四季の森ニュース

- 更新日2020年07月07日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雨が上がっていたのですが、四季の森に着いた途端降り出しました。
梅雨前線が停滞している影響で、天気は不安定です。
富士見町では倒木もあり、別荘地内では枝がたくさん落ちていましたので、
昨晩は風も吹いたようです。
今朝の八ヶ岳
今朝の西山(入笠山)方面
販売管理センター 21.5℃ 10:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.0℃ 10:50現在
朝からほとんど気温は変わっていません。
さて、ペンション線の村道ですが、ハイドランジア(アメリカノリノキ)"アナベル”の並木が見ごろになってきました。
まだ咲き始めの緑色の花が多いですが、だんだんと白く色づいてきました。
アナベルは、アメリカ原産の野生種であるワイルドホワイトハイドランジアを改良して作られた
園芸品種のアメリカアジサイです。
暑さ寒さにも強く、あまり手間がかからないので、人気の花木です。
アジサイは日陰でも育ちやすいのですが、
アナベルは太陽の光が大好きなので、日光に当てて育てると花色がより白く輝きます。
新梢咲きという、春に伸びた新芽の先に花芽を持つ性質がありますので、
新しい芽がでる3月頃までに剪定(切り戻し)が必要です。
アナベル並木は、第2ペンションビレッジのバス停付近から第1ペンションビレッジのバス停付近まで
およそ250mほど続いていて見ごたえがあります。
グリーンからホワイトへの花色の移り変わりもお楽しみください。
お散歩でも楽しめそうですね。
そして、
霧ヶ峰・車山・白樺湖周辺のニッコウキスゲですが、見頃になっているようです。
通勤途上でみつけたニッコウキスゲ
ニッコウキスゲはアブラムシがつきやすいです。
撮影した花にもアブラムシが・・・
近年、霧ヶ峰のニッコウキスゲは鹿による食害で花を減らしていますが、
電気柵などで仕切りを設けるなど、さまざまな工夫をしています。
群生したニッコウキスゲはとても素晴らしく、霧に霞む花も幻想的です。
機会がありましたら是非お出掛け下さい。
今日の四季の森 12時半撮影
青空も見えるのですが、上空の雨雲で薄暗くなっています。
- 更新日2020年07月05日
- カテゴリ四季の森だより
今日の四季の森は曇りです。
日は射してはいないのですが、雨が降ってくるような感じではありません。
販売管理センター 23.5℃ 13:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 20.4℃ 13:30現在
今朝の八ヶ岳
西山(入笠山)方面
今朝は、雲に覆われてはいますが富士山を見ることができました
さて、別荘地内や近隣の森では
夏なのに紅葉?
あちこちで、葉の一部が色づいた木を見かけることがあります。
気温の変動で秋と勘違いしたにしては、一部の葉しか紅葉していないので不可解に思っていたのですが・・・
調べてみますと、こうした葉は「わくらば(病葉または嫩葉)」と呼ばれ、俳句の夏の季語にもなっているようです。
昔からこうした現象はあったのですね。
「わくらば」とは、病害虫や風遠しの悪さなどで変色した葉、特に夏のうちに赤や黄色に色づいて垂れたり縮まった葉のこと、
また木の若葉という意味合いもあるようです。たぶん若葉には「嫩葉」の文字があてられるのでしょう。
サクラの木に病葉が多いような気がしますが、ナナカマドやモミジなど他の樹木でも見られます。
センターのナナカマド
一足早く紅葉して散っていく葉、「別れる葉」から「わくらば」と呼ばれるようになったという説もあるようです。
別荘地内で見つけた花
ナツツバキ ツルレンゲ
ウツギ スモークツリー
ウツボグサ ヒメフウロ
ミヤコワスレ ナワシロイチゴ
オオマツヨイグサ
昨晩は雨が降るとの予報だったのですが、晴れて月も見えたようです。
7月はいろいろと天体イベントがあるらしいのですが、
梅雨ということで、観測できるかはとても難しくなります。
昨晩は晴れたので、センタースタッフが撮影にチャレンジ。
左から土星、木星、月が並びました。
本日5日の宵から6日の明け方にかけては、満月になるので、満月と木星、土星との共演が楽しめます。
運よく晴れ間があるといいですね。
通勤途上では
カシワバアジサイが見ごろになってきました
今日のセンター
センターの出入口付近にクモが巣を張り、捕らえた獲物に接近中
糸が見えないので空中に浮いているようですね
14時半現在、晴れ間も出てきましたが、夜にはまた降り出す予報です。
- 更新日2020年07月04日
- カテゴリ四季の森だより
梅雨後半になり、災害になるほどの雨が各地で降っています。
今朝原村では、6時55分に大雨警報が出されました。
15時現在、雨は降ったり止んだりで推移していますが、また夕方から明日の朝にかけて大雨になるということです。
皆様どうぞお気をつけ下さい。
販売管理センター 21.5℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 18.2℃ 14:40現在
今朝の八ヶ岳
山頂は見えませんでした。
今朝のまるやち湖
さて、アジサイが見頃になっていますが、
信濃境駅周辺で撮影
同じ株でも色が青やピンクや紫のものがありますね。
どうしてなんでしょうか。
通常アジサイは、酸性の土壌では青くなり、中性またはアルカリ性なら赤くなると言われていますが、
株が大きくなると、根もたくさんになり、それぞれ根は生えている土壌の成分を吸収するので、
一部の土壌がアルカリ性だった場合、それが一部の花の色に反映されるのだそうです。
また、アジサイの別名は「七変化」です。
アジサイの色の変化は大きく分けて2つあります。
ひとつは土壌のphによる変化、そしてもうひとつは、長く開花していくうちにくすんだ色に変わっていくものです。
これは花の色素が少しずつ分解されておこる老化現象の一種なんだとか。
