四季の森ニュース
- 更新日2024年07月03日
- カテゴリ四季の森だより
昨晩は雨が降り、朝には上がっていたものの、
まだ雲が多い状態でした。
朝から気温が高く、日中は蒸し暑くなりそうな気配です。
入笠山方面
富士山
朝見えていたのは西側の山と富士山だけで、
八ヶ岳はすっぽり雲の中でした
まるやち湖 日に日に緑が濃くなっています
アナベル街道
ジョウビタキ(メス) 色味も薄いので、もしかしたら若鳥かもしれません
モデルのように反対も向いてくれました(笑)
さて、一昨日から7月に入りました。
もう1年の半分が終ったことになります。早いですよね。
7月の和風月名は「文月(ふみづき)」です。
7月7日の七夕に、詩歌を詠んだり、書物を披(ひら)いて夜風にさらす習慣があったことから
「文披月(ふみひろげづき、ふみひらいきづき)」が略されたという説が一般的ですが、
稲穂が膨らむ月ということで「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふふみづき)」から転じたという説もあります。
その他異名として、
七夕や織姫、彦星伝説にちなんで「愛逢月(めであいづき)」や「七夕月(たなばたづき)」、
「七夜月(ななよづき)」、「巧月(こうげつ)」、
旧暦では7月から秋に入るため「秋初月(あきはづき)」、
オミナエシが盛りとなることから「女郎花月(おみなえしづき)」などがあります。
旧暦jの7月は秋の始まりですが、新暦ではこれから暑さが増していく時期です。
湿度も高く不快指数も上がりますね。
別荘地内は木陰も多く、涼しいですが、それでも日中は暑く感じます。
少しずつ、暑さに身体を慣らしていきましょう。
さて皆様、エサ台では今日もリスとキセキレイの攻防が続いておりますが、
スタッフが、事務所の向かいの石垣にキセキレイの巣を発見しました。
一昨日の夕方撮影 4羽いるようです
今朝撮影 あれ、2羽しかいない?
今日の昼過ぎに撮影 ちゃんと4羽いました
一昨日から比べると大きくなっています。
野鳥は成長が早いですね。
キセキレイの親鳥 忙しそうです
今日もリスはやってきました。
この後、石垣側に帰って行きましたが、
キセキレイが威嚇して猛追していきました。
キセキレイが巣立つのはいつになるでしょうか。
昼過ぎに外出しましたので、八ヶ岳を撮影してみました。
南八ヶ岳 雲がかかっていますが、朝よりは回復しています
北八ヶ岳
梅雨時期にしては、山が見えているほうです。
アジサイ ヤマアジサイかもしれません
カラーもこの時期ですね
ガクアジサイ
夕方は雲が広がってきましたが、雨は降っていません。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.2℃ 13:00現在
気温はそれほど上がったわけではないのですが、
湿度が60%を超えているので、ムッとするような陽気です。
カビや食中毒、そして熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。
今日のセンター 14時半頃撮影
水田地帯のシラサギ
- 更新日2024年06月30日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雨が降りそうな空模様です。
雲が低く垂れこめて、薄暗くなっています。
気温は、曇りの割には暖かいですが、
日中は気温が上がらないので、蒸し暑い感じはありません。
入笠山方面 今日は周辺の山の眺望は全くなく、ところどころ霧が発生していました
まるやち湖
ウツギ
ヤマアジサイ
アジサイが咲き始め、色鮮やかになってきました
アナベル街道は、白い花が増えてきました
さて、センターの道向かいにある旧森林軌道見学者駐車場では、シャラノキが咲き始めました。
シャラノキ(ナツツバキ)
5月の緑化フェアでプレゼントした苗木はこの木になります。
正式名称はナツツバキで、
夏にツバキのような花を咲かせることから名付けられています。
平家物語の冒頭に
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」という一文があります。
この平家物語に詠まれた沙羅双樹は、ナツツバキの事ではないかと言われています。
お釈迦様が入滅する際に、
沙羅の木が東西南北の四方にそれぞれ2本あったことから「沙羅双樹」と呼ばれるようになりました。
ちなみに、沙羅双樹は、無優樹(むゆうじゅ)や印度菩提樹とともに、仏教の三大聖木となっています。
