四季の森ニュース
- 更新日2024年02月14日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は晴れた割には冷え込みは緩んだものの、
冷たい風が吹いていて、気温とは裏腹に体感気温は非常に寒く感じました。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山
北アルプス
周辺道路は雪解けが進んできましたが、除雪をしていない脇道などは、
入口付近に除雪された雪が積み上がっていていまだに通行できないところもあります。
まるやち湖
さて、今日は「バレンタインデー」ですね。
お店に行くと、チョコレートの特設売り場があり、
田舎ではなかなか手に入りにくいチョコレートがあったり、
バレンタイン限定商品があったり、チョコレート好きな私には非常に目の毒となっております(笑)
チョコレートの原料となるカカオですが、
カカオの木が育つのは赤道を挟んで北・南緯20度の間の高温多湿な地域に限られます。
現在は中南米、アフリカ中西部、インド西部、東南アジアが主な原産地となっていますが、
チョコレートを食物としたのはメキシコが最初だとされています。
13~16世紀に栄えたアステカ帝国では、カカオ豆は神が人間に与えた賜物として尊び、
薬や通貨としても用いられていたそうです。
当時は、甘いお菓子の原料として使われるのではなく、
苦くスパイシーな強壮の薬(飲み物)だったようです。
スペイン人が中南米を征服した後、カカオ豆がヨーロッパにもたらされ、
当初は飲み物としていたものの、次第にチョコレート菓子やデザートとしても
楽しまれるようになっていきました。
日本にチョコレートが伝わったのは江戸時代初期と言われています。
チョコレートを最初に食べた日本人は、慶長18(1613)年、
慶長遣欧使節の正使としてスペインに渡った仙台藩士・支倉常長だったと言われています。
その後日本に伝わったチョコレートですが、
「長崎寄合町諸事書上控帳」(長崎の遊女の貰い品目)に「しょくらあと」として登場しています。
日本で最初にチョコレートを食べたのは遊女だったんですね。
美味しいチョコレートを食べたくなってきました。
今では様々なチョコレートが作られていますので、お気に入りを見つけて下さい。
今日もリスが可愛い姿を見せてくれました。
今朝は、立場林道との間の林の中にいました(真ん中)
立てかけてあるほだ木の上に乗ってじっとしています
このまま、エサ台には来ないのかと思っていたのですが、
ふと見るとエサ台にリスの姿がありました
その後も何度か林とエサ台を行き来していました
撮影に気付いたようですね
シジュウカラ
リスがひまわりの種を食べ、シジュウカラがクルミを食べています(笑)
昨日ですが、スタッフが入笠山へ登ってきました。
最高のお天気でしたね
富士山
八ヶ岳 一番高いのが赤岳です
ゴンドラを使えば冬山でも気軽に行けるのが入笠山の魅力です。
午後になり少しずつ雲が広がってきて、夕方には日差しもなくなりました。
ただ、気温は高めでこけもも平でも10度を超えました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 11.5℃ 14:00現在
天気は下り坂ですが、今夜から明日の朝までは晴れ間もあるようです。
明日の夕方からは雨が降り出し、明後日の朝は雪に変わる予報も出されていますが、
気温は比較的高めに推移しそうです。
今日のセンター 13時過撮影
昨日の夕暮れ
日が伸びて、帰宅時間がちょうどマジックアワーの時間です
- 更新日2024年02月13日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も意外と冷え込みました。
こけもも平での最低気温は-6.1度(4時)でしたが、
村中心部の原村観測所は-8.9度(5時55分)を記録しています。
今日は雲ひとつない快晴で、日差しが強く気温はぐんぐん上昇してきました。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山 採草地に足跡がたくさん見られますが、何が行き来しているんでしょうね
まるやち湖
さて、今日は「苗字制定記念日」だそうです。
1875(明治8)年2月13日に、明治政府が「平民苗字必称義務令」を布告し、
すべての国民に姓を名乗ることを義務化したことにちなんだ記念日です。
それまでは、貴族、武士、士族、ごく一部の国民だけに苗字が許されていましたが、
1870(明治3)年に出された「平民苗字許可令」を機に
一般国民苗字を持つことが可能になりました。
ただ当時は、読み書きが不得手の人が多く、
苗字を持つと税金を余計に課せられるのではないかなどと警戒して
苗字をつける人は少なかったため、その後義務化されることになりました。
「みょうじ」は「苗字」と「名字」という漢字が使われることがありますが、
「苗字」というのは、江戸時代に稲の苗になぞらえ、
