四季の森ニュース
- 更新日2023年06月25日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は湿度が高く、蒸し暑く感じました。
四季の森周辺は、気温が低いのでそれほどでもないのですが、
それでも身体を動かすと汗が噴き出すような状態でした。
八ケ岳方面
入笠山方面 低い雲が出ていて遠くの山々は全く見えません
まるやち湖もどんよりしています
ペンションビレッジ内ではハナキイチゴが咲いていました
さて、今日はそれほど気温は上がっていないのですが、
午前中は湿度が高く、蒸し暑く感じられました。
一般的に湿度〇%と言われているのは「相対湿度」と呼ばれる数値で、
空気中には気温ごとに水蒸気を含むことのできる量の限界(飽和水蒸気量)が決まっていて、
その限界までのうち何%が含んでいるかを示しています。
つまり、相対湿度とは空気中に含まれる「水蒸気の割合」のことです。
人間は汗をかいて体温調節を行っていますが、
湿度が高いと汗が蒸発できず、熱が体内にこもって熱中症が発生しやすくなります。
また、空気に水分量が多くなることで、体内に取り込む酸素量が減ってしまうため
息苦しさを感じたり、身体が重だるく感じることがあるそうです。
私も常々、梅雨時期は息苦しさを感じていたのですが、湿度が関係していたんですね。
蒸し暑さを数字で表した「不快指数」というものがあります。
湿度から不快指数を計算する場合、下記の計算式になるそうです。
0.81×気温+0.01×湿度×相対温度(0.99×気温-14.3)+46.3
ただし、体感する蒸し暑さは、代謝量、着衣量、熱放射、風(気流)などにも影響されるため、
目安として下さい。
梅雨も本格化してくる時期です。
不快指数も上がり、身体の不調も出てくるかもしれません。
服装調節や、機器などを上手に使って不快な梅雨時期を乗り切りましょう。
今朝、立沢大規模水田地帯で見つけました。
モズです。
モズは、モズ科モズ属に分類される鳥類です。
大きな頭と黒い過眼線、長い尾と鉤型になった嘴(くちばし)が特徴です。
本当に嘴(くちばし)が猛禽類のようですね。
他の鳥の真似をするのが上手く、漢字で「百舌鳥」と書き、100種類もの鳴き真似ができるのだとか。
聞いてみたいですね。
モズは、尖った枝などにバッタやカエルなどの獲物を串刺しにする
「モズの早贄(はやにえ)」という習性があることで知られています。
縄張りを誇示するためとか、脚が弱いからなどと諸説あるものの
どうして行うかというのは、いまだ解明されていないようです。
黒い線で目が見えないのが残念です
午後は、雲が少なくなり強い日差しが注いでいます。
湿度も朝から徐々に下がってきました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 23.6℃ 15:30現在 ※今日の最高気温
明日も雨の予報はありませんが、少し蒸し暑い気温・湿度になりそうです。
センター付近で、地面を歩き回っていたキセキレイですが、(6月18日撮影)
塗装のために組んだ足場のてっぺんがお気に召したようです。 ※昨夕撮影
エサも加えているので、子育て中なのかもしれません。
今朝も虫を咥えて定位置にとまっていました。
- 更新日2023年06月24日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、朝早くは雲が出て、このまま曇りが続くのかと思っていたら、
天気は回復して青空が見え、時々日差しも届くような本日です。
八ケ岳 撮影5分前には雲が多かったのですが、あっという間に雲がなくなりました
入笠山方面 雲は手前に浮かんでいる雲です
まるやち湖
村道ペンション線のアナベル
道路に近いところでは既に装飾花が咲き始めています
いよいよアナベルの季節ですね。
通勤途上では、
クリの花が咲き始めていました
咲き始めたばかりですが、近づくと生臭い匂いがします
まだ雌花は咲いていないようでした。
これから栗花粉が増えていきます。
今日の別荘地内です。
からまつ平
エゴノキ ミヤマガマズミ
マムシグサ
しらかば平
アオダモの翼果 ウコギ
ヤグルマソウ
ブルーベリーの実 ウツギ(終盤です)
シャラノキが咲き始めました
こけもも平
ヤマブドウの雄花
ヤマウルシの花
青空
午後も晴れてはいますが、雲も多く、太陽は見え隠れしています。
夕方、雲が広がってきましたので、夕方から夜にかけて雨がぱらつく可能性があります。