無優樹は誕生の時、菩提樹は悟りの時、沙羅双樹は入滅の時、
それぞれお釈迦様のそばにあった木だとされています。
現地(インド)の沙羅双樹の木はとても固く、寺院などの建築資材に使われる他、
樹液は絆創膏の原料としても使われているそうです。
また、花はジャスミンのような香りがして、
白やクリーム色の花びらがフリルのようになった可愛らしい花です。
日本では栽培が難しいため、見られる場所はとても少なく、
新宿御苑や滋賀県草津市の「水生植物園みずの森」などで見ることができるそうです。
仏教が日本に伝来した当時は、沙羅双樹という木が日本に存在しなかったため、
葉の形が似ているナツツバキを沙羅の木と呼び、
平家物語に登場する沙羅双樹が、ナツツバキの事だと言われているのです。
シャラノキは朝に開花した花が夕方には落ちてしまう1日花です。
平家物語の一文は、花が散っていく姿に、人生の儚さを重ね合わせていたのではないかと言われています。
茶花としても人気があるナツツバキです。
1日で散ってしまう儚さが、侘び寂びに通じるのでしょうか。
別荘地内のあちこちで見ることができます。
今日のエサ台にはリスは現れませんでした。
昨日近づきすぎたのかもしれませんね。
キセキレイは朝から登場しています(笑)
こちらはいつもリスを威嚇しているオスかもしれません。
リスはいませんが、屋根にとまったり車両の上にとまったり、警戒を怠りません。
地面にはエサを運ぶメスの姿もありました。
子育てが忙しそうです。
午前中のうちから雨が降っていますが、
ほとんど傘をささずにすむくらいの降りです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 18.8℃ 14:20現在
明日は1日雨予報です。
梅雨時期なので仕方ありませんね。
今日のセンター 13時過撮影
栗の葉にも(クリハイボフシ)
トチノキの葉にも虫こぶがありました
- 更新日2024年06月29日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雨は上がっていましたが、まだ雲が多く、
エコーライン付近から原村ペンションビレッジ付近まで霧が発生していました。
まるやち湖
カイツブリもぼんやりしています
まるやち湖の隣の「しらかばの小径」では、
カラマツソウが咲き始めていました。
白く細い糸状の小花が集まっているカラマツソウですが、花のように見えているのは雄しべです。
カラマツソウには花弁はなく、開花すると萼が落ちるため糸状の花のように見えます。
この白い糸状の雄しべが、カラマツの葉のように見えることから名付けられています。
「しらかばの小径」では、ナワシロイチゴやクサフジなども見られました
さて、本社(蓼科)のスタッフから
一昨日の車山の写真をいただきました。
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)がかなり咲いていますね。
今年は雨が少なく、晴れて暑くなることが多いせいか開花が早まっているようです。
散策されるようでしたら、早めにお出掛け下さい。
今日のエサ台
お昼頃リスがやってきましたが、この角度からだと暗いのと顔が写りません
ホールの入口を開けて撮影してみました
そこへキセキレイが登場(笑)
リスがカメラに気が付きましたが、そのまま食べています
キセキレイの攻撃も一段と激しくなっているようにも見えます
この後、スタッフがエサ台のすぐ近くを歩いて通過したのですが、
リスは逃げることなくエサを食べ続けていたのを見て、
今度は従業員出入口側からエサ台に近づいて撮影をしてみました。
リスの正面から撮影できました
が、急に気が付いたのか、慌てて駐車場側へ逃げて行ってしまいました。
その後をキセキレイが猛追していきました(笑)
近づいて撮影を続けているうちに慣れてくれるといいですね。
エサ台待ちのシジュウカラ
ズミの実
オニノヤガラ 1本増えて3本になりました
シモツケ
ワクラバ
建物の裏手でアカハラを見つけました 何か咥えていますね
夕方は雲が広がってきましたが、まだ日差しはあります。
こけもも平(標高1500m)観測データ 23.3℃ 13:50現在
今日はこのあと夜の始め頃にかけて少し雨が降り、
明日は昼前頃から夕方にかけて雨が降る予報です。
今日のセンター 13時半過ぎ撮影
この時期の貴重な青空
- 更新日2024年06月27日
- カテゴリ四季の森だより
