいますでしょうか。
記憶が曖昧な場合は、検索してみて下さいね、
周辺では、栗の実が収穫期を迎えています。
栗菓子や栗ご飯など美味しい季節ですね。
収穫期と言えば、キノコも出始めました。
マツタケ
茅野市の蓼科自由農園で1週間ほど前に撮影しました
ヌメリスギタケモドキ(ヤナギタケ)
1週間ほど前でしたのでまだ夏のキノコばかりが並んでいましたが、
朝晩だいぶ涼しくなってきたので、秋のキノコも徐々に並んでいると思われます。
いよいよ秋の味覚を楽しめるシーズンです。
お店で新鮮な秋の収穫物をお楽しみ下さい。
さて、変わりやすい天気が続いています。
台風が通過するまではこんな天気が続くのでしょうね。
非常に強い勢力の台風との事ですので、ご来荘の皆様は十分にご注意下さい。
停電など発生する場合がありますので、
懐中電灯や非常用電源などご準備下さい。
今日のセンター 15時頃撮影
昨日の日の入り
- 更新日2022年09月17日
- カテゴリ四季の森だより
今日は湿度も低く、カラッとした空気感です。
雲は髙く、日差しを遮るようなものではなく、
秋の爽やかな朝です。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
南アルプス
北アルプス
今朝は、富士山だけあまり見えませんでした
さて、今日はニュース更新の時間が少ないので、画像のみのお届けです。
別荘地内では、ツリバナの真っ赤になって割れた赤い実が見られます。
赤く熟した実
くす玉のように5裂した実の先に、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れます
吊り下がった姿が、可愛く面白いですね
茶庭や庭園、庭木などによく植えられるツリバナですが、
実つきの枝が茶花としても使われます。
種子を包む仮種皮はアルカロイド成分を含んでいるため
誤って口にすると嘔吐や下痢になるそうなのでご注意下さい。
実は私のお気に入りの樹木で、自宅に植えたいと考えているのですが、
西日も当たるような場所なので、ちょっと無理なのかなと思案中なのです。
紅葉も綺麗です
周辺で見られる植物です。
サラシナショウマ
ミズヒキ
八重咲シュウメイギク
つぼみがコロンと可愛らしいです
アサマフウロ
カラミンサ
マツムシソウ
シロバナホトトギス
キバナホトトギス
ノコンギク
ヤマウルシ 鮮やかな色に変わってきました
午後は少し雲が増えつつあります。
風が強く吹くようになり、色づいた葉がたくさん舞い落ちてきて、
台風が近づいているのを実感します。
今日はHPの気象情報が調整中のため確認できませんので、気温はお休みです。
明日は少し雨が降る時間帯がありそうです。
今日のセンター 13時半頃撮影
- 更新日2022年09月15日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は少しひんやりとして上着が必要なくらいでしたが、
気温の上昇とともに暑くなってきました。
朝は雲が多く八ヶ岳は全く見えなかったのですが、時間とともに回復してきた思ったのもつかの間、
日中は再び雲が出てきています。
台風の影響があるのかもしれないですね。
朝の入笠山方面
まるやち湖に着いた頃から八ヶ岳が見えるようになりました
別荘地内で可愛い花を咲かせているのが、
ミゾソバ(溝蕎麦)です ※数日前の撮影です
ミゾソバは、タデ科タデ属またはイヌタデ属の一年生本草本植物で、
全国の小川や沼沢地や湖岸などに生育しています。
和名は、溝に生え、葉がソバに似ていることから名付けられており、
別名をウシノヒタイと言うそうです。
これは、葉が牛の額の形をしていることでこう呼ばれるようです。
牛の額、どんな額だったでしょうか。また八ヶ岳農場で牛を観察してみないといけないですね(笑)
9月10日撮影
透明感のあるピンク色の花と、金平糖のようなつぼみが可愛らしいですね。
ミゾソバの花は花弁に見える部分は萼(がく)で、花弁はありませんが、
これがタデ科の植物の特徴になります。
しらかば平P・Yを挟んだ道路脇の小川の淵にたくさん見られますよ
ミゾソバと一緒に咲いているのが、
アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)です
こちらもタデ科イヌタデ属の一年生植物ですが、
似たような花にママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)という植物もあり、
非常に紛らわしく、判別が難しいです。
葉や茎に細かなトゲがたくさん生えていて、