こけもも平(標高1500m)観測データ 20.6℃ 14:50現在 ※今日の最高気温
こけもも平でも20度を超えました。
湿度が高いので、気温が上がるとムシムシした感じになります。
明日も梅雨の中休みが続くようです。
雨の少ない週末でよかったですね。
昨日の夕方、我が家のバラの中に・・・
またまたアマガエルを発見しました
満足げな顔にほっこりしましたが、そろそろこの花は散りそうなんですが(笑)
暖かいから入り込むのでしょうか
- 更新日2023年06月22日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雨が降り続いています。
午前中は強く降る時間帯もあったり、午後になっても止み間がなく
まとまった雨になっています。
朝から気温がほとんど上がらない梅雨寒で、
せっかく昼が長い時期にも関わらず、日中も薄暗い本日です。
深山地区環境保全林
今朝は眺望がありませんので、保全林付近を撮影してみました。
エコーラインから上側は少し霧が出ています。
採草地では、ロールベールラップサイロが出来上がっていました
まるやち湖
カルガモ
ペンションビレッジ「ふれあい遊歩道」沿いのヤマボウシの総苞片も真っ白になりました
花つきがいいですね。
ヤマボウシは種類がいろいろあるので、花の大きさや咲き方が違っています。
こちら総苞片に赤い縁取りがあってとても綺麗です。
真ん中の花の部分も咲き始めています。
ペンション街ロータリーの花壇のシモツケがだいぶ咲いていました
シモツケは、バラ科シモツケ属の落葉低木で、日本から中国にかけて分布しています。
名前の由来は、下野の国(現在の栃木県)で最初に発見されたことから命名されています。
同じバラ科シモツケソウ属のシモツケソウとよく似ていますが、
区別するため、シモツケを「木下野(キシモツケ)」と呼び、
シモツケソウを「草下野(クサシモツケ)」と呼ぶことがあります。
シモツケとシモツケソウの違いは、呼び名の通り木と草なのですが、葉でも区別がつきます。
葉先が尖った卵型で葉の縁がギザギザしているのがシモツケ、
5~7の掌状に深裂している葉がシモツケソウです。
ちなみに、シモツケソウはキョウガノコとよく似てるため、
難しいのがこの二つの違いです。
葉も同じようなので見分けがつかないと思っていたのですが、
調べてみますと、シモツケソウにはトゲがあり、キョウガノコにはトゲがないそうです。
皆様も観察してみて下さい。
シモツケは変異が多く、花色も濃いものから薄いもの、白花もあります。
葉の色や形、毛の多少なども違い、多くの品種が登録されています。
梅雨のお庭を明るく彩ってくれる花ですね。
さて先週末、スタッフは安曇野市の「玉ねぎ祭り」に行ってきたそうです。
安曇野市の豊科地区や堀金地区は玉ねぎの産地で、
玉ねぎの収穫時期の6月に新鮮な玉ねぎを収穫して持ち帰る「玉ねぎ祭り」を毎年開催しています。
玉ねぎの収穫
1袋2500円で通常20kgが入る袋をもらい、収穫した玉ねぎを詰めていきます。
スーパーの詰め放題の腕が試されますね(笑)
スタッフが収穫後に計ってみると、25kgあったそうです。
車に乗せて終了です。
スタッフはお友達の分を含め3袋、頑張りました。
お祭りは先週末だけでしたので、皆様、来年は是非チャレンジしてみて下さい。
通勤途上では、アジサイが美しい色合いになっていました。
同じ色も美しいですし、
1株でいくつもの色が楽しめるのもいいですね。
雨の日はより美しく色を感じられます。
まだ別荘地内や周辺では見られませんが、これから咲き始めます。
村道沿いのアナベルも楽しみですね。
午後も雨は続いています。
予報によりますと雨は夕方までとなりそうなので、あと少しの我慢です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 12.6℃ 13:30現在
朝の最低気温が11.2度(10時)でしたが、今日は1.4度しか上がっていません。
どうぞ暖かくしてお過ごし下さい。
今日のセンター
とても鮮やかに色づいたオオヤマザクラの病葉(わくらば)
「病葉」は夏の季語だそうです
- 更新日2023年06月21日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は少し雲が出ていましたが、すぐに晴れてきました。
八ケ岳
入笠山方面
通勤途上では、
ジャガイモ(馬鈴薯)の花があちこちの畑で見られました。
花は、白や薄紫、青紫、赤紫などがあり、品種によって花の色が違います。