家系が長く続くようにという意味合いからつけられたもの、
「名字」は、平安時代中期に自分の住む地名にちなんでつけられたもので、
どちらを使っても間違いではないそうです。
ただ、常用漢字としては「名字」が採用されていますので、
こちらのほうが一般的なのかもしれませんね。
急に姓が義務化され、当時の方はどんな名字にするのかとても苦労されたのではないでしょうか。
自分の姓がどうやってつけられたのか想像してみるのも楽しいですね。
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
からまつ平
しらかば平
しらかば平
こけもも平 最高地点付近は昨日の朝の雪が残っていました
路面もまだ真っ白です
こけもも平 奥の左側に尖って見える雪山は・・・
かまくらではなくトンネルになっていました
雪遊びが楽しそうです
センターの倉庫脇は屋根から落ちる雪解け水が凍ってスケートリンクのようになってしまいました
倉庫の屋根は雪庇がせり出して下を通るのは危険です
午前中、少し外出しました。
南八ヶ岳 原村こひつじ幼稚園付近から撮影
北八ヶ岳
払沢区憩いの広場 わらにょうと八ヶ岳
諏訪盆地と北アルプス
日中は気温が上昇し、春の陽気になりました。
道路の雪もだいぶ解けています。
こけもも平(標高1500m)観測データ 9.1℃ 13:50現在
こけもも平でも10度に届きそうなほど気温が上がりました。
センター付近は10度を超えたかもしれませんね。
明日はもっと気温が上がる見込みです。
今日のセンター 15時半過撮影
ヤマガラとコガラ
シジュウカラ
シメは地面にいました(笑)
- 更新日2024年02月12日
- カテゴリ四季の森だより
朝は起きて外を見ると道路が少し白くなっていました。
積雪というほどではなかったのですが、未明から朝にかけて雪が舞ったようです。
気温も意外と低く、未明は-8.3度(0時)、朝方は-6.7度(4時)を記録しています。
水田地帯の道路 薄っすらと積雪が見られ、八ヶ岳はまだ雲に隠れていました
入笠山方面 青空も見えはじめ天気は回復傾向です
富士山は手前の雲で霞んでいます
まるやち湖から上はまだ細かな雪が降っていました
センター付近は足跡がつく程度、1cmにも満たないくらいで、こけもも平も1cm程の積雪でした
晴れてくれば一瞬で消えてしまうでしょう
さて、今日は初午(はつうま)です。
「初午」は2月最初の午(うま)の日で、
その日に行われる各地の稲荷神社のお祭りのことでもあります。
「お稲荷さん」として親しまれている稲荷神社は、
五穀豊穣の神様で、豊作、畜産奨励、商売繁盛、家内安全、厄払いなど
祈願するお祭りが「初午祭」です。
初午は、和銅4年(711年)の初午の日に、
穀物の神様(稲荷大神)が稲荷山(伊奈利山)に降臨した日だと言われています。
降臨した日に「初午祭」が催され、神様は伏見稲荷大社へ祀られるようになり、
各地でお祭りが行われるようになったそうです。
そして、初午の日に食べるいなり寿司のことを「初午いなり」といい、
最近ではお店でもいなり寿司が売られているのを目にします。
稲荷神社は、農業神であるため農作物を荒らすネズミを食べてくれる狐を崇め、
白狐が神の使いと祀られています。
その狐の大好物が油揚げと考えられていたため、お供えとされてきました。
油揚げを使った料理を「稲荷」と呼ぶようになり、
油揚げの中に酢飯を入れたものを「いなり寿司」と呼んで、
初午の日にいなり寿司をいただくようになったと言われています。
実はちょっとグロテスクな話で申し訳ありませんが、
狐が好きな油揚げ、これはもともと豆腐を揚げたものではありませんでした。
地域によって狐の巣穴の前に、狐の好物であるネズミを揚げた
「ネズミの油揚げ」を置いておく習慣があったそうですが、
仏教の伝来とともに肉食や殺生がよくないという思想が広まったことで
豆腐を揚げる「油揚げ」に変わったと言われております。
今日はエサ台にリスがやってきました。
雪が残る林の中から登場です(笑)
足が冷たそうですね
鳥と比べると大きいですが、こうして地面に降りているととても小さく感じます
日陰で表情がはっきりしません
夢中で食べています
エサ台に置いてあるひまわりの種も食べていきました
途中人が通ったりして何度か中座したのですが、今日は何度もやってきました。
シジュウカラ
シメ
リスがいなくなってから野鳥もやってきました
朝はまだ雪が降っていましたが、
9時頃から天気が回復し、午前中から晴れました。
ただ、日差しが強いので暖かそうだと思って外に出てみると、
風が冷たく、凍えるような寒さです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 1.3℃ 14:30現在
暖かくなるのは明日からのようです。
今日のセンター 13時頃撮影
立場林道 路面の雪もだいぶ解けました
つららが1m程成長しました
- 更新日2024年02月10日
- カテゴリ四季の森だより