色も花も七変化のアジサイですね
ちなみに、ヤマアジサイの品種に「七変化」という種類があるそうです。
信濃境駅では
ホタルブクロも咲いていました
今日のセンター
16時現在小雨です。
これから夜遅くにかけて雨が激しく降ると予報されています。
- 更新日2020年07月02日
- カテゴリ四季の森だより
今日は梅雨の晴れ間ですね。
うっとうしい雨が続いていたので晴れ晴れした気分です。
気温も久しぶりに上がりました。
販売管理センター 24.5℃ 16:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.3℃ 16:00現在
今朝の八ヶ岳
今朝の西山(入笠山)方面
さて先日、スーパーではなく地元の野菜や総菜の小売店に行きました。
レジ横に、ザルに4個盛されたトマトがあったので、見ていましたら、顔見知りの店員さんが
「田辺のトマトが入荷したの。残り2カゴになっちゃったんだけど、美味しいわよ」
という宣伝文句に誘われ、スーパーと比べても高くなかったので買ってみました。
自宅へ帰って早速食べてみましたが、とても甘く美味しかったです。
4個買ったのですが、2個はお腹の中へ
諏訪市湖南(こなみ)の田辺(たんべ)という地区のトマトとキュウリは、諏訪地方では昔から美味しいと言われています。
農産物直売所やスーパー、小売店などで見かけましたら、是非お試し下さい。
トマトはナス科トマト属で、原産地は南米アンデス高地で、インカ帝国では既に栽培が行われていたようです。
日本へは江戸時代に伝わったのですが、当時はまだ観賞用で、食用として栽培されるようになったのは明治時代以降だということです。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」とか「トマトのある家に胃病なし」ということわざがあるように
トマトは栄養価も高く、生食でも加熱でも食べられる万能野菜です。
お尻(果頂部)に放射線状のスジが見えるものが甘みが強いとされていますので、選ぶ際のご参考に。
近隣の森では
キバナノヤマオダマキ
ヒメフウロ
ナワシロイチゴ
花弁が開かず咲く珍しい花です。
車で通過してしまうと見落としてしまうのですが、停車してみると何かしら可愛い花々を見つけられます。
我が家では
ベルガモットが見頃
そして、別のスタッフの自宅では
バラが見頃になっています(少し前の画像になります)
そしてもう一人のスタッフの自宅では、
ツバメが子育て中
黄色い水糸はカラス除けのためスタッフが張りました。
大切にされてますね
今日のセンター
- 更新日2020年07月01日
- カテゴリ四季の森だより
昨日の夜半に雨が激しく降り、原村には大雨警報が出されました。
朝、一時的に天気が回復したものの、午前中は時々外に出られないほど激しい雨が降りましたが、
13時を過ぎたあたりから、急に天気が回復し、青空も見えるようになってきました。
梅雨本番で、警報が出される事も多くなってきます。皆様どうぞご注意下さい。
今朝の八ヶ岳
販売管理センター 20.5℃ 13:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 18.4℃ 13:00現在
さて早いもので今日から7月ですね。
今日は半夏生です。
半夏生は、中国から伝わった暦「七十二候」のひとつですが、日本独自の暦「雑節」のひとつでもあります。
半夏生を含む「雑節」には、「節分」「彼岸」「八十八夜」「入梅」「土用」など9つあります。
農作業を行う上で重要な意味を持つ「雑節」の半夏生ですが、
半夏生を過ぎてからの田植えは、実りが十分でないため収穫にはつながらないということで、田植えの目安とされてきました。
そういえば、先週のことですが田植えをしている田んぼを見かけました。
半夏生前までにはと行っていたのでしょうか。
「七十二候」の半夏生は、半夏が生える時期といった意味合いがあります。
半夏とは、カラスビシャクと呼ばれる植物で、漢方に活用されています。
馴染みのない植物ですが、マムシグサと同じサトイモ科で、見た目もマムシグサのような姿をしています。
マムシグサ
実は、ドクダミ科のハンゲショウ(半夏生または半化粧)という植物もあるらしく、
マタタビのように花の季節に葉が化粧をしたように白く変わり、花が終わると緑色に戻るのだそうです。
日本では暖かい地方にしか分布しているようなので、四季の森周辺では見られません。
マタタビ
八ヶ岳農業実践大学校の通りをエコーライン方面に下っていくと、途中右側に上原山林間工業公園という看板を目にすることがあると思います。
地籍は原村ではなく茅野市玉川になります。
どんなところなのか、少し中を回ってみました。
製造業や運送業などの会社がいくつかある工業団地なのですが、
林間と名前の通り、林の中にゆとりをもって各会社が点在しているため、
とても静かで、まったく工業団地とは思えませんでした。
回っていると突然、
お城のような建物を発見です。
国立市を本店とする製造業の会社のようで、こちらは蓼科オフィスの事務所のようです。
工場とは思えません(笑)
そのすぐ近くには、
笹離宮という庭園があります。
同工業公園内に工場がある、クマザサの製品を扱う大和生物研究所という会社の運営になるようですが、120種類を超える笹の植物園です。
6000坪の敷地は、植物園エリア、数寄屋庭園エリアに分かれており、笹と合わせて季節ごとの花々を楽しむことができます。
実はこの庭園ですが、10月末までの今シーズンは入園料が無料となるということですよ。
開園日は金曜日から月曜日までの週4日間、入園時間は10時から16時までです。
無料の期間の短縮や、臨時休園などもありますので、ご興味のある方はホームページをご確認の上お出掛け下さい。
梅雨時期は草刈りも最盛期(立沢大規模水田地帯)
今日のセンター 12時半頃撮影
14時半現在、晴れ間も出てきました。これから天気は回復するようです。