ぬるぬるしたウナギもつかむことができそうだということで名付けられているようです。
ママコノシリヌグイのトゲは長く、痛みを感じるほど皮膚に突き刺さりますが、
アキノウナギツカミのトゲは短く、痛みはほとんど感じません。
ちなみにミゾソバにはトゲはありません。
ミゾソバとは、花の色や大きさが違うので見分けはつくと思います。
ミゾソバ、アキノウナギツカミと同じところで咲いているのが、
アケボノソウです。
9月8日のニュースでもご紹介しましたが、リンドウ科センブリ属の2年生植物です。
小さな花の撮影はなかなか難しくて、どれもピントを合わせ、くっきり撮影するのに四苦八苦です。
9月8日の画像よりはうまく撮影できました。
タデ科イヌタデ属の仲間には、
イヌタデ(犬蓼)や
ヤナギタデ(柳蓼)も別荘地内で見られます
葉がヤナギに似ていることから名付けられています。画像でもわかりますね。
ヤナギタデは、葉に辛味があるのが特徴なのですが、
「蓼食う虫も好き好き」という諺は、口の中がただれるほど辛いにも関わらず、
タデにつく虫がいることから生まれたのだとか。
この辛味成分を「タデオナール」と言うそうですよ。
画像の一番上の花の下にカメムシなど写っていますが、正に蓼食う虫のようです。
別荘地内で見られる動植物です。(昨日までに撮影した分になります)
ツノハシバミの花序 花は4月頃咲きます
ツノハシバミの実 食用にもなるようです
ヨモギ(蓬)の花
ヒメムカシヨモギの花と種
ブタクサ
オオブタクサ ブタクサと葉が違います
どちらも花粉が秋の花粉症を引き起こす原因となっているようです
ナナカマドの実
ヒイロチャワンタケ
有毒ではないようですが食用には向かないキノコです
アカゲラ
背中の模様
ジャノメチョウ
ヒョウモンチョウ
今日は少し外出をしたので、午前中の周辺の風景をご覧下さい。
北八ヶ岳はよく見えていたのですが、
南八ヶ岳は雲に隠れてしまっていました
黄金色の水田(茅野市泉野地区)
稲刈りも始まりました(茅野市玉川地区)
午後は雲が少し出ましたが引き続き晴れていて、
湿度がやや高く今日も日中は蒸し暑い感じです。
販売管理センター 28℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.6℃ 15:30現在
明日も晴れが続きそうです。
ただ土曜日の夕方からは台風の影響がありそうです。
台風14号の動きが心配ですね。
今日のセンター
ヤナギの葉に虫こぶを発見しました
虫こぶは、タマバエやタマバチ、アブラムシ、菌などが作ります。
虫こぶの名前の付け方はルールがあり、「植物名+虫こぶのできる場所+虫こぶの形+フシ」となります。
なのでこの虫こぶの名前は「ヤナギハウラタマフシ」と言うのかもしれません。
- 更新日2022年09月14日
- カテゴリ四季の森だより
今日も晴れて、朝から日差しが強く、暑くなりそうな予感。
湿度が高いせいか、遠くは霞んでいて、富士山は全く見えませんでした。
今朝の八ヶ岳
今朝は、同じ立沢地区なのですが、立場川を挟んだ富士見側の農地からの撮影です。
今日は「コスモスの日」ということなので、コスモスが見える風景を探してみました。
赤いコスモスの花言葉が「愛情」ということで、
ホワイトデー(3月14日)から半年となる9月14日にプレゼントにコスモスを添えて
お互いの愛を確かめ合う日などとされていますが、制定した団体などの詳細は定かではありません。
コスモスは外来種のため、和名が「秋桜」でも「コスモス」とは読みません。
「秋桜」は「アキザクラ」と読み、コスモスの別名です。
「秋桜」を「コスモス」と読むようになったのは、1997(昭和52)年にリリースされた
さだまさしが作詞・作曲し、山口百恵が歌った歌謡曲「秋桜」が大ヒットしたことによります。
今では歌の世界から抜け出し、図鑑や難読漢字にも取り入れられるほどで、
一般的な読み方になっていますね。
コスモスの花は食べられるのをご存じですか。
エディブルフラワー(食べられる花)として花びらを利用します。
特に効能があるものではありませんが、ビタミンAが多く含まれ、
サラダやフルーツサラダに入れて色どりを楽しみます。
香りはシュンギクに似ており、味はキクのようにほんのり苦味があるそうです。
また、紫色を帯びたクリムソンという種類のコスモスは、
花びらの煮汁をジュースやゼリーにすることができるそうです。
皆様もお庭にコスモスがあれば、お試し下さい。
今日の別荘地内です。
からまつ平F・G区画
からまつ平B区画
ニシキギの紅葉
しらかば平S区画
しらかば平P・Y区画
ヤナギランの種
こけもも平1・4区画
こけもも平6・7区画
アキカラマツの淡い紅葉
