四季の森ニュース
- 更新日2020年08月26日
- カテゴリ四季の森だより
今日は山梨県よりの富士見町では雲が広がっていましたが、
四季の森周辺は晴れていました。
日本の近くに台風があるので、湿った南風が入って暑くなりそうですね。
販売管理センター 28℃ 13:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 26.7℃ 13:00現在
今朝の八ヶ岳
今朝の西山方面
さて、近隣ではタラノキの花が咲いています。
タラノキは、ウコギ科タラノキ属の落葉低木で、日当たりのよい山野にいち早く芽を出すパイオニアプランツです。
春の山菜の王様「たらの芽」はタラノキの若芽になりますが、天ぷらなど美味しいですよね。
でも自然のタラノキはトゲがたくさんありますし、低木といっても2~5mにも成長するため、
木が大きくなると芽を採るのも難しくなります。
ただ、庭や畑で採取のために栽培されるタラノキは、トゲがないまたは少ないタラノキの変種「メダラ」が使われているようです。
タラノキは、ウドと似た花火のような花がたくさんついた花序を広げて咲きます。
また、樹皮と根皮は、古くから健胃や糖尿病などの薬用として使われているのだとか。
名前の由来は諸説ありますが、一説には、ウドは朝鮮語名を由来として「ツチタラ」と呼ばれており、
そのウドに似ていることから「タラノキ」となったということです。
樹木の花が少なくなる時期なので、花をつけたタラノキはとてもよく目立ちます。
タラノキの近くで小さなヤマウドの花を見つけました。タラノキと同じウコギ科の仲間です。
さて、夏の花といえば、
ノウゼンカズラも外せませんね。オレンジ色の花が夏の太陽を感じさせます。
そろそろ花も終盤です。
近くにはアップルミントの花も咲いていました。
今日のセンター
ヤマハッカ
- 更新日2020年08月25日
- カテゴリ四季の森だより
このところ、夕立もあり、朝晩はひんやりした気温になってきました。
暑いと言っていましても、お盆を過ぎると、秋を感じるようになりますね。
今朝の八ヶ岳 雲が広がっていて山頂はほとんど見えませんでした
西山方面も雲が多めでした
販売管理センター 31℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.2℃ 14:50現在
さて、数日前のことになりますが、原村の畑で珍しい花を見つけました。
見たこともないような花だったので、数日ネットや図鑑で調べてみたところ、
オーニソガラムのサンデルシーという品種ではないかというところまでたどり着きました。
オーニソガラムは、ユリ科オーニソガラム属(ヒアシンス科で分類される場合もあります)の球根植物です。
ヨーロッパや南西アジア、また南アフリカが原産です。
種類によって花姿が異なり、ヨーロッパやアジア原産種は耐寒性、南アフリカ原産種は非耐寒性など、
100種類を超える仲間をもつ大きな一属になっています。
明治末期頃から渡来していたものの、あまり知られることがなかった球根植物でしたが、
近年、切り花が輸入されるようになり、ウエディングやアレンジメント用に人気が高まっているようです。
オーニソガラムには、サンデルシー、ダビウム、アラビカム、シルソイデスと大きく分けて4種類があるようなのですが、
秋植え春咲きの種類が多いオーニソガラムの中で、サンデルシーは春植え夏咲ききなりますので、
原村の畑に植えられていたのは、やはりサンデルシーのようですね。
南アフリカ原産種のため耐寒性はあまりないようですが、冬に球根を掘り上げてしまえば原村でも大丈夫そうです。
畑で栽培されていたサンデルシーは、出荷には遅いようなので、観賞用かもしれませんね。
オーニソガラムは、英名でキリストの誕生の夜に光輝いたといわれている「ベツレヘムの星」(スター・オブ・ベツレヘム)
と呼ばれます。
今朝のまるやち湖
水辺にエゾミソハギが咲いていました
サワギキョウも見頃です
今日のセンター
ママコノシリヌグイ
- 更新日2020年08月23日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、午前中は曇りだったのですが、昼前から日が射すようになりました。
空を見ると、雲は広がっています。
今朝の八ヶ岳
西山(入笠山)方面は雲海が発生していました
販売管理センター 24℃ 11:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 22℃ 11:30現在
こけもも平の観測データによると、今朝は13℃台まで下がったようです。
さて、近隣の森では、
ヌルデの花が咲いています。こちらの木は終盤ですね。
こちらの木は満開
ヌルデはウルシ科ヌルデ属の落葉高木です。
伐採地などでいち早く生育するパイオニアプランツの代表格です。
種子が土の中で20年以上の寿命を保ち、粘り強く伐採や倒木などの機会を待っているのだとか。