冬晴れの本日、今朝も冷え込みました。
こけもも平は-8.3度(6時50分)、気象庁の原村観測所は-10.0度(6時29分)でした。
道路は少しずつ雪が解けて、走行しやすくなってきましたが、
まだ凍結している部分も多く、調子よくスピードを上げてしまうと
突然凍結路になり急ブレーキを踏んでスリップしやすくなりますので
どうぞご注意下さい。
今朝の八ヶ岳 エコーライン沿いで撮影
今朝の富士山は、山頂が少しだけ見えている状態でした
今朝はまるやち湖へ立ち寄ってみました。
駐車場の除雪はされていなかったものの、凍結はしていませんでした。
ただ、積雪したままの部分と、車両で圧雪された部分とが混在しています。
湖の周りの遊歩道は人が通れるだけ除雪が行われていました
ガマの穂にシジュウカラがいました
種を食べているんですね
さて、今日から3連休ですね。
生憎、まだ雪が多く残っていますので、
今年はご来荘の方が少ないようにも感じますが、
まだ初日ですので、これから増えてくるのかもしれませんね。
これからという皆様は、どうぞお気をつけてお越し下さい。
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
別荘地内は、路肩には除雪した雪があり道幅が非常に狭くなっていますので、
対向車などに気を付けて運転をお願いします。
からまつ平
からまつ平
山荘のつらら
シカの足跡
しらかば平
しらかば平
蓼科山、北横岳 車山
こけもも平
こけもも平
北アルプス
今日のエサ台も野鳥がやってきました。
いつもは種を咥えるとすぐに飛び立ち安全な場所で食べているシジュウカラですが、
クルミがあるせいか、とても長くエサ台に留まっています。
リスのために置いたクルミまで食べています(笑)
そういえば、最近リスの姿を見ていないので寂しいです
ヤマガラ エサ台が混雑していると下で待機しています
午後から雲が増えたものの、日中はこけもも平でもプラスの気温になりました。
夕方には空一面が雲で覆われてきました。
もしかすると一時的に雪が舞う可能性もあります。
こけもも平(標高1500m)観測データ 2.5℃ 13:50現在
ただ、明朝には晴れて、日中は今日と同じような気温まで上がる見込みです。
今日のセンター 13時頃撮影
寒さのせいか屋根の雪が一部残ったままです
- 更新日2024年02月08日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も冷え込みました。
こけもも平は-11.0度(7時)を記録しています。
気象庁の原村観測所の気温も-11.1度(7時16分)で、ほぼ同じでした。
道路状況が悪く、八ヶ岳エコーラインは固く凍結した雪がガタガタで、
タイヤがとられて非常に運転し難いです。
日中も少し外出したのですが、
雪が解けてシャーベット状になり、非常に滑りやすく、
それが跳ね上がって、車のボディやガラスがすぐに汚れてしまいます。
週末ご来荘のご予定の方は、
しばらくは同じような状態が続くと思われますのでご注意下さい。
南アルプスと雲海
さて今朝は、富士見町と原村の境の富士山スポットは除雪してあったので
よし富士山を撮ろうとカメラを構えると、なんと富士山は見えませんでした(笑)
また今朝は雲海が発生していたのですが、
富士見パノラマスキー場辺りから雲海の位置が急に上がって西側の山々は見えませんでした。
今朝の八ヶ岳 八ヶ岳エコーラインからの撮影です
さて、今日は「事納め」「事始め」の日です。
年神様を迎える準備「事始め」は12月8日で、後片付けすべてを納めるのが2月8日「事納め」です。
神様に関する一連の行事が終ると、春を迎え田畑を耕す時期となり、
人々の営み(農業)が始まる「事始め」が2月8日です。
神様の「事納め」、人の「事始め」が同じ日なんですね。
12月8日と2月8日のことをあわせて「事八日」と呼び、
この日に「お事汁」という具沢山のみそ汁を作っていただく地域があるようです。
これは無病息災や五穀豊穣を願っていただくもので、
具材には厳密な決まり事はありませんが、
魔除けになるとされる「小豆」を始め、6種類の具を使うそうです。
具沢山で栄養豊富で、身体を温めるので、この時期にはぴったりですね。
暮らしの節目の日の行事食を楽しんでみてはいかがですか。
昼頃、少し外出した際にこひつじ幼稚園付近から撮影しました。
八ヶ岳(天狗岳~編笠山)
蓼科山、北横岳
諏訪盆地 市街地もまだ真っ白です
北アルプスは朝はよく見えていたのですが、昼頃は雲が出ていました
八ヶ岳ブルーの空と一面の雪原が綺麗でした
午後も晴天が続きましたが、夕方になり少し霞んできました。
諏訪地方の「事始め」はまだ先ですが、
日差しも春めいてきたように感じます。
こけももも平(標高1500m)観測データ -0.4 14:10現在
こけもも平は今日も真冬日でしたが、
今日もあまり風がないので、外に出てもそれほど寒くありませんでした。
明朝は雲が多めですが、日中は晴れの予報です。
今日のセンター 14時頃撮影