さて、今日は別荘地内の山荘のキイロスズメバチの巣の駆除に立ち合いましたので、
その様子をご覧ください。
2階の軒下の30cmを超える大きな巣を撤去します
専門業者さんが専用の防護服に身を包み、梯子で2階の屋根に上って、
スプレーなどで蜂を麻痺させ、巣を手で崩しながら取り除いていきます。
その間、巣に戻ろうとする蜂や攻撃してくる蜂が飛び回るので、捕虫網で捕獲しながらの作業です。
捕虫網に入れられた巣
補虫網から巣をゴミ袋へ移します
撤去した巣はこのような構造で、5~6段ほどになっていて、幼虫も確認できますね。
これで終わりではなく、まだ戻ってくる蜂がいるので、再び巣を作らないよう、
巣のあった場所で捕獲を続けます。
大きな巣でしたので、1時間半ほどかかって終了しました。
業者の方々、お疲れ様でした。
かなり離れた場所から撮影していたのですが、
蜂はかなり遠くまで飛んでくることもあるから動かないように、と言われていたので、
緊張して見ていましたが、無事に終りホッとしました。
ご自身で蜂の巣の駆除を行う場合は、身を守るための準備が必要になりますが、
大きな巣は危険が伴いますので、専門業者にまかせたほうが安心です。
センターでも承っておりますので、山荘に巣を見つけたらご相談下さい。
お昼前から雲が広がってきましたが、雨を降らせるものではなく、時折日も差しています。
ただ、湿度は髙いので身体を動かすと、汗が出ます。
販売管理センター 28℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.5℃ 15:30現在
秋とはいっても、朝晩の冷え込みも少なく、まだ夏のような陽気が続いています。
今日のセンター 13時頃撮影
クマバチ
比較的温厚な性格で、攻撃しなければ自分から攻撃してくることはありません
- 更新日2022年09月12日
- カテゴリ四季の森だより
今日も朝から晴れているのですが、気温も湿度も高めでとても蒸し暑く感じます。
空は、秋の高い雲と夏の綿雲が混在している状態です。
今朝の八ヶ岳 朝は山がよく見えていました
入笠山方面 立沢地区大規模水田地帯のソバの花はそろそろお終いです
富士山
飼料用トウモロコシも収穫期になっていて、こうした機械で刈り取ります
原村のブロッコリー畑から見る八ヶ岳
ブロッコリー畑の向こうには、収穫が終わったセルリー畑が見えます
まるやち湖
今日は、外出の機会がありましたので、周辺の様子をご覧下さい。
蓼科湖 今日は蓼科山が少ししか見えていません
蓼科湖のモミジも少し色づいていました
そして、この時期楽みなのが、
メルヘン街道(国道299号線)沿いのキバナコスモスです。
沿道がオレンジ色に染まって車に乗っていても目を引きます。
エコーラインと交差する「芹ケ沢南」信号機を挟んだ路肩約600mに植えられたキバナコスモスは、
芹ケ沢地区の有志でつくる「芹ケ沢環境チャレンジ隊」が、
地元を訪れる方へのおもてなしにと1000株を植栽したそうです。
毎年このコスモスが見るのが楽しみです。
蓼科山、北横岳も望めます
キバナコスモスは、普通のコスモスと同じ、メキシコ原産のキク科コスモス属の1年草ですが、
コスモスとは種類が違う植物になるので、コスモスと交配することはありません。
花の感じも違うので、すぐに見分けられますね。
今日は「宇宙の日」だそうです。
昨日もご紹介しましたが、ギリシャ語が語源の同じ「コスモス(Cosmos)」つながりで、
今日はコスモスの日ともいえますね。
ちなみに花の「コスモスの日」は9月14日で、明後日です。
記念日が近いというのも、何かつながりを感じます。
皆様、お出掛けの際など、メルヘン街道を通ってみて下さいね
メルヘン街道の脇には「風除けの松」があります
「風除けの松」は、江戸時代に八ヶ岳山麓の水田を冷たい風から守るために植えられました。
エコーライン側に駐車場があり、松林の中を散策できます。
パセリ畑(エコーライン)
水田地帯 茅野市泉野(エコーライン)
黄金色に輝く稲が美しい季節です
まるやち湖(昼頃撮影) 日中は雲が多くなりました
まるやち湖の画像の通り、昼頃に雲が湧いて、辺りが一時暗くなったので、
通り雨があるのかと思われたのですが
再び天気は回復して、午後も晴れています。
販売管理センター 28℃ 16:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.8℃ 16:00現在
明日も日中は晴れる予報です。
今日のセンター
八ヶ岳神社の御柱の皮むきが終っていました(ペンションビレッジ内)
八ヶ岳神社の小宮祭は10月23日(日)開催です