花茎の先端に複数の花がまとまって咲いているのでとても可愛らしいです。
ジャガイモ畑の近くにはアスチルベも咲き始めていました
こんなに細かい花が集まって咲いています。
アスチルベは、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。
まだ白色の花しか咲いていませんでしたが、徐々に他の色も咲き始めます。
まるやち湖
さて、今日は二十四節気の「夏至」です。
日の出から日の入までの時間が最も長い日ということになります。
同じ日本でも、緯度によって昼の時間が変わってきます。
原村は、日の出が4時31分、日の入が19時07分で昼が14時間36分ほどになりますが、
沖縄県那覇市は、日の出が5時36分、日の入が19時24分(13時間47分)、
北海道札幌市は、日の出が3時55分、日の入が19時17分(15時間22分)と
札幌のほうが1時間半ほど昼が長くなります。
原村はちょうど札幌と那覇の中間程の長さですね。
北に行くほど昼が長くなり、北極付近では一日中太陽が沈まない白夜、
南極付近では一日中太陽が昇らない極夜となります。
今日の別荘地内の様子です。
からまつ平
アケボノフウロ
しらかば平
イボタノキ
キショウブ
こけもも平
カンボク
ミヤコグサ
夕方になり雲が空全体を覆ってきましたが、まだ明るい曇りです。
雨は明日になってから降り出すとの予報です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.3℃ 13:00現在 ※今日の最高気温
風が少し出てきました。冷たい風です。
明日は雨で気温も上がらないようなので、気温差にどうぞご注意下さい。
こけもも平でシカに遭遇しましたが、今日は群れでなく1頭だけでした
- 更新日2023年06月18日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は薄い雲が空全体に広がっていましたが朝だけで、
日中は回復して強い日差しが届いています。
梅雨の中休みのようです。
八ケ岳
入笠山方面
富士山も北アルプスも見えていましたが、薄雲でぼんやりしていました。
水田に何がうごめくものが・・・
カルガモです。
調べてみたところ、水田のカモ被害というのがあるそうで、
特にカルガモは留鳥のため、田植えが終わったばかりの頃、
苗が食べられたり、泳ぐことで苗を倒されてしまう被害があるようです。
今は苗がだいぶ育ってきているので大丈夫そうですね。
カモはヒエなどの雑草の種を食べて除草の手助けをしてくれたり、
水田内の泥をかき回して肥料の効果を高めてくれたり、いいこともあるようです。
アイガモを使った「合鴨農法」で減農薬や無農薬栽培をする稲作方法もありますので、
農家の方は複雑な心境なのかもしれません。
まるやち湖
村道ペンション線沿いのアナベルは、まだ花は咲いていませんが
だいぶ花芽が上がってきています。
アナベルの美しい季節ももうすぐです
さて、通勤途上の森の中で見つけました。
ヤグルマソウ
ヤグルマソウは、ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草です。
北海道西南部から本州、朝鮮に分布し、広葉樹林下のやや湿った場所で見られます。
地下茎があるため群落を形成することが多いようです。
葉がうまく写っていないのですが、
葉の形が、鯉のぼりの先端のくるくる回る矢車に似ていることから名付けられています。
長い花茎にたくさんの小さな白い花をつけています。
キク科のヤグルマギクも「ヤグルマソウ」という名前で流通していることも多いのですが、
全く別の種類になります。
ヤグルマソウを育てている山荘も別荘地内にありますが、まだ咲いていないようです。
お散歩で探してみて下さいね。
センター周辺で見つけた草花です。
カスミザクラの実
マムシグサ
ウバユリ 咲くのが楽しみです
キバナノヤマオダマキ
ヤマボウシ
いよいよシモツケが咲き始めました
まだアスファルト近くの暖かな場所だけですが、
これから別荘地内のあちこちで見られます。
午後も日差しが届いて暑くなり、
こけもも平でも今日は25度を超えました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.7℃ 15:00現在 ※今日の最高気温
明日も晴れの天気が続きそうです。
暑くなりますので水分補給をお忘れなく。
今日のセンター
ヒメバラモミの虫こぶ