朝は雲が広がり眺望もありませんでしたが、
日中は日差しもあり気温も上昇しました。
入笠山方面
まるやち湖
今日はニュースの更新時間がありませんので、画像のみになります。
今朝は、先日羽を広げたところを撮影できなかったヒメシジミ(シジミチョウ)を撮影してみました。
メス
ノアザミ
今日のエサ台では、相変わらずリスとキセキレイの攻防が繰り広げられていました。
ずっと攻撃しているわけではなく、時々水分補給をしています(笑) ※ピンボケですみません
キセキレイの攻撃にも、たじろぐ様子がないリスです
20分ほど攻防が続いていました。
夕方からまた雲が広がってきました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.5℃ 13:50現在
天気は下り坂で、明日は朝から雨が降り出し1日続く予報です。
今日のセンター
センターの倉庫内(入口付近)に鳥が巣を作っていました
既に巣立ったのか、これからなのか、はたまた断念したのか・・・
- 更新日2024年06月25日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雲が多く、雨が降ってきそうな感じでしたが、
天気は次第に回復してきました。
入笠山方面
八ヶ岳 薄雲の部分もあります
八ヶ岳ズームライン沿いのラベンダーは、花はまだですが花房が紫色になってきました
花が咲き始めると香りが強くなります
ラベンダーの香りはリラックス効果があり、
イライラを鎮め、不眠や頭痛、胃腸トラブルも緩和する効果があると言われています。
ジメジメしたこの時期に取り入れたい香りですね。
まだ、道路の反対側の大型種のラベンダーはこれからになります。
まるやち湖
ペンションビレッジ内では、
ハナキイチゴ
アケボノフウロが咲き、
ジューンベリーが色づいてきました
ジューンベリーの実は、生でも食べられるほか果実酒やジャムに利用することもできます
村道ペンション線のアナベル街道
白くなった花も出てきました
いよいよですね
さて、通勤途上では、
栗の花が満開になっていました
辺りは何とも言えない生臭い香りが立ち込めていました。
でも美味しい栗が採れると思えば我慢できます(笑)
この栗の木を撮影するために少し先の場所で車を停車させたのですが、
その場所にはマツの木があり、よく見るとたくさんの球果をつけていました
すごい数ですよね。
この松ですが、たぶんゴヨウマツだと思われます。
ゴヨウマツ(五葉松)は成長が遅く、若木でも風格ある樹形になるので
盆栽として珍重され「盆栽の王様」とも言われるマツです。
葉が、アカマツやクロマツは2本ずつ束になっていますが、
ゴヨウマツは名前の通り5本の束になっているのが特徴です。
画像では確認できませんが。
撮影したマツは、盆栽のマツというイメージよりもかなり大きな姿だったのですが、
調べてみますと、庭木だと2~3mと低いままですが、
深山では高さが30mほどにもなるとありました。
画像の木はそこまでは大きくないものの、かなり大きく成長していました。
球果もかなり大きかったので、たぶんキタゴヨウマツかなと思います。
球果は長卵形で5~10cmほどになります
日本には、アカマツ、クロマツ、ゴヨウマツ、チョウセンマツ(チョウセンゴヨウ)、
ハイマツ、リュウキュウマツ、アマミゴヨウ(ヤクタネゴヨウ)の7種があり、
アカクロマツ、ハッコウダゴヨウという雑種があるそうです。
変種もあり、ゴヨウマツの変種にキタゴヨウマツがあるようです。
マツもいろいろ種類があるんですね。
センター周辺では、
イボタノキの開花が進んできました
シモツケ
雨が降ったので、オニノヤガラも顔を出し始めました
路面にはオオヤマザクラの実が熟して落ちています
スタッフは枝の剪定をして服が赤く染まってしまったようです。
皆様もお気をつけ下さい。
アカゲラ
今日のエサ台は、
シジュウカラチルドレンが種を食べにやってきました
まだ若鳥なので、色味がぼんやりとした感じです
今日はリスの姿はありませんでした。
キセキレイの攻撃があるので、躊躇しているかもしれませんね(笑)
午後は晴れ間がありましたが、夕方は再び雲が広がってきました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.4℃ 15:10現在
今晩は少し雨がパラつく時間があるかもしれません。
明日は今日と同じように晴れたり曇ったりの予報です。
今日のセンター 13時半過撮影
トラマルハナバチ