かつて幹を傷つけて出る白い汁を塗料として使っていたことから名付けられました。
ウルシの近縁になりますが、成分が少なくかぶれにくいのですが、まれにかぶれてしまう方もいるようです。
葉にできる虫こぶは「五倍子」と呼ばれ、薬用や染料の原料になり、昔は女性のお歯黒にも使われました。
ウルシの仲間なので秋の紅葉もキレイです。
さて、原村ペンション線のアナベルですが、
ピークは過ぎていますが、まだ楽しめます。
特に鉢巻道路に近くなるほど、白い花が多く残っています。
そして、ペンション上(鉢巻道路)交差点付近では
ノリウツギが満開
白い花が爽やかです。
昨日は、午前中から雷が鳴っていたのですが、雨が激しく降ることはありませんでした。
今日はまだ雷鳴はしていませんが、これからどうなのでしょうか。
今日のセンター
ツリフネソウ(からまつの小径散策路)
一昨日になりますが、夕方の雨の中面白い虹を発見したスタッフです。
- 更新日2020年08月22日
- カテゴリ四季の森だより
今日は雲が多めで日差しがそれほどないので、過ごしやすくなっています。
販売管理センター 28.5℃ 13:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 26.0℃ 13:00現在
午後は積乱雲が発達し雨になるとの予報が出されています。
ゲリラ豪雨にならないといいのですが。
今朝の八ヶ岳 雲が広がっていました
このところ夕焼けがとても美しく見えます。
一昨日の夕方撮影です。
ピンク色ともオレンジ色ともいえないような色合いがキレイです。
時間が経つにつれてオレンジ色に染まっていきました。
昨日の夕方は、八ヶ岳が赤紫色に染まって見えたようです。撮影できなくて残念。
今日の夕方は天気が崩れる予報なので夕焼けは見られないでしょうか。
さて、近隣の空き地などで見られますが
ブタクサが咲き始めています。
秋の花粉症ではブタクサアレルギーという方が多いですね。
そろそろ鼻がムズムズしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブタクサは、キク科の植物でヨモギのような葉が特徴です。
日本へは明治初期に渡来し全国的に広がり、野生化して空き地や荒れ地、河川敷などで多く見られ、
風で花粉を運ぶ「風媒花」のため、多くの人のアレルギーの原因になっています。
ブタクサの花粉は、スギ花粉の半分と小さいため、気管支や肺まで入り込むこともあり、
咳や喘息などの症状を悪化させてしまう場合もあるのでお気をつけ下さい。
そして、
こちらはオオブタクサです。
ブタクサとは葉が違います。
掌状の葉の形からクワモドキとも呼ばれ、2m~3mにも成長することがあります。
こちらもブタクサ同様に、花粉がアレルギー物質になります。
ブタクサはスギやヒノキと違って背が低いので、あまり広範囲に花粉が飛散しないので、
ブタクサに近づかないようにするのがアレルギーの一番の対策のようです。
アレルギーの方はどうぞお気をつけ下さい。
なんだか私の鼻もムズムズしてきました(笑)
近隣では
サルスベリが満開です。
花がびっしりついていますね。
タカサゴユリも咲いています。
今日のセンター
- 更新日2020年08月21日
- カテゴリ四季の森だより
昨日は、四季の森周辺は夕立があったようですね。
今朝出勤しましたら、周辺が濡れていたので驚きました。
私は富士見町在住なのですが、夕方から雲が広がったものの、ムシムシしただけでした。
雨は局地的だったんですね。
今日も雷注意報が県全体に出されていますのでご注意下さい。
今朝の八ヶ岳 太陽がギラギラです。
昨日、諏訪市では25年ぶりに35度の「猛暑日」となり、
原村の観測所は、33.9度まで上がり観測史上1位タイになりました。
販売管理センター 32℃ 14:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 29.2℃ 13:50現在
さて、厳しい暑さが続いていますが、
道路脇の植物を見ると、秋の花が咲いていたり、実をつけた植物があったり、秋の気配を感じられるようになりました。
イタドリの花
エノコログサ
猫じゃらしとも言われますね。
ママコノシリヌグイ ピンボケですみません
ペルシカリア
ヒメムカシヨモギ
ナンバンハコベ(ツルセンノウ)
日本の在来種ですが、花の形が外国風なので南蛮という名前が付けられました。
アカネ
古くから根を煮出して草木染の染料として使われ、染めた色はと茜色と呼ばれます。
ワレモコウとトンボ
ゲンノショウコ
陽射しは強いですが、日照時間もだいぶ短くなってきたので、植物は敏感に感じ取っているんですね。
昆虫たちもしかりです。
通勤時に原村ペンションビレッジ内でみつけた花々です。
宿根アスター? ハナトラノオ
宿根ロベリア
今日のセンター
別荘地内のハンゴンソウの群生